6歳、年長さんの娘が、年少さんの頃から好きなシゲリカツヒコさんが絵を描かれている絵本です。

 

絵を見て一発で、「これまだ読んでない!!!借りる!!」となっていました。

 

 

しりとり絵本です。

 

しりとりの絵本と言えば、

「しりとりのだいすきなおうさま」中村翔子

 

「しりとりしましょ!」さいとうしのぶ

 

「おえかきしりとり」新井洋行・鈴木のりたけ・高畠那生・よしながこうたく

 

みたいな大御所がすぐに思い浮かびますが、この絵本も私の中でのベスト入りしました。

 

風が強いから待っていてね、と言って出かけていったお母さん。

お留守番をしている姉弟は、家の中でしりとりをして待っていることにします。

なぜか窓の外では、ふたりがしりとりで口にしたものが、つぎつぎに風で飛ばされていきます。

そのことに、ぜんぜん気づかないふたり。

ついには「うち」まで風に飛ばされ、はるか宇宙へ。窓の外では「ちきゅう」が風に飛ばされ、宇宙空間には、買い物に行ったはずの、お母さんが!?

 

昼田弥子さんの発想と、圧倒的画力のシゲリカツヒコさんが素晴らしい組み合わせになって、文章が絵を、絵が文章を引き立て合ってます。