お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 僕は職業柄、「母親」という人種と触れ合うことが多いです。しかも家庭教師ですと、その子供とどういう関係を築いているかなどは一発でわかることも多く、気苦労が堪えません(笑) また、そのあたりで母親の苦悩というものもよく見てきています。

 

 やはり極端に成績が低迷したり、問題行動が子供のほうにあるときは、親御さんにもその原因を感じることは多いです。ほとんどが伝え方などの、コミュニケーションの問題がポイントとなります。まあ、親子に限らず、人間が複数集まれば一番の問題になるのがコミュニケーションの特性でもありますよね。

 

 親子の場合はまた特殊で、親側もプライドのようなものが根強くある場合は、素直に自分の言葉で心を伝えることが難しいようです。

 逆にうちのおかんのように、小さなころから昭和的な貧乏で苦労し(母方のじいさんは遊び人だったそうでw)、学歴も何もないと(勉強に関しては)意外と素直になれるものです。そういうケースで親子関係がうまくいっていて、かつお子さんも優秀なパターンはあります。

 

 親御さんの学歴が高く、サピックスの問題くらいすらすらわかる方もいるにはいるのですが、そういう家庭が必ずしもうまくいくとは限っていません。むしろ、妙な軋轢も親子間で生んでいます。

 「灘→理3」で有名なお母様は、そこが優秀なわけではなく、「絶対に私の力で育て上げる」という呪詛めいた? 愛情の強烈さがポイントなのです。真似をするなら、手段ややり方ではなく、その子育ての姿勢を真似していただきたいですね。

 

 また、注意点といいますか、「もうあきらめてくれ」と思いますことがあります。それは「子は思い通りにはならない」ということです。

 例えば麻布や開成、桜蔭に行くようなお子さんの大半は、強烈な子が多いです。もうパワーが違うのです。ですので、ものすごく穏やかで人格の長けた一部の子以外は、過度に理論的ですし、納得したことしかやりたがらない気難しい子が多いです。つまり、反抗期のようなものが強烈な子が多いのです。小賢しいので外面がいい子(そして内弁慶)も多いです(笑)

 

 母親というものは、概して論理的な生き物ではないようです。頭ではわかっていても、つい怒ったり激しく叱責したりすることがデフォルトのようです。

 

 すると、中学受験勉強をしばらくした子からすると、母親の言っていることがスジが通っておらず、わけのわからない感情論にしか聞こえないことが多いようです。子供側からすると、母親というものがやたら、罰則や規則だけでしばってくる生き物のように感じます。とはいっても、子供ですので、(照れくさいなどで)そのあたりをきっちり説明する気質や気概をもっておらず、やたら親に反抗することにもなります。言葉も口汚くなりますね。

 

 もちろん、そんなのはダメです。昭和から急速に失われていっていることの一つが、子の「大人への敬意」です。先生、親、身近な大人に対しての敬意のなさが明らかにあり、言葉遣いでも敬語どころか、汚い罵り言葉が多いです。

 特にこのような子は、馬力があるので学歴は必ず良いところまでいくことになります。つまり、社会的にはエリートになる可能性が高いです。そのような子が、大人を舐め切ったまま成長してしまっては、社会に出た後、必ず苦労する、もしくは迷惑をかけることになります。

 

 また、他者に敬意が持てない子は、大体国語ができないです(笑) かといって、国語できない子が他者に敬意が持てないのか、(つまり逆が成り立つのか)といわれると、それは偽なのですが、優秀ではあっても学力バランスがアンバランスになることが多いです。(だから東大には行きにくい。海外だとこれでもうまくいってしまう。日本の良さかもしれない)

 

 どんな親がよいか、という問題に正解はありません。最近の親御さんを見て目立つのは、子供と友達のような親御さん、過度に管理したがる親御さん、心配性の親御さんなどですが、そのいずれが良い・悪いとも言えません。

 

 ただ、お母様方は、子に対して「スジが通っているか」「論理的になれているか」はいつも気を付けて欲しいですね。叱るにしても、その理由、なぜ怒られたか、は明示せねばいけません。無理なら、あとで手紙などにして、子に伝えるのも良いでしょう。文面ならある程度理性を保ちやすいです。これがないと、子が荒れる原因になります。

 

 やはり親御さんが精神的に不安定ですと、モロに子供に影響は来ます。極端に成績が振るわない子は、大体親御さんのどちらかの精神状況が良くないことが多いです。(まあ極端に成績が悪いからかもしれませんが、その場合も子の成績で体調を崩すまで行ってはいけないのです)子をよくしたければ、まずはご自愛する方が良いことも多いです。

 

 このストレス社会ですから、いろいろとあるとは思います。が、親がお子さんにストレスをぶつけるパターンだけは避けてほしいところです。ストレスで不安定になりがちなら、むしろ外に仕事に出て、子供と接触時間を減らすのも手です(子が小学高学年以上の場合)。仕事に向き合っていれば、他事を考えずに済むので楽な部分もあります。

 逆に仕事のストレスが多すぎる場合は、やはり子育て(子の受験など)を優先したいなら、整理すべきでしょう。できないなら、特に中学受験は考え直された方が良いです。どうしても5年半ばくらいまでは親のフォローがいるのが現在の中学受験です。

 

 親が子にべったりのパターンでは、子が思うように伸びなかったり、やってくれなかったりでストレスがたまることと思います。

 子はすでに生まれた瞬間から親とは別人格を歩みます昔の日本人は子を(八百万の)神様からの預かりものだと考えていました。預かっているので、親の遺伝子を半分ずつ引き継いでいるとはいえ、完全な他の個体でもあるのです。

 

 やはり『預かっている』のです。ぞんざいには扱えません。たとえTSUTAYAからのレンタルでも、他人から借りたものは綺麗につかって、綺麗なままで返すのが昔ながらの日本的美徳です。(例が悪いですがw)子は賜りものであり、預かりものなのです。大切にしていただきたいです。

 

 思い通りにならないからといって、ストレスを感じる必要はなく、「それが当たり前」なのです。親としては、やれるべきことはやり、言うべきことは言い、かけるべきお金はかけてあげて、あとは本人の努力次第なのです。過干渉に陥ると、またいろいろと狂います。

 

 どう成長するかは、ある程度向こうに任せるしかありません。また、どのように育っても、親の責任は半分ほどであり、あとの半分は子が自分でする努力責任です。そこはある程度ドライな感覚も必要でしょう。

 

 僕のように、「子育てという苦労」がしたくても現状できない人が日本にはたくさんいるということも、お心にとどめておいていただきたいです。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

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