本番で痛い目をみないためのコツ | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 毎年、この時期には一生懸命にやっていても、思ったような結果が出ないことがよくあります。受験学年ではやはり、他の子もみーんな頑張っているので簡単に偏差値は上がってくれません。

 

 まだそんなに焦って決めなくても、とは思っていても、志望校の決定をそろそろ塾などからせっつかれる時期でもあります。確かにまだ早いといえば早いですが、仮決定くらいはしておくのは良い時期です。

 

 簡単な基準としてはここ数回の(夏以降くらいか)模試などで最も良い数値までなら2月の時点で行く可能性はあります。各教科別で最もよかった時と悪かった時を見てみると良いでしょう。

 

 その最高の数字でも志望校に10足りないのであれば、一考を要します。はっきりいってしまえば、無理です。奇跡がないわけではないですが、まあ、難しいです。塾の先生は笑いながら話すことでしょう。

 

 とはいえ、僕も高3のころは11月にE判定だったわけで、ゼロ%ではありません。真面目にやってきているのなら、「必死の何か」で覆す可能性はありますし、そのような例をこれまで何度も見てきてはいます。

 が、テキトーな薄甘い言葉でごまかすのは嫌いな僕なので、そう簡単にはいかないことをプロとして、リアリストとして、言っておきます。

 

 要は「無理だよ」とはっきり言われて、「そうか」とあきらめてしまえるようでは、その程度の気持ちだったということでもあります。本当に受かりたい子は、無理だとはっきり言われても、最後の最後まで努力を(淡々と、時には楽しんで)していますし、奇跡を起こす子は全員がそういう子です。

 

 後悔をなくすという意味において、到底無理そうな第一志望校を受験するのは反対はしませんが、合格するかも、と(特に親御さんが)期待するのは辞めておいたほうが良いです。そこは「ダメ元」の精神で行くのが正解です。変な期待があると、1月2月で精神がグラつきます。それは最悪を本当に招きます。

 

 元々雲の上の存在の学校だと思っていても、実際に落ちてみると、かなりのショックを受けるものなのです。受験生本人がその時、どういう反応になるかは読めません。これは舐めない方が良いです。

 

 よく模試の判定にある「合格率20%」は「5回受ければ1回受かる」という意味ではありません。学力がその志望校の入試の水準に達していなければ、限りなくそれは0%なのです。「(このまま2月まで)死ぬ気で努力したら20%くらいにはなるかもね」くらいの感じで見ておくのが良いです。死ぬ気でやっても20%とはなかなかに厳しいです。今なんとなく手抜きの子はマジでゼロだということです。

 

 志望校判定の50から60%くらいまでは、合格率は限りなく0に近いと思っておくと良いです。(もちろん、志望校のタイプにもよる)

 

 何回も受ければ、難しいところでも万に一つも受かる可能性があるかも、というようなそういうものでは入試はありません。そんなに甘い世界ではないのです。学力が達していなければゼロです。

 

 だから、まずはその志望校を受けて、「五分五分で受かる」くらいの状態にしていくことを目標とすべきです。過去問で、合格点にはたまに達する、というところまでは持っていきましょう。

 

 この辺りは、実社会と受験の厳しさは同じです。いくら人物が良く、イケメンでも、能力が低ければ一流企業ほど採用はしないはずです。それと同じことです。能力が高い人同士での選択で、イケメンをひいきする、などはありそうですが(笑) まあそれは言ってもどうしようもありません。努力できることに注視したいと思います。

 

 今まで護りすぎなくらいに護ってもらいすぎた子供たちにとっては、はじめて社会の寒風に吹きさらされる経験なのです。それゆえの悲喜こもごもは非情かつ無情にあります。

 

 だからこそ学びもいろいろと大きいものですし、その後の人生にとっては良いものです。受験以外でこんなに頑張れたり、悔しい想いができることが現代で他にあるでしょうか。あるはずがありません。だから「良い」のです。

 特に中学受験は親も大きな責任の一端を占め、一緒に悲喜こもごもできる最後のチャンスでもあります。

 

 是非とも、よい戦いをして欲しく思います。やり切っていれば、残念な結果になったとしても、後で振り返るとよい想い出になっています。

 

 

 よく攻めの気持ちとは言いますが、それを履き違えている方も多く見られます。野球でもなんでもそうですが、攻守のバランスを保ってこその攻めの気持ちなのです。

 夢みたいなことばかり言うのは避け、抑えるところは抑えましょう。また、抑えるばかりでなく、一世一代の勝負をお子さんにさせてもあげましょう。このバランスが大事です。

 

 自分の生徒に関してですが、本番でこれまで大体、数年に一人か二人は大きな失敗をしています。この2月もまあ、僕は胃の痛い経験をしました(その前の数年がうまく行き過ぎていたので余計に、笑) やはり大きな失敗をする家庭にはそれなりに共通項がある気がしています。

 

 今日は、受験日程の選定や、最後の戦いの際に、痛い目にあわないためのポイントなどを上げてみたいと思います。

 

・基本、最悪を「考えておく」

 ……人間、嫌なことは考えたくもないものです。不合格と口にすると、その言霊で落ちてしまいそうな気さえします。

 

 これは、完全にであることを僕は経験上しっています。量子力学的見地からも、不合格になりそうなら、その現実を「見て(観測して)」おくことが、実際にはそうならない確率を呼ぶことにつながる、という見解があります。

 

 人間の心の弱さも知っておきましょう。朝の星座占いで最下位の星座が自分の星座だった場合、その日あった嫌なことはすべてその占いに結び付けて「今日は運気さいあくだからー」と結び付けてしまうのが人間です。

 努力が出切る人間は、「今日は最悪の運勢かもしれないから気を付けよう」と、気をつけるので、却って最悪のことにはならないものなのです。

 

 同様に、不合格といくら考えたり、口に出したからといって、本当に落ちたり、落ちやすくなるわけではありません。学力が足りないから落ちるのです。

 足りていれば落ちることなど、あろうはずがありません。その努力行動から目線を逸らして、運気だ言霊だと、見えないものに心のポイントが行ってしまうのが、最大の敗因になります。

 

 合格祈願の初詣も、「依願信仰」にならないようにしましょう。神様ははした賽銭で願いを叶えてくれるパシリではありません。神社がお好きな方は、古神道のやり方を学ぶことをおススメします。神社で祈願をする神経には到底ならないはずです。

 

 あくまで努力努力です。問題集を1問でも多く、言葉や記憶事項を一つでも多く、たくさん学習した人間が勝つのです。その当たり前をまずは納得しておきましょう。

 

 その中で、第1・第2志望校に落ちたらどうするか、をしっかり親子で想定しておきましょう。不合格も現実の一環としてとらえられていれば、実際に落ちることは意外に少ないですし、入試も落ち着いて受けられ、後悔はなくなるはずです。普段の勉強も気合が入るかもですね。

 

 現実を直視せず、薄甘い現実を期待して、合格のことしか考えないのは辞めておきましょう。それは弱いです。

 

 僕は自分の生徒には落ちそうな時には「このままじゃ落ちるだろう」とはっきり言います。家庭教師だと見えてしまうことも多いですし、ここを誤魔化してもしょうがないからです。

 言わない場合は、まだ僕も五分五分だと思っている証拠です(いやーあきらめは受験生本人より悪いです、笑)

 

 

・親は一緒になって泣いたり笑ったりしている場合ではない

 ……親御さんも是非とも最悪想定をしておきましょう。

 

 関東の中学受験は間違いなく今年の生徒が最もレベルが高く、激戦になります。サピの動向からしても、レベルの高い子はしばらく増え続けます。情報が簡単に手に入り、皆が良いやり方をするので、平均レベルはどんどんあがっているのです。

 大学受験の方も、MARCHから上は本当に激戦で受かりにくいです。覚悟をしておきましょう。

 

 親御さんの中には、子に入れ込みすぎて、一緒に泣き笑いしている方もいますが、泣く時は要注意です。一番ショックなのは受験生本人に決まっています。不合格や模試で惨敗した時などは、親は一緒に落ち込むのではなく、「励ます」べきです。

 

 追い込まれた時、落ち込んだ時、考えるべきことは次の2択しかありません。

 「じゃあもうやめるか」「まだやるか」

 この2択で毎回、「まだやる!」を選択すれば良いのです。そうすれば、いつか勝ちます。勝つまで「まだやる!」を選択しましょう。

 

 もう限界だ、というところの少し先まで行くと、いきなり開ける感覚になることが、たまにあります。努力が突き抜けるとなるようです(経験者は語るw)

 

 挫折しても、次はできれば何か工夫をして挑んでいくことが良いし、人生はその連続だと僕は思っています。嫌なことがあっても、また「頑張るか」と脱力して、でも淡々と向かっていけば良いのです。それができること自体が幸せなことだと気づけます。

 

 例えば、2月1日に落ちても、まだやる!を選択し、次の日に最高の準備をして臨めば良いです。(親御さんはダブル出願など、最悪を避ける提案はして欲しく思います)その覚悟をもう今からしておけば、怖いものなどありません。勉強にも力が自然入るでしょう。

 

 そうやって未来想定をちょっとだけして、その日一日を「自分の中でもうちょっとだけ」頑張ったかどうか、それが問われているのです。毎日が、納得できる努力量ならば、入試はどんな結果になっても後悔はないでしょうし、良い戦いになっているでしょう。

 また、結果もついてきているはずです。

 

 

 とにかく、弱さから最悪を考えから避けるのはよしましょう。悪いことなど何もしていないのですから、堂々と戦えば良いです。辛い現実も想定しておきましょう。そういう人間が最後には勝つのを僕は見てきております。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

スーパーコンサル2019、今年も受け付けております。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は、下記記事を参照の上、(読んでない方が多いです。一度はぜひお読みください)メールをください。

 

 

https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12446458308.html

メールアドレス、hasetomo2009☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)

 

また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。家庭教師の方は下記をご参照ください。(2019年現在、毎週の指導は厳しい状況です)

https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12514934840.html

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、茨城、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

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