すごく久しぶりになりますね~
街はすっかり秋の空気ですね

なんだか、宮城から帰って来て
もちろんコンサートは素敵で楽しくて…

だったのですが、
周りの方に宮城のお話をしたり、お土産を渡す時に宮城での地元の方やお店の方たちとのたわいもないやりとりを思い出して…
今、私が感じた事そのまま記しておきます。

その時は私もコンサートで浮かれていて何気ない世間話だったのですが…

夜、夕飯を食べようと入った居酒屋さんで

私たちが、関西弁バリバリなので観光客だと気がつかれた大将が

『ここのお店は新潟が本店で、材料等も新潟からほとんど調達してるんですよ』

と。

また、
宿泊したホテルの前の商店街でマルシェが開催されており、新鮮なりんご、もも、ぶどう、野菜等美味しそうなものがいっぱいあって、
私たちは桃を売っていた農家さんからダンボールをいただき、たくさんの農産物を買って家に送ったのですが、
その時の農家の方、屋台ごとに違うお店の方なんだけど皆さん
『この桃は山形から持ってきてるやつだからね~大丈夫よ』

とか

『これ、畑は山形だから』
とか
わかめを売ってる方も
『このわかめは採れた場所、仙台のこの上の方の湾の向こうだから』

その時は本当に産地を教えてくれてると…

おバカな私は
そーなんですかぁ~
なんて、聞いて喜んで夕飯食べたり、買い物しちゃって、

帰って来て人にお土産として渡す時に
その時の会話やエピソードを話していて

ハッと、あの会話は
そーゆーナイーブな事だった事に気付いた(´・-・。)

正直、自分が全て気にしません!と胸を張って言えるのかと言われたら、Yesと言える自信がありません。
だからと言って全て調べて買い物するのかと言われたらそうでもありません。
でも、本当は私みたいな、こだわりはありません…と、一見そう見える人の方が世間の評判で動いてしまう、風評被害の加害者になってしまうのかもしれない…と。

かっこつけたいわけではないけど、あまり神経質になってる人の事もうまく理解できないし、だからと言って全て気にしません!と思っていないのに口ではそう言えるほど偽善者にも、なれない。

自分の考えが本当になかった事に気付き、そんな私のような考えの人たちに翻弄されながらそれでも農産物を大切に育てて出荷してらっしゃる方たちと直接お話できた事、そこから何かを感じてうまく文章にできないけど記しておこうと思った事。

こんな当たり前の事に
家に帰ってから気付いたおバカな私。

私が触れた今回の事は
あのテレビなどで報道されたような被害にあわれた方たちの復興への道のりの氷山の一角なんだろうなぁと。
テレビで見て、大変な事はすごく分かってるつもりで募金とかもしたり
何かできる事を…なんて

百聞は一見にしかず

いや、まだ全て見たわけでは無いので本当の意味で一見は出来ませんでしたが

そこに行ってそこに触れ感じてそれが全てなんだなと。

そこからはじめて考えたりできるのかもしれないと。


こんな当たり前の事にすぐに気づけなかった私を

宮城に招いてくれてありがとう
嵐さん。

果てない空

ずっと忘れません。

私に文章力が、もっとあれば
うまく伝える事ができるのになぁ…

すぐに行動はできなくても
まずしっかり考えて、自分の考えを持って自分なりに何かできる事を考えていこうと、改めて少し深い部分まで思えるようになったと思います。

もう4年、まだ、4年….です。