お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)


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 東大時代の友人たちは、やはり世間をみるにつけても異質な方が多いです。真面目一徹でなんとかかんとか入った僕とは違い、皆さん、能力的に余裕があり、微笑みが絶えない方が多いです。

 

 ただ、これにも他のパターンあって、単に競争意識やそれによるプライドだけが高い方も多いには多いです。僕はこのパターンでしょう。

 

 ですが、やはりしかめっ面で勉強『だけ』をしてきた、という方はほとんどいないです。運動部率も結構高いですし、習い事や文化活動なども一生懸命やってきた方が多く、だからこそ面白い部分もあります。(そういうやつとしか仲良くなっていないだけかw)中高時代はゲーセン通い、という猛者も多いです。

 

 もちろん、一定量、それも相当な量のカリキュラムを中高時代にこなしてきていることは絶対的に言えます。平均を大きく超える一定量の勉強はしていないと、どういうルートを使っても来れないのが、国立大学の良いところでもあります。この一定量は少子化と言えども減ることはないし、今後も減らす必要はないと感じます。

 

 その多教科に及ぶ膨大なカリキュラムをこなしてこそやっと入れる大学を、日本らしさとして維持しておけば良いと僕は思います。勉強もせずに入れる大学は日本にとってもよくはありません。勉強をしたくない方は、早く働くなりして、手に職をつけるなどした方が、熟練も早く本格的になれ、高収入も望めることでしょう。

 大学に行かずに専門職や事務職以外につくことが「ダサい」となっている風潮自体が、けっこうダサいかなと思います。

 

 

 さて、そのような膨大なカリキュラムをこなそうとすると、かなりきつい瞬間がきます。部活もやって習い事などもやって遊びもしたい、それでもアホほど勉強しなくてはならないとき、大きな葛藤がやってきます。コンサルなどでもこのような時期の中高生を見ることが多いです。

 

 その課題に対してとれる代表的リアクションは、

 全力で挑んでいくか、細かいところでサボってそこそこの形で終わらすか、もう投げ出してしまうか、です。

 

 ここでサボってしまうのもアリだとは何度も思うのです。でも、やらなければならないという状況に自らの(基礎的な)真面目さで追い込みます。その連続が中高6年間にわたってあると、もうきつすぎて「笑う」しかないという状態になります。

 一つの『悟り』といっていいのではないでしょうか(笑) 僕の場合は、「まあしょうがない」という深いところからの脱力がやってきました。(高2の冬くらいか)

 

 この葛藤こそが大事なものであり、真面目な学生に一度は経験していただきたいものです。ここからわかることは本当にいろいろとあるのです。やはり、にこやかになれている東大生などは、この辺をある程度超えてきているのでは、と感得します。

 

 僕の真面目さも一時は常軌を逸していたこともあると思います。真面目さが過ぎると、「あれもやんなきゃこれもやんなきゃ」が過ぎてきて、どんどん己の中のハードルが上がってしまいます。その高いハードルを超えていないと、「自分はまだまだだ」「クソヤロウだ」「まだやりきれてない」とさらに高いハードルを課して飛び越えようとします。すると、どんどんきつくなります。

 

 しまいには、なぜ今自分がこんな状態なのか、という因果関係を見失い、ただただ精神的にきつい時期が来ました。

 

 中3では一度勉強のし過ぎでぶっ倒れ、高2のころにはかるく『うつ』状態(当時はそんな現象の名前を知りませんでしたがw)にもなっていました。友人たちにもそういう感じの人間は多かったです。

 「うつ」の時というのは、けっこう辛くて、突然なにもやる気が起きなくなってしまいます。でも勉強をやらなければならないし、と不安感に襲われるのですが、それでも身体は動かないです。僕は運よく、それでもやり続けられた身体の健康と、友人先生親の支えがありました。まあ、僕など軽度でしょうがね。

 

 過去の生徒などを見て、自分の経験などを鑑みますと、真面目さで病んでいくときには大別して2パターンのベクトルがあると思います。以下に専門家でもなんでもない僕ですが、本などの知識と自身の(指導)経験などから論じてみたいと思います。

 

・自分しか見えなくなっているパターン

 「あれもこれも」と完璧にしようとすることが多すぎて、いつしか周りが見えなくなっているパターンです。すべてが嫌になっている最中は、その「すべて」がすべからく親や日本社会など見知らぬ他人をも含めた『お陰様』のおかげで成り立っていることを忘れてしまっています。勉強ができる、目の前のことをすれば東大にいける、という進学校の状況は、どう考えても恵まれすぎています。そこへの感謝や世間に対する観察がなくなっていると病んできます。

 

・他人しかみえなくなっているパターン

 おかんが○○してくれない、おやじがうるさい、子供が思った通りにいかない、など、思う内容の主語が自分ではなく、ほぼ他人になっているパターンです。人間関係に悩むときはこのような状態になりやすいと思います。こうなると、本当に自分がしたいことはなんなのか、今「自分」は何をしたいのか、そのためにどうするべきなのか、が見えなくなります。

 他に押し込められて、自分が出せなく感じることも多いでしょう。これが連続すると、やはり病んできます。独り言が多くなったら要注意です。

 家で怒られまくっている中学受験生にもこのパターンの子をたまにみます。

 

 いずれのパターンも「視野が狭い」という意味では共通であり、自我(ジコチューの心)が強いという意味でも同じだと思います。

 

 僕も20代中盤で後者のパターンでも病んでいて、その時、音楽関係の方から「コンビニ行くたびに募金でもしてみれば?」とアドバイスされたのがきっかけで治っています。あと、25才くらいから朝にランニングを始めましたね。すると、身体ができてきて、生きる力が湧いてくる感じがしました。

 朝ランニングは僕の人生を確実に好転させたと思います。

 

 心が病みかけたら、家族の靴をそろえる、部屋を片付ける、など他人のためになる義務感ではない、純粋な善意の行動をほんの少しでもやってみると、心が楽になります。コンビニでの募金もそれにあたるでしょう。

 あと、自分のルーツを探るという意味で、歴史でも勉強してみてはいかがでしょうか(笑)

 

 そのころ聞いていたヘビメタに恩返しの意味もあり、今は音楽も頑張っています。

 

 やはり、受験などがあっても、曲がりなりにも生きている、というだけで素晴らしいと思うべきだと思いますね。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

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お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

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