お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


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 この仕事を始めたころは、誰にだって東大くらい行ける、と豪語していたし、思ってもいました。僕にだって行けたんだからまあ誰にでも行けるんじゃないか、というざっくりした感覚と、当時の僕の目の前に現れる生徒たちは、ほとんどの子が結構な才気を持ち、努力できていないだけ、すれば結構行きそうな実感を受けたからです。

 

 さすがに今ではもう少しバランスのとれた見解を持っています。

 自分自信に関しても、たしかにあふれるほどの才気はなかったが、なぜか鬱屈していて劣等感が強く、その分呆れるくらい諦めが悪く、何度挫折しても努力を何度でも繰り返していける、という状況と性質自体がある種の才気であり、「当たり前」ではなかったと認識しています。

 

 また、一方で東大自体の難度は少子化でやや落ちているし、時代が海外という選択もアリにしているので、昔ほど東大の価値はないのかなとも思います。といって、Fランと言われるような大学に行くことは全くおススメしませんが、もしそのような大学しか行けなかった場合は、海外の大学などに留学し、学歴ロンダリングをすれば良いとも思います。

 

 という指導歴が長いことからくる経験を持ちましても、なお、東大は意外と行きやすいな、と思ってもいるのです。

 ほとんどとは言いませんが、例えば中学受験を突破できたなら、学校を問わず6割方の子はいけるでしょう。英検の2級以上を持っているなら、戦略さえ練れば不可能ではありません。

 

 といいますのも、皆さんが「東大なんて無理だ」と思われる根拠は何もない、ただ漠然と「なんかすごい人たちがいそう」という観測と予想でしか判断していないことを思います。正しい東大の入試の知識や制度を知らないからこその、曖昧さを抱えたままだからそう思えるだけで、具体的に知識があれば、意外と「いけるかも?」となるものです。

 

 僕からみて、東大をたくさん通している学校とそうでないところの違いは、一部のカリスマ教師と「(東大への)知識と経験」だけであり、カリキュラムにほとんど違いはなくなってきているのが現状だと思います。では、その知識面をネットなどで手に入れてしまえば? これはわからなくなるでしょう。カリスマ教師にも運が悪ければ進学校でも当たりませんしね。

 

 僕は早稲田の政経や慶応の経済など、私大の花形学部に行くよりは東大受験の方が楽だと思っています。私大の有名な学部はとにかく問題が難しく、生半可な学力では太刀打ちできません。これを経験し、突破してくる外部入学の子と付属内進の子の学力が歴然と違うのは当たり前で、そのあたりのことも早慶はそろそろ真剣に考えないと、ブランドが落ちていくこともあるでしょう。(もう始まっているか?)

 これが明治大などになるとワンランク入試の難度が落ちるので、なんか行けそうな気になり、明治などの人気が高まっているという側面もあると思います。

 

 東大は入試自体の難度はそこまで高くはないです。特に英語は「え? こんなもんなの?」と驚かれるくらい簡単に感じます。

 ただ、英語要約にリスニング、英作、国語なら200字記述に古文漢文など、要求される科目数、能力数が多いのが特徴なのです。センター試験で文系でも理科、理系でも社会がいるのも特徴です。とにかく「バランスのいい」能力の養成を問われます。

 

 数学はおそらく日本でもっとも良問率が高く、難しいです。ただこれも「ゼロ点でも受かる唯一の国立大学」と言われるように、平均点が低い年度であれば、他教科で440点中210点くらい集めれば、意外と受かってしまいます。 (理3は別です)

 

 東大ブランドにこだわるなら、理2や文2,3を狙えば良いです。この学部なら意外と戦略面でなんとかなります。高得点争いになる一橋などに行くより楽な面があと思います。

 

 ただ、猛勉強は要ります(笑) いろんな教科を身に着けていくには、さすがに2年くらいの時間はかかります。進学校の方ならば、高2の今くらいから準備すればギリギリ間に合うことでしょう。今がほとんど学力として形を伴っていない方でも、高1からすれば間に合うと思います。

 

 そこそこの才能でも、いろんな科目のいろんな能力が要求されることを面倒くさがらなければ、一つ一つの能力は全国平均より少し上程度で良いです。これは意外と楽なのです。

 もしくは、英語や数学能力が突出しているならば、社会や理科などはとりあえず平均とれるくらいの勉強でごまかすようにしておいて、得意教科で一点突破に近い形もとれます。(センター試験は総合で8割くらいとっておいて欲しいですが)

 

 コツとしては、中学受験をされた方は、特に中2から高1で大きくサボらないことです。やはり中高一貫校のカリキュラムは東大受験に特化しています。古文や漢文などに時間を割いてもらえることは、本当に有利なのです。このことを知らないで漫然と不平ばかりを言う進学校ボーイ&ガールが多いですね。

 英語でもリスニングをはじめとしたいろいろな能力を養成する時間がとれますし、数学でもきっつい数Bや数3をじっくりする時間があります。

 

 中高一貫の進学校に行けたならば、やはり東大や国立大学を狙わないのはもったいないとも言えるのです。東大対策をしていれば、まあ早慶にも行けます。論述や記述を中心とした国立大学対策の演習は本格的な学力を生むものなのです。

 

 おそらく、高校では化学や日本史がきついことと思います。でもそのきつさは万人が共通であり、その分平均点も低いもの。そこは大きくサボらず平均くらいで満足しておき、他の教科で勝負できるのが東大や国立大学の良いところです。また、英文法は早めに対策しておきましょう。初修の時に極めてしまうのが、もっとも手っ取り早く楽です。

 

 逆に、公立中から高校受験をした方は、中高一貫の子たちがこのような状況なので、負けないように準備をしておけば、東大も可能性が生まれます。ポイントは古文漢文と数学です。

 文系でも数学に時間が割けるか、理系なら英語や古文漢文がある程度のレベルまでいくか、が勝負点です。ただ、これも戦略によってはひとつくらいはゼロ(センター試験で5割くらい)に近くてもなんとかはなります。

 

 このように考えると、かつてはやった「ドラゴン桜」もまあ、完全な幻想でもないかな、と思うのです。

 1年じゃ厳しいですが、正しい知識と戦略を持てば、いいとこまでは行けるとも思います。このブログにもちょくちょくそのあたりのことも書いているので、参考にしていただけると幸いです。

 

 まあ、中高時代は大きくサボらないことが本当に重要です。どんなにやさぐれても、一定の勉強量はキープしておきましょう。それだけで行ける大学は爆発的に増えます。

 

 また、高3になったら、いつまでもスマホをいじってないで、勉強に1年くらいは集中してみましょう。自分の才気に自信がなければ、高2の今くらいの時期からフライングスタートを切ってみましょう。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

夏のスーパーコンサル2017今年も始めました。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。ご希望の方はメールをくださいね。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

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