駆け抜けてみせる!


四月大歌舞伎

四季〜秋 砧


夫に捨てられた悔しさの砧ではなく出征中の夫を想う妻の心情を描いた李白による『子夜呉歌』を素材にした作品なのだそうです。だから華風な雰囲気?(着物の知識の無さぶり)ぐんと古風めいたあわれな美しさでした。


孝太郎さんの姿に何故か折口信夫『死者の書』を連想していました。一心な姿のためかな。孝太郎さんはこの舞踊一人きり歌舞伎座の舞台のうえ見応えのある景色と成していました。


孝太郎さんにももっと出番欲しかったですね。充実したお姿でした😌