目指すのはタダ | お受験ブルーズ

お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


テーマ:

 僕はコンサルなどで、そこそこ見込みがあるなと思えた子には「東大」を薦めることが多いです。

 

 このブログでもたまに申し上げているのですが、僕は自分の母校(兵庫県私立白陵中・高)を、今の時代には珍しい世話焼きの過ぎる良い学校だとは思いますが、なかなか万人におススメする気にはなれないのです。まあ、近頃はずいぶん変わってきているようですがね。

 

 ただ、「東大」という環境は最高のものだと誰にでもおススメすることができます。いろいろ進路で迷うくらいなら、いっそ目指してくれれば良いのになと思うのです。ツブしもききますし、何より、結果的にたとえ東大が無理でも、めざして 勉強していると、そこそこ以上のところに着地できるものです。

 

 その明確なる理由が何点かあります。

 

・「不公平感」がない。シンパシーの問題

 ……早慶やMARCHなどの私大では、名門校でも学力に相当なばらつきがあります。内進や推薦の子が半分以上になる大学もあり、外部の一発勝負を突破してきた子の学力とは大きな差があります。

 

 社会人になってからも、「え、そんな単語もしらんの?」みたいなことが有名大卒の方に起こるのは、ここに理由がある場合もあります。(もちろん、大学後の努力がなされていない場合もありますが)

 

 僕は仕事柄、外部受験をする子のほうをもちろんたくさん見るわけで、そういう子たちの苦労や思いを知っているので、忸怩たる思いに駆られます。が、そのような思いをするくらいなら、最高学府を目指してしまえばよいのにな、とも同時に思うのです。

 

 東大は後期入試制度がなくなり、代わりに推薦入試ができたとはいえ、その要求度は相当なものがあります。推薦を狙うなら普通に前期で突破するべく勉強した方が簡単に思えるくらいです。

 

 そして、そのように「一定の努力」をしないと入れない環境にいる人間の集まりとは、筆舌に尽くしがたいものがあります。どの人間とも一定のシンパシー(同情)を感じ、尊敬しあうことができます。当然に変わり者もチャラいのもいますが、そのレベルもまったく違うものです。

 

 また、母校で上位だったのである意味成り上がっていた、自分の凡夫さを再認識することができ、僕の場合はさらに努力へのファイトが湧いてきています。

 

 

・友達がヤバい

 ……もちろん、そのミニチュア版が中学受験や高校受験ではあります。だから、「同じ学力層のあつまり」という学校の選択は「友人」の選択でもあります。どの層の友人と多く付き合うのか、を自分で受験によって選んでいる側面があるのです。

 

 有名私大などですと、圧倒的にお金持ちが多かったり、箱入りの子が多い印象があります。その点、東大などの国立大では、「努力ある貧乏人(中流階級というべきか)」が結構います。もちろん、お嬢様然とした方もいますし、地方県立の秀才もいます。そのような環境は面白いです。

 

 バンドで遊ぶにしても、真面目な人間を集めやすいので、「真剣に」遊びやすいというのも、僕には良かったです。何事もある程度真剣にやった方が楽しいものですし、それを知っている人間が多いのは僕には居心地がよかったです。

 

 また、鬼のような文学少年なのに理系のヤツとか、ゲームが異常に強いヤツとか、インターハイでベスト8など運動部で結果を出している人間とか、どうやって高校時代に勉強時間を確保したのか、謎な人間も結構います。そういう人々からの刺激は、本当にタメになります。

 

 僕と同じようにさほど才覚がなくても、努力によって克服してきた人間とか、センター試験で大失敗しているのになんとかクリアしてきた人間など、そういう泥臭いのもいます。

 

 少子化によって、昔より東大への要求学力が低くもなっているので、(東大内の)底辺層はそういう人間でも入れるようになっています。狙い目ではあるのです。狙ってみてはいかがでしょうか。戦略によっては、入りやすい大学だと今でも思いますよ。

 

 

・その他

 ……その他としては、当然学費も安いですし(だいぶ高くなりましたが)、理系は研究費も他大よりは多いです。設備も通り一遍のものはそろっています。あとは、とんでもない図書館とか、東大関係者が使えるジムとかいろいろあります。

 

 

 あと個人的には、文化祭が二度あり(五月祭、駒場祭)、バンドの発表会が倍あるというのが最高でした(笑)

 

 僕の人生は、小4以降、10代までの年月で(シャレでなく)1万回くらい死にたくなっているのですが、それが東大合格の瞬間から急速になくなっていきました。

 

 その後20代で1週間を千円で暮らさねばならないのような極貧乏時代も経験するのですが、それも自分の選択の上でのことだと自覚でき、楽しく思えましたし、20代後半以降は「今」が一番楽しいに変わっています。当然、今も、今が一番楽しいです。過去に戻りたいと思ったことはありません。

 

 この境涯になれたのは、10代のころの勉強への努力、部活への努力、という土台があったからです。僕にもう少し才能があり、努力が8割くらいで良かったならば、ここまでのしっかりした土台はできなかったでしょう。才覚が「そこそこ」で良かったと、そこそこ遺伝子の? 親に感謝すらしています。

 

 また、20代前半では、あまりに辛い小学期や中学期などの暗黒の記憶を半分消し去る方向に生きていたのですが、この受験指導の仕事に携わらせてもらうことで、それを肯定的にとらえ直すこともできています。それはこのブログのおかげが大きいです。

 特に開設初期からの長年の読者の皆様に感謝を申し上げます。

 

 10代のころの僕の努力が、エジプトのピラミッドのように大いなる遺産となり、今の僕を食わせてくれています。おまけに自由な時間も与えてもらい、バンドなどに全力投球できています。そのことにありがたさを感じざるを得ません。

 

 努力を投資するなら、勉強や学歴がやはり現代社会では最も効率も良いことでしょうし、それ以外の有形無形のものも得られます。

 

 もちろん、僕とてある程度の将来の予想はあったものの、10代の努力がこんなにも僕を支えてくれるものだとは思いもしませんでした。当時の僕はプライドと狭量な価値観のなかで足掻いていたにすぎません。プライドにかけて、ぬるいことはせず、副教科の定期テストも含めたすべてに全力投球をしていただけです。

 

 このような将来があるなら、もっと精神的負担は減っていたかもしれませんね(笑) 当時の僕に教えてあげたいです。

 

 ただ、「先が見えない」中で、ひたむきに努力できるかどうか、を問われているのも10代ならではであり、だからこそ価値的なことなのかな、とも思います。

 

 今現在の僕も、先の見えない中で、分野は違えど、努力をしている最中です。でも今の努力は、報われた成功体験もありますし、もう「楽しい」の一言です。そもそも努力できることが、年の功で有り難いと気づいています。

 

 ってことで、10代諸君、せいぜい限界まで頑張り給え(鬼)

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

夏のスーパーコンサル2018、今年も始めました。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。ご希望の方はメールをくださいね。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

こちらです。 http://ameblo.jp/harryhawk-bp/entry-11385618245.html お勉強BLOGЯanK お受験ブルーズ-ランキング1 お受験ブルーズ-ランキング2   ←たまにクリックしてもらえるとうれしいです。

ジュクコさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス