こんにちは。
今回は、受験生から「よくわからない!」と
いうお声をよくいただく分野、
錯イオン
についてお話ししようと思います。
大学受験で化学を受験しようと思っている
あなたは、
錯イオンがもうめっちゃくちゃ、
やばいくらい試験に出やすいことは、
もうご存知ですよね??
錯イオンは、無機化学の分野で一番出る!
と言っても過言ではありません。
そう、みなさんご察しの通り、
陽イオン分析
でめちゃめちゃ使いますよね〜〜
(陽イオン分析って、「ある化合物を燃やしたり液につけたりしてみました!さてこれはなんでしょう!?」っていうアレです。)
でも、
「まだ全然やっとらんっちゃけど!」
「ゴロだけは知っとるけど…」
とかいう感じじゃないですか??笑
重要だとわかってるから先にやればいいのに、
なんとなく腰が重くてちゃんと勉強できてない。
その気持ち、めっちゃ分かります笑
だってなんとなく難しそうやし、ねぇ笑
そんでいよいよやばくなってやり始めるけど
自分でまとめるのもめんどくさいし、
やっと勉強したと思ったら、その発展の
陽イオン分析を練習する余裕がなくて
大問1つまるまる解けなくて模試が終わる。
あわててやろうとするけど
他の科目も手一杯でやってる余裕がない。
しかもなんか難しいしめんどくさいから
練習するのもおっくうになる。
↑これは私が実際にハマった
負のスパイラルです笑
逆に、今、ちゃんと錯イオンをやっておけば
・直前に慌てることはないし、
・模試で点が取れないこともないし、
・ちゃんと大学に受かります。
みなさんには↑このルートを
歩んで欲しいのです!!
今回もポイント抑えてしっかり
テストに出るとこをまとめて、
しかも覚えやすい形でお伝えするので、
一緒に勉強していきましょう!
それでは!
錯イオン攻略スペシャルです!
目次
1、錯イオンとは
2、NH3(aq)の場合
3、NaOH(aq)の場合
1、錯イオンとは
まず、錯イオンとは、そもそも何なのか??
錯イオン…金属イオンのまわりに分子またはイオン(配位子)が配位結合を形成して生じるイオンのこと
です。
この錯イオンというのは、
少量だと沈殿するけど多量入れると溶ける
っていう有名なやつです!
多量入れると、配位結合が形成されて、
錯"イオン"になるから溶けるんですね!
イメージはこんな感じです↓
(配位結合…共有結合みたいなものですが、結合については他に記事を書きますのでそちらをぜひご覧ください!)
ある特定の金属イオンに対して、
錯イオンを作りやすいイオン(配位子)が
配位結合して、錯イオンはできます。
ある特定の金属イオンには、
Ag Cu Zn Fe
などがあります。
錯イオンを作りやすいイオン(配位子)は、
NH3 NaOH CN-
が代表です。
ここで一番大事なことは、
金属イオンの種類によって
錯イオンの形が決まる
という点です!!!
つまり、
「金属イオンの種類によって
ひっつく配位子の数が違うので、
錯イオンの立体構造がかわってくる」
ってことです!
具体的には、こちら↓
これはもう、ものすごく簡単なので、
いますぐ覚えちゃってください!
図ごと覚えてイメージ付けすると
覚えやすいですよ〜〜!
さあ、次からが!ほんとに試験で使える
ポイントになります!
2、NH3(aq)の場合
ここからは、配位子でわけて
説明していきます!
それぞれの配位子で
ゴロがあるので、紹介していきますね!
まず、NH3(aq)は、「NH3のままで」
Zn Cu Ag Ni Co Cr
にくっつきます!(配位結合する)
「NH3のままで」とは↓こういうこと
ゴロは、
あんどうくんと銀二個黒い
文章の意味なんて
分からなくてもいいのです笑
下手くそがイメージを書くとこうなります↓
これで覚えられましたね!(?)
3、NaOH(aq)の場合
次はNaOH(aq)の場合です!
NaOHは、「(OH-)の形で」
Al Zn Sn Pb Cr3+
にくっつきます!
「OH-の形で」とは↓
ゴロは、
ああすんなりとクロムさん
これは覚えてる!という方が
多いんじゃないでしょうか?
なので(下手くそな)イメージ画は
省略します笑
ここで、数分前に
「金属イオンの種類によって形が変わる」
とお伝えしましたが、
それではここで例外いきます。(早い)
例外なんだけど覚えやすいので大丈夫、
そんなに心配しないで笑
なんと、NaOHとの錯イオンのときは、
どんな金属についても、配位数は4
なんです!!ワオ!
なんて覚えやすい!笑笑
「NaOHとの錯イオンは配位数4」
と覚えておいてくださいね
(もう一つ、とっても出やすいのが、
「配位子がCN-の場合」
があるのですが、これはFeと一緒にしか出題
されないので、次回やりますね!)
ここで、今回のスッキリまとめをこちらに↓
大事なところは青ペンで書いたのと、あと
錯イオンの色が頻出なのも一緒に書いたので
できれば一緒に覚えた方があとで楽ですよ
なんか色々説明しましたが、
まとめてみるとこれだけ?って感じ
じゃないですか??
ポイントが「これだけ」なら、
すぐにでも勉強してしまって
点数が取れた方が嬉しくないですか?
頭のいいあなたなら、
この表を覚えるのなんて楽勝ですよね!
何回か紙に書くだけですぐにでも
使える知識になるので、
ぜひ今すぐ表を書きうつして練習ですよっ!
頑張ってみてくださいね
成瀬ひかり
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