“学童っ子”たちのこんな顔(^-^)b

“学童っ子”たちのこんな顔(^-^)b

~~ Working Mom にエール!!! ~~  ウチの娘たちが放課後を過ごしてきた“学童保育クラブ”のお話です。いっぱ~い遊んで、泣いたり笑ったり、学んだことを書きたいと思います。          

学童保育クラブ、通称“学童”は、両親が共働きをしているなどの理由で、保護者が在宅していない家庭の小学生が、放課後を過ごす場所です。

“学童”では年齢の異なる子供たちと指導員の先生方が、大きな家族のように毎日を過ごしています。


このブログは実際のエピソードに基づいておりますが、子どもたちのプライバシーに配慮して仮名を使用しています。
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新年初日鏡餅

陽射し晴れはたっぷりなのだけれど、空気がすこぶる冷たい雪の結晶…という午後…

突如、“学童”の保育室に悲鳴があがりました。


んぐあぁ~ ∑(゚Д゚)

いやぁ~ ヽ(*'0'*)ツ


えぇ~、えぇ~、え~ぇ? ヽ((◎д◎ ))ゝ

ふぅ…あぁ… (+_+)

よく聞くとため息も…。


「もうっパンチ! まったくぅ、遥ったらぁパンチ!パンチ!

3年生のケイちゃんがおかんむり。


テーブルの上に、数枚のトランプとらんぷが散らばっています。

只今、トランプタワーの建築中、全8段108枚に挑戦しており、息をするのも我慢して(笑)一点集中。

そこへ、吸い寄せられるかのようにやって来たのが、遥くん(2年生)でした。

心のおもむくまま、スゥっと人差し指をタワーに向けたところ、パタパタとトランプが倒れてしまいました。

(*゚ー゚)ゞポリポリ



「大丈夫、大丈夫、上の3段だけだもん、続きいくよぉ」

真美子(高1)がの部分を作り、ケイちゃんが慎重に屋根を乗せる…

                                 _____

    /\   /\                    /\   /\

  /   \/   \                 /   \/   \


あと一息っ…というところで、再び、遥くんの登場。
ちょんっと指先でタワーの端っこに触れた…


( ̄□ ̄;)!!


んぐあぁ~ ∑(゚Д゚)

いやぁ~ ヽ(*'0'*)ツ

きャぁ~っ ∑(゚Д゚)


あまりに自然な動きだったもんで、誰も止める間が無かったのよねぇ。







年の瀬は慌しい…と焦っているのは大人たちばかり、

12月の“学童”は、クリスマスプレゼントでわくわくし、お正月鏡餅を心待ちにしている(本当に待っているのはお年玉か!?)子どもたちであふれています。


今日は“おもちゃの買出し”に高学年たちが出かけました。

購入資金は、秋に行われた福祉まつりの売り上げです。

まつりでは、保護者がカレー・焼きそば・フリーマーケット・ストラックアウト etc…のお店を出店し、少しでも“学童”の運営資金を稼ごうと頑張ります。

子どもたちも、1~2ヶ月の間にさまざまな小物を作り、小さなバザーを行いました。

子ども手作りのお店は別会計で、その売り上げが冬休み恒例の“おもちゃの買出し”に当てられるのです。


買出し先は、S町のトイザラス。

バスと地下鉄を乗り継いで行かなくてはなりませんが、高学年ばかりなので大丈夫グッド!

乗り物内でフラフラしたり、騒いだりすることもなくマナーだってバッチリです。

(゚ー゚; タブンネ




「バッティングマシンが欲しいっ!!
各自が店内を物色した後いったん外のベンチに集まり直し、購入おもちゃ選択会議(笑)を始めたところ、5年生の洸くんが口を開きました。

隣の舷基くんも激しく同意。

“学童”には地域の野球チームに所属する子も多く、彼らにとってバッティングマシンはたいへん魅力的…。

ところが、


「えぇ~っ、たっか~いよドンッ

「そんなの、野球やんない子にはゼ・ン・ゼ・ン関係ないじゃんっパンチ!
女子チームの一斉攻撃に遭ってしまいました。


確かに、バッティングマシンは今回の予算の半額にもなる高額商品、ここは思案の為所です。


「じゃさ、トスマシンってあっただろ?そっちにしたらどうかな?」

トスマシンならバッティングマシンよりも安いから、と指導員が助け舟を出しましたが、野球小僧くんたちも譲れない様子です。



…喧々諤々…

小学生グループが真剣に話し合っている姿は、歳末の繁華街ではちょっと浮いていたかも…(とは、引率に借り出された高校生の真美子の言です…)。

…喧々諤々…



長い話し合いの結果、


今年の“おもちゃの買出し”の目玉商品は、ポケモン人生ゲームとなりましたクラッカークラッカー

『春になって新1年生が入って来た時に喜んでくれそうなもの』というのが購入理由です。

普通の人生ゲームなら安いのだけれど、ポケモン版にすると予算の半額近くになってしまう…

『でも、やっぱポケモンでしょ、1年生にはグッド!』と決めたのだそうです。

(≡^∇^≡)



はてなマーク、バッティングマシンはてなマーク


バッティングマシンは、トスマシンに変更しました。

(^~^)


その他にも、予算いっぱいいっぱいまで、細かなおもちゃを買い出して、意気揚々と高学年たちは“学童”に帰りました。

“学童”でおやつが待ってるよぉ音譜


自分たちが稼いだお金で買ったおもちゃ、

高学年たちが一生懸命考えて選んでくれたおもちゃ、

年に1回しかもらえない新しいおもちゃ、

丁寧に使って片付けて、大事にできる…できるはず…できるといいね…できるようにしようよ…。

σ(^_^;)


(出来なきゃできないで、できなかった時にはどうしたらいいのか、また1つ1つ話し合って考えていくんですけどね、“学童っ子”って。)


暑~い夏晴れ

お弁当を終えた後は、低学年のお昼寝タイムです。

とは言え、簡単には眠れない子も居るわけで、そんな子たちのために、傍らでは本本の読み聞かせ。

この夏、ウケたお話は「怪談レストラン」おばけシリーズです。

余計に眠れなくなりそうな気もするけれどwww


高学年も食後は小休憩、読書やあまり大騒ぎしない室内遊びが中心となります。

たとえば、ジェンガジェンガ

これです→ジェンガ (ウィキペディアより)

まず最初に、大学生バイトのシン兄が、最下段の真ん中のパーツを抜き取りました。ここ→ジェンガ2

わざと不安定な形に持ち込んで、ゲームを盛り上げる王道の手段といったところ。


次に、手を伸ばしたのが1年生の爽くん(1年生なのに、昼寝はいいのかい?)。

とたんに、大学生の啓介兄がストップをかけました。


「待てッ、待てぇ~!」

爽くんが抜こうとしていたのは、シン兄と同じく最下段の端っこ。ここ→ジェンガ3


「オマエ、よ~く考えろぉ。」


「…重くて…、抜けない…。」


啓介兄の制止の意味はイマイチ分からなかったけれど、とにかく断念。

そりゃぁ抜けないでしょうよ。

抜けなくて良かった…、開始3秒でゲームセットになるとこでした。

A=´、`=)ゞ