目の前の小さなことこそが大事 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


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 いろんなご家庭にお邪魔しますと、「○○合格!」というような気合いの入った貼り紙がしてあるものです。大きな目標として心の支えとしているのでしょう。

 

 妙な話なのですが、例えば、サピのアルファ1の常連のような子の家庭では、そのような貼り紙をしているのを見ることがほとんどありません。

 実は僕もそのような自身を鼓舞するような目標などは、目に見えるところに貼ったりしたことはありません。(僕個人としては、トイレによく張ってあるような地図などもどうせ見ないし、要らないと思うのですが、これは優秀な子のご家庭でもよくやってはいますね、笑)

 

 ではどうしているかと言うと、頭を整理するときに、メモ帳(アイデア帳みたいなものか)にこっそり書いておくのです。で、たまに自分の目標の軌跡をページをめくって確認します。

 

 つまり、普段の日常ではそのような大きな目標を意識して過ごすことはありません。毎日毎日その貼り紙をみたところで、気合が湧くことにつながることはほぼありませんし、合格には直結しないと思います。

 

 実は中学のころ、一時期そのような形でやたら目標を書いて机に貼ったりしていたことがあります。気合を入れる儀式の一つとしてでしょうか。「定期テスト○○位以内!」みたいなです。中3からは毎回1位を目指していたので書くこともなくなりましたが(笑)

 

 すると、これが結構精神的にクルといいますか、かえって机によりつかなくなってしまうのです。机に向かうだけで、ちょっと多めのストレスがかかるのです。そのようなことがお子さんにもありませんでしょうか。

 その紙が「嫌なことを意識させる」元凶のようになってしまって、机になかなか行かず、うじうじして勉強に取り組むまでが長くなったりします。そして、僕の場合は中3最後の学期末で身体を壊しています。(その時は他の要因もありましたが)

 

 やはり勝つ人間には共通項があると思います。いろんな生徒を見ていると、それをよく感じます。少なくとも、「○○中学(大学)合格」のような貼り紙を貴重な受験期間の時間を使ってわざわざ書いたりはしないものです。(テンションややる気をあげるために書くのはいいですが、それを書こうとする心の弱さをみつめておくことは大事)

 

 というのも、それは勝利の要諦ではないからなのです。「そこ(受験の場合は合格)」を意識していることは、目的に対して何のプラスももたらさないのです。むしろ、余計な力みや心の重さを生み、しんどい時間が長くなります。

 

 大事なのは、入試よりも定期テスト(中学受験なら月1テスト)、定期テストより小テスト、小テストより、毎日の勉強・課題・ノルマです。1日1日のクオリティをあげることでしか、目標(合格)には近づいていきません。

 

 貼り紙や大きな目標設定ばかりをすることで、まだ来もしない未来ばかりをみて、毎日の努力が手抜かりになってしまう方が多いようです。

 

 我が母校のような、ほぼ予備校のような進学校では、毎日の出来事に注視していると、そもそも大目標を意識する暇などなくなってしまいました。波状攻撃のように襲い来る小テストの波を超えていかないと、すべて追試になり、成績に響き、後で自由な時間が削られてしまいます。

 

 その小テストの波をしっかり毎回手を抜かず、満点近くとることで、いつの間にやら全国的にはそこそこの成績になっていました。

 

 よく相談を受ける内容として、センター試験では数学や英語などに8割の壁を感じると言います。が、実は僕らは9割とることが当たり前のような状態で高3(特に夏以降)を迎えており、8割を切ることはほぼありませんでしたし、そのような想定はせずに済みました。(本番で爆死して切ってますがw)

 

 中高6年の積み重ねとは、そのような状態まで持っていきます。僕らがやっていることと言えば、毎日毎日の小テストをしっかり受け、定期テストに全力投球してきただけなのです。(それだけで良かったというのが世話焼きの多い学校の強みです)

 

 東大理3にいるような方でも、「毎日を頑張っていたら、いつの間にか競争相手がいなくなっていた」というような感覚の方が多いです。僕もそこまでではありませんが、やはり似たような意識は中高6年間で感じています。

 毎日毎日を淡々と、それでもきっちりやることで。ライバルの半分以上がいつの間にか脱落していた、と感じます。

 

 少し頑張れば、次の小テストくらいは限りなく満点が取れることでしょう。そのためには、今日をしっかりすることです。すべての宿題を最後まで手抜きなくやったり、小テスト調べを一度でもしっかりやってみることが大事です。

 

 どんな小さなテストでも、満点に近い点をとれることが自己肯定感、達成感を生みます。小テストでも思いっきりガッツポーズすれば良いです。そこは大いに満足して行く方がストレスにも強くなります。

 

 あ、今日の記事は、貼り紙をするな、という意味ではないので、誤解なさらないでくださいね。まあでも、勇気をだして貼り紙を取ったら落ち着いてやるべきことが見えてくるかもしれません。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

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