親の役割(入試本番編) | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


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 首都圏の1月の中学受験では、埼玉の名門校をはじめとする中学で入試がはじまり、悲喜こもごもが僕の周りでも聞こえてきております。

 

 毎年そうではありますが、番狂わせのようなことはよく起こります。特に中途半端な成績ですと、なりやすいです。受かると思ったのに落ちた、逆に無理だと思っていたのに意外にも合格した、などよくあることです。

 

 基本的に実感として、まぐれの合格はほぼなく、まぐれの不合格のみ起こりうる気がしています。前の記事でも書きましたように、中途半端な天才ほど結構ミスをしたり本番に弱かったりするので、有り得ないミスを連発して不合格になってしまうことはよくあります。

 

 まぐれで合格、と思えるケースでは、まぐれとはいえ、そのボーダーラインまで点数が達しているのですから、一定の勉強量がないとそこにも到達しません。ですので、まぐれでの合格などはほぼあり得ません。受かったなら、偏差値が不相応に上に思えても素直に喜べば良いです。

 

 中学受験では、ほぼ親御さんも子供と同化して悲喜こもごもを味わうので、子供より親御さんの方が上がり下がりが大きいようです。親も子供なのかもしれません(笑)

 

 親御さんのパターンであまりお子さんが伸びないパターンの一つは、親側が「騒がしい」ことです。親子の距離が近すぎるという言い方もできます。

 

 対して、サピなどの上位のクラスの親御さんは静かなモノです。これは、成績が良いから静かなのではなく、静かだから子供がそのポテンシャルを発揮しやすいのだと最近は結論づけています。

 ですから、例えば、兄弟の上のお兄ちゃんが筑駒などに行っていて超優秀、下の兄弟姉妹がそこまでの才覚がない場合なども、なんだかんだと中の上くらいにはなったり違う道を見つけたりして、人生としてうまくいくことが多いです。

 

 塾のマンスリーテスト、組み分けテストなどでも、子の成績に一喜一憂するのは騒がしいタイプの親御さんで、子の成績が出るたびに塾に電話をかけ「大丈夫でしょうか」的な電話をかけたりしています。その結果がでた原因は3カ月ほど前にあるのであって、その時点から慌てたのでは、やや遅いし、どんどん後手になり、成績はじわじわと落ちていきます。

 

 もっと長い目で、冷静に、感情に流されず見ることも子育てや受験には大切です。何事もそうかもしれませんね。肝っ玉母さんを目指していただきたく思います。

 

 その不安な気持ちも分かるのは分かるのですが、親としてどのようにあることが子供にとって最もプラスなのか、は見定めておいた方が良いと思います。

 本当の親子間の深い愛情とは、もっとクールで適切な節度も必要な側面があると思います。

 

 そのような親御さんのパターンとしては、やはり子と同化しすぎていることがいろいろと問題を生みます。テストが返ってくるたびに偏差値や点数のことで叱ってしまったり、ささいなことで感情を激することもおおいでしょうし、子供より親のほうが(子供の)成績で落ち込んでいることもよくあります。

 

 やはり不健康です。子供には子供の人生があり、いずれ親など簡単に忘れ去られますよ(笑)

 

 また、小学期に手をかけすぎた子ほど、中学以降は「自分で」考えることがなくなって受け身の人生になりやすく感じます。人生設計のようなものに目がいきません。漫然と毎日を過ごして、中の下くらいの成績を泳ぐようになり、自立心が育ちにくいです。当然、大学受験対策も後手後手になり、その才覚よりはずいぶん下のところに行くことになります。

 

 うちの親などは大学も行ってないし、受験に関しては頼りにもならないのは明白だったので、中学に入るころには、僕は自分で自分の人生設計をよくプランニングしていました。当然、目の前の勉強もやっておこうと自分で思えるものです。(その結果、こじれて音楽をしはじめますがw)

 そういう意味では、うちの親は悪い成績(塾ではゼロ点をとったこともあります)をとっても𠮟責したことはないし、「あんたはそんなに頭わるない」と連呼するだけで、勉強に関しては誘導が偶然にもうまくいっていたのかもしれません。

 

 何から何まですべて親御さんがしなければならない、ということはありません。子供にできることは、させてあげるのも大きな勉強です。中学受験では9割親がしなければなりませんが、親は支えているだけであり、主人公は受験生であることを忘れてはいけません。

 

 たとえ受験の結果が残念でも、親が一緒に動揺して右往左往しているようではいけません。不合格だった場合、一番しんどいのは子供本人です。心を強く持ち、励ましの言葉をかけてあげねばなりません。そこで同化して、感情を激したり、怒ったりするようでは、連敗することでしょう。

 

 そもそも親は、受験をする時点で、受かったら「油断せずに最後まで戦おう」といい、不合格だったら「まだまだこれから、やれることはやって挑もう」というなど、言うべきセリフをどちらの場合も用意しておくべきです。それがこのブログでよく言う、勝利の最悪想定の実践例です。

 

 最悪想定のセリフを用意しておけば、意外にもそうはなりにくいものです。傘を持っていった日に限って雨は降らないではありませんか。

 

 

 1月で失敗した場合、そこから必死になって合格を勝ち取った例は、僕の生徒に関しては本当に多いです。栄東A日程に落ちて、名門校に受かった子もいます。浦明に落ちて、さらに上の名門校に受かった子もいます。

 

 それらの子に共通する点は、落ちたその時点から、必死になって最後の数日を戦ったという点です。いい意味であきらめも悪かったし、うだうだ考えうのではなく、勉強という行為に集中してくれました。

 

 まだまだ弱点ややり残した部分があるから、不合格になるのです。その残った部分を完全につぶし、自己満足でも良いので、達成感を持って2月の本番に挑みましょう。

 

 1月の結果を最大に生かすも殺すも、今次第、です。親御さんは、裏方に徹して、2月の場合も、受かっても落ちても、希望のとこにいけてもいけなくても、「言葉」を用意しておきましょう。それが覚悟を生み、結果、今に集中することにもつながります。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

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http://ameblo.jp/jyukuko/entry-12078350127.html
 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

こちらです。 http://ameblo.jp/harryhawk-bp/entry-11385618245.html (閉鎖中のようです)

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