お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 長年、家庭教師としていろいろな家庭に出入りしておりますと、家庭における『パターン』のようなものがある程度見えてきます。そのパターンに当てはめると、この場合はこうした方がいい、などの家庭パターン別の対策も自然と見えてくるものです。

 

 そろそろ家庭教師歴も20年弱の経験を数えるようになりまして、さらに数年前からはコンサルとして地方やいろいろなご家庭を単発でみる機会も増えました。一応、未熟な時代から手を抜いたことはないつもりで、パッと見飄々とはしていますがw、それなりに真剣にやってきています。(それはこのブログの内容などに表れる部分でもあると思いますので、判断は皆さん側に委ねます)

 

 特にコンサルは年間40から50件のご依頼をいただきまして、内容も、幼少や小学低学年の方から、公立中や進学校の上位層から下位層の大学受験まで、より俯瞰で教育や子育てを見ることにつながっていて、これが大きいです。お陰様で、単純に腕もあがって、進学実績(伸ばせる率)も平均して良くなってきてもいます。

 

 やはり、今更ですが、子育ては難しいなと言うのが実感です。

 親が良かれとおもってなしたことも裏目に出たり、子には届かなかったりなんてのはザラで、親も子も本音が言えなかったり、子の苦しみが親に伝わっていなかったり、それぞれ親も子も与えられた環境の中で苦しんでいます。

 皆さん勘違いしがちですが、これは成績下位の子だけではありません。全国1位のような成績層の子の家庭でも同様で、何かしらは抱えています。うらやましがる要素はないと感じます。

 

 このさまざまな様相が、僕にいろいろな人生への気づきを与えてもくれています。勉強という世の片一面ではありますが、そこから見えてくることも多いです。

 

 家庭教師では、毎日のように親御さんとお子さんを見るわけで、その関係性が大事であることにすぐ気づきます。親と子の距離感がものすごく難しいポイントなのです。そこをうまくやれている家庭は、やはり平均して子供の成績も良いし、大きな問題も起こりにくい感覚はあります。

 

 親と子の距離感が難しい理由は、子供側の性格によっても変わるし、年齢や性別によっても変わるし、また、父と母では違うベストポジションがあるのも難しいところです。

 今では、どちらかというと過保護気味で、べったりの関係が多く、そのせいで子が依存体質になったり、過干渉になって子を(結果として)邪魔しているパターンが多いです。

 

 一つの参考策としては、「子の挙動を見る」ことです。今の親子関係がくっつきすぎなのか、離れすぎなのかは、子供の態度が教えてくれます。

 

 

・あっちいって、系が多い

 ……子供に対して過干渉気味の傾向があるか、子が自立を望んでいて放ってほしい場合です。何かと親御さんがかまいすぎの傾向があると思います。親の子離れ、という視点も必要です。

 難しいのは、とはいっても完全に放っておかれると寂しくなることもあり、どこか遠巻きに見ていて欲しいようなことも多いです。

 

 小学高学年にもなると、子のほうにも隠し事の一つや二つでてきます。ずるいことや、いかがわしいことが多いと、このような発言が多くなるのも事実なのですが、そこで干渉したからといって親子関係がよくなったり、成績が上昇することはほぼないとこれまでの経験上思います。

 やはり一歩引いて、子を見守り、どうしようもなさそうな状態の時に一言二言言う、という感覚が大事でしょう。

 

 また、お母様と娘の関係だと、お母様の方が娘さんを我が事のように一体化しすぎていろいろと見えなくなっていることが多いです。女子は一般的に自立意識を持つのも早いですし、親の干渉がほぼ必要ないパターンも多いです。

 

 高校生以上ですと、もうほとんどがこのパターンであろうかと思います。見ていますと、やはり小5の後半くらいから男子でもこの傾向が強まるようです。子任せにすると、失敗することも多いのですが、それも子本人にとっては大きな財産になる経験となります。大きな目で見ておきましょう。

 

 また、注意点としましては、特にサピックスのような大手塾ですと、親のフォロー、管理がどうしても小5前半くらいまでは要ります。ここで自立させようとしたりしますと、いろいろと(現実問題として)カリキュラムに乗り遅れ、下位層に定着するようになるパターンが多いです。

 親御さんが受験内容を教えられない場合は、サピのようなフォローの少ない塾は避け、日能研や四谷系の個人塾のようなところにするか、早めに家庭教師や個別などのフォローをつけておいた方が良いです。

 

 

・わめく、いじける、などの行動行動が多い

 ……突き放しすぎて、もっと甘えたがっています。また、親の愛情が感じられていないかもしれません。親御さんもプライドが高い方や固定観念の強い方が多く、素直に愛情ややさしさを示せていないのかもしれません。

 

 これが中学から高校生にもなりますと、露骨な授業妨害やサボタージュになることもあります。授業妨害するような子と冷静に話していると、親子関係が寂しかったり、片親家庭で親が忙しい、などの問題が良く見られます。口では親に感謝している、とは言っても、けっこう内に寂しい部分があるのを感じ取ることがあります。

 食事などで、極端に甘いものばかり食べたり、食べる量が体格に比して多すぎる子にも同じような傾向が見られます。昔、マツコ・デラックスさんが深夜テレビで「デブは寂しいから食べちゃうのよー」と言っていたのですが、意外に真理をついている部分があるかもな、と感得しました。

 

 躾などが厳し過ぎるご家庭や、言葉がきついご家庭、𠮟責が激しいご家庭でも同様の様子が見られます。食事を親子で一緒にする、子供の愚痴を聞く時間を持つ、マッサージをしてあげる、などの工夫が必要かもしれません。

 

 例えば、うちの母親は、小5後半から僕が塾などから疲れ果てて帰ってくるので、肩をもんでくれたり、背中のツボを押してくれたりしてくれました。その時間にいろいろと日々の愚痴を聞いてくれたり、時には母親の仕事の愚痴を聞いたりもありました。逆に僕が母親の肩をもんだり、足踏みマッサージをすることもありました。そういう時間があると、愛情の実感は消えません。

 親が突き放してもある程度は持ちこたえることができます。

 

 高校生ではさすがにそこまではなくなりましたが、愚痴や日々の雑感を言う時間は僕と弟で、母親が別々に持っていたと思います。うちの母親はやや過保護気味ではあるのですが、その辺の距離の取り方が抜群にうまかったと思います。まあ、母は高卒で勉強を教えたくても教えられなかったという負い目を持っていたのも感じました。あ、親父はその辺はなんもしてないです(笑)

 

 灘→理3のお母さんの話がはやっているので、やや過保護気味になる傾向があるのですが、それは自分でも勉強がある程度教えられるお母様で、愛情と子育てへの決意がよほど強い方でないと厳しいと思います。

 自分の仕事を持ち、社会で自己実現する生き方も今のお母様ではアリだと思いますし、そういう方も多いはずで、あまり真似ができるものではありません。そのような場合は、うまく距離感を定期的に詰めていけば良いと思います。

 

 やはり子に自立を促して、成人するまでに一人で思考できるように持っていく方が良いと僕は思っています。

 いずれにせよ、子の行動をよく観察していれば、おのずと何をすればよいかが浮かんでくるものなのかもしれませんね。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

夏のスーパーコンサル2017今年も始めました。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。ご希望の方はメールをくださいね。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

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