お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


テーマ:

 このブログでは時折、「日々の習慣」で勝つしかない、ということを言っています。

 

 特に中学受験が分かりやすいのですが、大手塾や私塾のどこを見ても、情報がいきわたった今となっては、大きな意味ではカリキュラムに大差がないのが実情です。そりゃサピの方が難問に触れる率は高いというのはあるのですが、それが身について点数になるかはまた別です。

 

 見ていますと、サピの最上位クラスや偏差値にして60以上の子というのは、良い1日や1週間のサイクルを持っていて、しっかりと身に着けるやり方、生活習慣をしていることがわかります。

 

 この時期ですと、テレビやゲーム(最近はユーチューブ動画もw)は我慢して当たり前、というのがあります。僕も小6や高3の1年間はほとんどテレビを見た記憶がないです。ゲームも隠れて隣の家(同級生が住んでいた)に行ってやったりもしていましたが、だんだんその暇もなくなってきました。

 まあ、後悔をなくすためにも、ご家族ともども、受験生の家庭はテレビなどは我慢される方が良いと思います。

 

 いかに良いスケジュールで過ごすか、が特に直前期は大事です。今日は、僕の今までの経験上いろんな子を観測した上での、『良いスケジュールの平均』を書いてみたいと思います。主に中学受験です。

 

<朝の時間を使う>

 僕の中学受験のころは、まだゆとり前でしたので、学校には14時半から15時すぎに帰宅します。まずとっとと学校の宿題を終わらせ(ここも意外と重要、学校をおろそかにはしていない。小学校の宿題もほとんど忘れたことはない。それが調和を生む)、そこから塾前の16時半くらいまで(塾はチャリで5分程度の駅前で、授業は17時20分から、大抵早くいっていた)バスケなどをして身体を動かしに行っていました。この辺でストレスを解消しつつ、身体も動かしてバランスをとっていた面があります。

 

 学校から帰ってきてから塾まで1時間半くらいあり、その時間にプラスアルファ課題など、いろいろとできた、とも言えます。(塾以外にも、市販の問題集を2,3冊終わらせた)

 

 ただ、小6後半からはその暇もなくなるほど過去問などに追われることになります。今の子は、まず帰ってくるのが16時くらいですし、このような形は厳しいでしょう。ゆとり以降の子供たちには、皮肉なことに学校の授業も放課後も「ゆとり」がなくなってしまいました。私立小などで可能な方はあるかと思いますが、私立小だと家から遠いパターンが多いですかね。 

 

 そこで、かわりに朝の時間を使うことになります。

 サピのα1と呼ばれる最上位クラスの子は、バランスの取れた天才肌・秀才肌の子が多いのですが、決まってよい生活習慣を持っています。才能だけではなかなか安定して上にいることはできないのが、サピの厳しい環境です。

 そういう子たちは朝の時間を有効に使っているのです。

 

 5時から6時半くらいに起きる子が多いです。すると、学校に行く時間まで1時間から1時間半の時間が生まれます。これが大きいです。

 

 おススメは家を出るのが7時半くらいであれば、6時半起床ですね。そこで、サピなら基礎トレや漢字、コアプラスを終わらせます。なかなか目が覚めない子は、6時くらいに起き、ご飯を食べて、コーヒーでも飲んでからすれば良いと思います。こんなに長くできなければ15分程度でも良いです。とにかく、1問でもやっておくのが大事です。

 経験上、この習慣が最も勝利を呼びやすいです。

 

 僕も、中高時代は小テスト調べなどで良く朝早く起きていましたし、定期テスト中は5時くらいに起きて総復習をやっていました。小学校時代は、まだピアノ(小4までエレクトーンも、いわゆるスガナミ教室)に通っていたので、7時半から30分ほどピアノの基礎練習してから学校に行っていました。

 

 ま、昼にも学校から帰ってすぐにピアノを弾いていて(夕方になることもありましたが)、ピアノは受験をしながら中1までやっていて、良い気分転換にはなっていたと思います。クラシックピアノなので、あまり好きではありませんでしたが(ドラクエが主か)w 

 さすがに直前期はやってないですね。バスケに行った時は全く弾いてないです。だからこそ、朝の時間が大切でした。

 

 この朝の時間でいろいろ習慣づけてやっておくことが、後の人生に大きな財産を生みます。子供にとっての朝は、脳科学的にも大きいそうです。

 僕とて、今は音楽でも役立っているわけですから人生何があるか分かったものではありません。(ちなみに弟はピアノをサボり倒していて、やはり現在、身になってはいませんねw)

 

 まずは朝に15分、これを勉強に充てられるかが割とその後の人生を分けます。朝で勝利を呼び込むパターンは厳然としてあると思います。

 

 

<塾のない日とある日>

 塾のない日が勝負点になることは、誰にでもおわかりになることと思います。塾によってはその日も自習室などに呼ばれてしまって、自由度がない場合もありますが。(呼びつけ過ぎの塾には注意を喚起します)

 

 基本はその次の日の塾課題があるはずで、まずはそれをすることに追われるはずです。100%やってしまいましょう。

 サピならコアプラステストや日能研ならカリテ、四谷ならYTと、小テストや漢字テストもあるので、その辺の調べもしておかねばなりません。それを一通りするころには、1日が終わっているはずで、特に5年の今くらいから、まともにやっているとテレビなど見る暇もない、という方が大半のはずです。

 

 優秀な子は、やはりこの時間が「短く」済みます。いかに他人が3時間でやる内容を、1時間でやるか、という集中や要領の良さも問われます。何が点数や学力に直結するのか、という効率も考えた方が良いです。

 無駄なこと(難しすぎ、簡単すぎなど)には時間をかけず、やるべきことにエネルギーをかけるべきなわけです。とはいっても、特に中学受験は右も左も、中々わからないものだらけなのですから、難しいものですよね。

 

 そこで僕は「躊躇する時間を減らす」ことを提案します。

 

 やりたくないことをやるとき、どうしても人はダラダラしたり、躊躇したりするのものです。開成に行くような子でも、勉強開始前にはダラダラしたり逃げの弱い面を見せます。

 

 では、たとえ才能がなかったとしても、その『勉強にできれば向かいたくない』という弱い心を、意識して制することで淡々と明るく勉強に向かわせることができれば? この考え方が勝利を呼びます。

 

 勉強に向かいたくないのは、誰だってそうなわけです。わからないものだらけのものをやりたくなる人間はそうはいません。でも、そこを自覚し、一段高い・謙虚な心構えを持って、「受験に受かるため」「親を喜ばせるため」「やらなければどうせ怒られる」など意識を違うベクトルに持っていきながら、なるべくとっととできることから片付けていけば良いと思います。

 

 性格にもよりますが、おススメは、「簡単なもの」「作業のもの」からすることです。いきなり算数の難しいところからすると、そこで1日は終わってしまう可能性もあります。漢字・語句(できれば朝やっておくのが好ましい)や一行問題、社会ならそうわからないことはないはず。そのようなモノから、こなすべきです。ヘヴィなものは最後で良いです。

 

 そして、本当に勝ちたいならば、偏差値の65以上の学校に行きたいのであれば、「塾以外の問題を1日1問以上解く」という時間を設けておくと良いです。10分から15分程度でも構いません。無理なら週3程度の頻度で、朝の時間に適当にいれてくれても構いません。

 

 おススメは算数です。僕が良くここでも言っている「プラスワン問題集(小5でも今くらいから可能な子も)」「中学への算数」を1日1題くらいでも、「自分の意思で」やってくれるのが最上です。直前期の小6ですともう少し分量があっても良いですが。

 

 対して、塾のある日は軽く小テスト直しだけして、とっとと寝るのが良いです。復習などする時間はあまりないはずです。それは宿題内容が復習になっているはずですのでそちらに期待です。

 ここで塾の後に、基礎トレや漢字テストの調べなどをしようとする子と、朝にやっていてすぐに寝れる子で差がついてくるのです。そもそも塾の後は相当につかれていて、頭などまともに働きません。そこで無理にさせようとすると、親子喧嘩が始まります。

 

 ですので、朝勉強がここでも大事になってくるわけです。遅くとも23時には寝たいものです。

 

 

 加えて、小6では1週間に1年分くらいの過去問をするのが理想で、またそのように塾からも管理されているはずです。4教科をするとなると、50分×2、30分×2、の時間を測ってしなければいけません。これに直しの時間を入れると、結構考慮に値する時間です。

 このブログでは基礎力があるレベルまで到達していない場合、過去問のやりすぎに注意を言っています。それだけの時間をかけるだけの価値があるか、は疑問です。

 

 その辺は休日や土日の朝を使うしかないでしょう。

 

<休日>

 小6になると、土日ともになんらかの特訓授業で埋まってしまう方が大半だと思います。学校がなくて弱点克服の勉強のチャンスではあるのですが、そこに塾があります。小6の後半になるほど、新しく習う内容はなくなり、土日の志望校特訓が最も意味を持つようになってくる面もあります。

 

 ただ、志望校特訓で有効性が高いのは、開成や麻布、筑駒、駒東、海城、女子なら桜蔭中や女子学院といったところくらいで、他の学校の志望校特訓では、普通の問題演習をやることが多く、まあ普通です。

 

 その午前中は、直前期ならば過去問をやるべきで、数度は入試当日と同じような時間に起き、テストをしてみるべきです。

 

 

 また、冬休みや警報などで1日があく場合は、8から10時間程度を目標に、適度に休憩を入れながら、ひたすら弱点克服や問題集をこなすことをおススメします。そこを半分くらい過去問に充てても良いのですが、1日中過去問をやるのは避けた方が良いです。その場合も、遅くとも8時には起きるようにしましょう。具体的な時間スケジュールは以前のブログ記事(https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12295451598.html)参照

 

 小5以下であれば、勉強は半日くらいにして置き、遊んだり本を読む時間を作った方が良いです。半日で終わらないようではまた、今後困っていくことでしょう。難しすぎるものは、半年後にできればよいのですから、親子喧嘩をしながらするよりは、適当に飛ばしていればいいです。(あまりにそのような問題がたまり、単発授業を依頼される方も多いです。費用的にも賢い手段だと思います。僕でよければ力にはなります)

 

 

 最近に思いますことは、みなが弱い心と戦っています。勉強をやるやらないの差、一回一回は微々たるものなのですが、その積み重ねが本当に大きな差になります。受験直前でも遅くはありません。どんどん修正を加えていけば良いと思います。

 

 悔いなく直前期を過ごされることを祈っております。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

夏のスーパーコンサル2017今年も始めました。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。ご希望の方はメールをくださいね。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

こちらです。 http://ameblo.jp/harryhawk-bp/entry-11385618245.html お勉強BLOGЯanK お受験ブルーズ-ランキング1 お受験ブルーズ-ランキング2   ←たまにクリックしてもらえるとうれしいです。

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(3)

ジュクコさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。