地頭とは何なのか、どうやって上げるのか | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 地頭、という単語がありますが、元々頭がよく見える子、というのはどういう要因でそうなるのでしょうか。僕は割と最近、それがまた見えてきたかもな、と感じることが多くなっています。

 

 これは遺伝もあるのでしょうが、「のもの」の方がが大きいと感じます。良いものに触れてきた方が、地頭も良くなっているように見える、ということだと思います。

 

 

 まず、生まれつきあらゆる意味で頭がいい、という状態はあり得ず、どんなに頭がいい子でも数学が苦手、短期記憶が苦手、など意外と苦手な分野があります。つまり、一見、完璧に見える方でも、その人なりに何らかの形で苦手を克服しているものなのです。

 

 だから「あいつは頭がいいからできるんだ」という意見や感想は、その人間の努力にまで想いが至っておらず、己の浅さをそのまま示しているとも言えます。

 まずは、その頭がいい人間と同じ努力をしてみないと、本当の意味で自分に才能があるかないかは分かりません。

 

 ほとんどの人間は、一度も限界までの努力をすることなどありませんし、それでもなんとかなってしまうのがこの世でもあります。ですから、ある程度の努力をしさえすれば、限界を尽くしてない天才には勝てることも十分にありえます。それを、受験という分かりやすい指標で確認することもできます。

 

 僕は自分なりにですが「限界までやった」、と思えたことが数度あるので、みんなやるものだと思っていたのですが(笑)、この仕事でいろんな子を見るにつけ、僕の方が少数派であることに気づいています。

 

 受験においては、もう2月1日からこの度の中学受験、や各種受験が始まりますが、前日・当日に「限界までやれたな」と思えれば、それで生きる上での受験の意義は達成しているし、そこまでいけていれば結果はどうあれ、満足のいくものになると思います。まずはそこを目指しましょう。

 1週間でも必死でやってみれば、型が自分の中にできます。

 

 これは親御さんがどうであっても、子供側が満足していれば問題はないです。

 

 ということで、まずは、努力と地頭は別に考えておくべきです。地頭が悪いと自分で思ったとしても、自分なりで良いので、できる限りの努力はしてみましょう。

 

 

<地頭の良さをきめてるっぽい要素>

 これはいろんなところで言っていることではあるんですが、僕は9割の生徒に対して、頭が悪いと思うことはありません。出来が悪いように見えても、親子の関係、勉強の環境など、様々な要素が入り乱れてそのような状態になっていると感じます。

 

 特に最近、「こ、こいつはさすがに……」と思っていた生徒が、浪人の末、信じられない成績の伸びを見せました。(センターで2倍くらいの点数に、普通に国立狙えるw)

 ですので、まじで頑張ればできないやつはいないし、まあ、東大くらいなら(中学受験をする)8割の人間が、国立なら(一念によっては)ほぼ誰でも目指せるレベルくらいにはなるんだな、と改めての感動と共に、また生徒に教えてもらった想いです。(まあその生徒はまだ絶賛戦いの最中なので、どうなるかはわからないが、どう考えても僕の想定より上の大学に行けそう、すげえ。まあその子のこの1年の頑張りは尋常じゃなかった)

 

 僕が思う、地頭の一つの要素は集中の静かさです。

 静かなと言いますか、5分でも良いので、勉強でもなんでも、「さっと」入れる感じがあると、地頭は良い、と言いやすいです。

 

 落ち着き、と言ってもいいのですが、普段の生活に落ち着きがなくても何かにハマった時に、静かになる子がいるのです。

 

 では、どうすれば子供が落ち着くのか、という問いになるのですが、これも親の接し方にコツがあると思います。

 

 

<落ち着きをあたえる親の接し方>

 これは逆を考えてみればいいのです。落ち着きがなく、始終何かを考えたり怯えたりしている子、脳の思考漏電が多い子の共通項は割とわかりやすいので、それを避けます。子供によっては、思考停止になって現実をみなくなるパターンもあります。

 

 これは自己肯定感の高低が関係します。例えば、暴力的躾(大声での𠮟責も入る)が多い家庭の子供は、必ずといっていいほど、集中ができません。持続力も極端に低く、数分もてば良い方です。

 

 これは、子供に言うことをきかせるときに、褒めたりメリットを語るのではなく、罰則を語って言うことをきかせている、つまり親が権力化しているのです。ある程度はしょうがないのですが、行き過ぎに注意です。

 

 そういう子を見ていますと、何かをするときの基準が「怒られるか怒られないか」になってしまっていて、やりたいやりたくないという自分の欲求をひとりでに後回しにする性質があります。そして、どこかで危険を感じながら生活をしているような感じになっています。(だから親が見ていないところでは無茶苦茶する。先生の前でも無茶苦茶な場合も)

 

 やはり、そういう子は、ちょっとした物音や出来事で集中が切れるし、ひとつのことにハマることができません。昭和には今よりそういう子が多かったのだと思います。

 ゲンコツなどは、場面を狙いすまし、論理的になぜ怒られているのかを明確にしたうえで、一発だけ、が良いと思います。

 

 このあたりはモンテッソーリ教育を参考にして頂きたく思います。ちまたにあるフレーベルやモンテッソーリなどの各種教育理論は、全能のものはないので、各御家庭でいいとこどりをしていく感覚が必要に思います。

 

 子が何かにハマり始めたときに、しばらくハマらせて置く親御さんの家庭の場合は、子の自己肯定感が高まる→落ち着きやすい→集中が高くなる、という道筋があると僕からは思えます。

 

 逆に「早くしなさい!」のような言い草が口癖になってしまうと、子が理由もわからず(幼児は日本語の論理性を理解していない)、ただ妨害されたことにムカつくという感情的なものが残って、集中が落ちます。言うことをきかせるのに暴力的になると、最悪のはじまりです。

 

 それが連続すると、子の自己肯定感も下がって、最終的には積極性などにまで影響する、というわけです。幼児期に飽きるまでハマらせて置くと、実は聞き分けのいい子にも結局はなると思います。時間があるときには、ハマらせて放っておく(遠巻きに見ておく)のも良いと思います。

 

 積極性は割と大事な要素です。積極性は行動力につながり、トライ&エラーの多い子になります。これが失敗の回数を多く重ねられる子になり、正解に近づく子になります。

 勉強でもそれ以外のことでも、トライ&エラーで試行回数が多い子の方が、結果としてはうまく行きやすいし、メンタルも強くなりやすいです。子の失敗は礼賛していきましょう。

 

 そうして、メンタルが強くなったり、こうすれば覚えられる、できる、というのがわかった子(自信ができた子)が、地頭が良いように見えるのです。

 

 

 つまりは、才能そのものよりも、自己肯定感が強く落ち着いて挑戦できる子、失敗を恐れず試行回数が多い子、躊躇せずにやる子、が頭がよく見え、実際に成績も良いと思います。それは親や大人の接し方で変えられる部分があることを示します。

 

 どうすれば子や生徒の自己肯定感があがるのか、を考えてあげると大人はよさそうです。

 僕も日々の指導で気を付けていますし、たとえおっさんの友人でも、その方の自己肯定感が下がるようなことは言わないようにしています(笑) 

 

 子育ての中に、人間関係で重要なことはすべて含まれているのだと思います。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

PS.メールによる問い合わせが多くなっております。返信が滞っておりますが(申し訳ございません)、徐々に必ず返してまいります。コンサルは1カ月待ちくらいを想定してください。

 

また、近々、ライブ配信などをやって、みなさんの質問に答えていく企画もやってみようかなと思います。アーカイブ保存をしないので、普段言いにくいことなども言っちゃうかもしれません(笑) ご要望があるようでしたら、すぐにやります。

 

リブログ、リンク、引用等は基本自由です。もちろん、一報いただけると助かりますが、特におしらせいただかなくても大丈夫です。

 

スーパーコンサル2020、今年も受け付けております。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は、下記記事を参照の上、メールをください。(読んでない方が多いです。一度はぜひお読みください)

https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12446458308.html

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https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12514934840.html

 

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https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12528522329.html

 

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

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