土曜日地域のお祭りのお手伝いに行きました。
地元の自治会が、地域のふれあいのために
始めたお祭りです。
コミュニケーションをはかり、防犯にも役立てよう!と
始まりました。
今年は10年目。節目です。
メインは、小学生の子ども達です。
お祭りが始まったのはいいのですが、
始まりのあいさつが・・・・・
節目なもので・・・・・・
来賓を含め8人ほどのごあいさつがあり、
なんと、25分間炎天下でおこなわれました(汗)
お預け状態が、25分。
小さな子ども達もよくがんばってました♡
えらいな~~~~。
それにしても、暑かった!
その挨拶の中で、教育関係者の方々が
同じことをおっしゃっていました。
「今日は自治会の方、地域の方、保護者の方、準備をしてくれました。
その方々に感謝を忘れては行けません。
感謝をして、楽しんでください。」
感謝をしながら、楽しむ!?
小学生が??
言ってきかせて、子ども達が
人々を思いやるようになると
本気で思っているのかな~~~?
と考えてしまいました。
そういえば、何年前かな?
キャンプでの出来事を思い出しました。
うちの子どもがまだまだ小さい時、(年小くらい)
毎年夏休には富士山の麓の
自然学校にお泊まりキャンプにいっていました。
年小さんから小学低学年くらいの親子が参加していました。
自然のなかで、料理の手伝いや、ヤギの世話。
クラフトをしたり、洞窟探検や気球体験など楽しむものです。
不便なことも多いけど、手作り感満載の
泥まみれのとても楽しい時間でした(笑)
夜は、大人同士で飲みながら、スタッフの方との交流会。
その時ある保護者の方からこんなお話がでました。
「このキャンプは色んなことがあって楽しい。
けれど、子ども達にもっと自然の大切さを教えることは、しないのですか?
例えば・・・スライドを見せたりしながら。」
という質問でした。
スタッフの方は、にっこり笑って、
「僕は、子ども達には、教えることよりも、
自然の中で親子で楽しく過ごす時間の方が
何倍も大切だと思うんです。
そういう思い出を胸にもっている子どもは、
大きくなってから、自ら進んで自然破壊はやらないと思いますよ。」
と話されました。
私はとても共感しました!
(それ以来、その方のファンになり、数年通いました。
けれど間が悪くそれから、一度も
その方とご一緒できませんでした。(涙))
その方がこのお祭りをしきると、
「楽しむ時間を無駄にはできない!」と
即、お祭り開始ですね~(笑)
では、どのようにして、
感謝の心、思いやりの心を子ども達につたえるのか?
私は、こう思います。
まずは大人が心をプルプル震わせて子ども達に見せる!
笑ったり、泣いたり、
本気で感動したり。
子ども達は肌で感じ共有します。
そして、思いやりの心とは。
喜びや悲しみを人と分ちあえる心のこと。
人と喜びを分かちあえれば、
人と悲しみも分かちあうことができます。
人と喜びを分かちあう為には、
まず、
自分の喜びを、人と分ちあう必要があります。
そういう経験がたくさん必要なんですね。
だから、
親子で楽しむ!なんです。
そして時には、自分のわがままも受け入れてもらう経験が必要です。
すると、さらに人の色々な心も受け入れられる人に育つんじゃないかな。
ちなみに、先日アメリカンスクールの
サマーディキャンプの閉会式を見てきました。
そこではなんと、学長が自ら、半袖・短パンでマイクをにぎり、
司会をして、子ども達を盛り上げていました。
もちろん、ナガ~~~イお話なんて無し。
整列して「前にならえ!」も無し。
体育座りも無し。
舞台で先生達が歌って、踊って、子どもたちからの声援を受けて、終了です!
どうりで、子ども達が行きたがるわけです。(笑)
さあ、夏休も後半です!
ラストスパート!エンジン全開でいこう!!!!