んにちは。成瀬です。

 
 
 
今回は、前回の続きで、
ヨードホルム反応
についてお話ししようと思います。
 
 
ヨードホルム反応は、
銀鏡反応、フェーリング反応と同じように
 
「化合物の推定」
 
のところで凄くよく出てきます。
 
 
 
しかも、ヨードホルム反応のほうが、
ちょびっとだけ、複雑です。
 
 
でも、これを覚えられてちゃんと
「使える知識」になれば、
 
 
あなたが、いま悩んでいるかもしれない、
あの教科書でも模試でも最後の方に出てきて
苦しめられるあの問題が、
 
 
また一つ、「楽勝じゃん」に近づきますラブ
 
 
逆にこういう一つ一つを大切にしないと、
いつまでたっても解けるようにならなくて
 
本番での大きな失点に繋がるかもえーん
 
 
 
なので、今のうちに!
 
 
しっかり勉強しましょう!
 
 
 
全力でサポートしますので、
ついてきてくださいねグラサン
 
 
 
 
 
それでは!
 
 
ヨードホルム反応
 
 
銀鏡反応、フェーリング反応がアルデヒドを
検出するように、
 
ヨードホルム反応はアセチル基とそれに似た構造(右側の構造)を検出します。
{CD2432D3-734B-4CF7-B5AD-079F2604B7AC}

R(側鎖)は、「炭化水素基か水素H」と
習ったかもしれませんが、
 
 
炭化水素基といっても、別に
酸素原子Oを含んでいてもいいのです。
 
 
 
ポイントは、一番端がCかHであるということ。
 
 
 
それさえ守っていれば、
Rはなんでもいいです。
 
 
 
反応の手順は、
ヨウ素の塩基性水溶液(I2+NaOH)に
上のような構造を持つ化合物を入れて、
湯で60〜70℃にあたためると、
 
ヨードホルムCHI3を生成します。
{DC320319-FFDE-4BA7-9C54-FE76EACE95C1}
ヨードホルムは黄色です。
 
 

(左は、大学の実験でやったので、載せてみました。真ん中がヨードホルムです。埃っぽくてすみません笑 
きれいにできると、右の写真のようになります。)
{3AE4CDE9-4B82-4184-A02D-19C9F263DF0D}
 
 
 
 
ちなみに、ヨードホルムは
イソジンとかに入ってるやつで、
特有の匂いがします。
 
 
 
 
この反応が起こるやつで、
絶対に覚えておかないといけないのは、
アセトアルデヒドアセトン
です。
{0BCD33B6-699C-4E66-8AA1-FD5B8A448FD7}
 
アセトアルデヒドCH3CHOは
アルデヒド基も持つので、
 
 
銀鏡反応でもフェーリング反応も
ヨードホルム反応も起こります。
 
 
 
「ヨードホルム反応も銀鏡反応もおこった」
 
となればアルデヒド、
 
 
「ヨードホルム反応は起こったが、銀鏡反応は起こらなかった」
 
となればアセトンの可能性が高くなりますね!!!
 
 
 
 
推定する物資がアルコールの場合は、
一番単純なのはエタノールですかね。
{5833B044-C5D0-4CD8-B89A-ECCB0C9FCDCE}

アルコールだと、こんな感じになります。
 
 
 
(分子量が小さい時は、ヨードホルム反応がでてきたらこの3つをまず疑う姿勢でいて問題ないです。)
 
 
 
 
 
ちなみに、あなたは今すぐに、
アセトンの合成方法を、3つ完璧に
言えますか??
 
 
まだ勉強してない方は
ぜひこちらをご覧くださいおねがい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
今回は、前回より少し難易度が上がって、
ちょっとややこしい感じでしたが、
 
おぼえるものは大した量ないですね!!
 
 
ヨードホルム反応の手順
反応する部分の構造
アセトン
 
 
くらいですね!
 
 
 
あなただったら5分で覚えられちゃいますよね?ウインク
 
 
 
 
ぜひちょっとだけ頑張って、
勉強してみてください!
 
 
 
「化合物の推定」の問題が
解けるようになること間違いなしですラブ
 
 
 
 
センターまであと78日。
 
 
一緒に頑張りましょう!
 
 
 
 
追伸:あなたからのペタ、いいねやコメントがブログを書く励みになります!ぜひ何か残して言ってくださいね。
 
 
 

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