【JJC通信】充実人生のお金と心と体 vol.6 | 充実人生クラブ・レポート

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こんにちは! 伊藤誠です。

肉体的・精神的・経済的に人生を不安なく生き抜くことはそう簡単ではない時代になった・・・

ファイナンシャルプランナー業を20年。
数千人のご相談・お話を聞いて自分はそう感じています。
その最大の理由は良くも悪くも長寿だと考えます。
そこで、前回から3回にわたり時代の変化によるお金の考え方

「昔の常識、今の非常識」をテーマにお届けしてします。
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時代の変化によるお金の考え方
昔の常識、今の新常識③
「住居|賃貸と持ち家」
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賃貸vs持ち家が話題になったとき、すぐどちらが良いかという事だけが一人歩きします。
賃貸最大のメリットは、いつでも気軽に引っ越しができることですが、

ここでは住居に対する生涯支払額に的を絞って考えてみましょう。


仮に家賃が8万円、2年に1回の更新料支払いを加味し年間家賃を100万円とします。
20歳から90歳まで70年間この家賃を支払うと7000万円50年間としても5000万円です。
一方家を購入する場合、3500万円の家を35年ローンで支払うと現在の低金利下では約4000万円、

生涯の固定資産税とリフォーム予算・住宅ローン減税を加味すると5000万円ぐらいになると思います。
30年前の金利下では3500万円の家購入資金購入は8000万円の支払いになり、
当時は家を購入すると購入金額の2倍以上の支払いになるため、
住宅の購入は頭金を貯めてから購入することが常識で、

頭金を20%出せる人しか住宅ローンを組めませんでした。
50年間の住居費用が、賃貸も持ち家も5000万円だとするならば、どちらを選択されますか。
もちろん個々に事情が異なるので、意見は分かれるでしょうが、

70歳の時賃料8万円を死ぬまで払い続ける経済的余力があるか心配です。
少ない年金の中から、家賃を死ぬまで支払い続けることは容易ではありません。
特に独り身になった時は年金が2人分から1人分になってしまいます。



切り口を変えて、

Aさん・・・60歳で月10万円の家賃。貯金3000万円

Bさん・・・60歳で持ち家。ローン完済、貯金0

一見、Aさんはお金持ちのように見えますが、

25年間(85歳まで)で家賃を3000万円+更新料120万円支払わなければなりません。
ここで言いたかったことは、長寿に対する家賃負担は重いということと、

超低金利のため住宅購入に対する金利の支払いが極めて低いことにより、

持ち家に対する住居費用が昔に比べ数千万円単位で低くなっている
ということです。
これもまた「昔の常識、今の非常識」かなと思います。

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「老後資金と2000万円問題」
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2000万円の話題も独り歩きしていますが、正しく理解する必要があるとFPは考えます。
「金融庁の試算は、65才の夫と60才の妻の“平均的な生活費”が

 一般的な年金支給額(夫婦で21万円)を月5万円上回り、
 それが老後の30年間ずっと続くと

 2000万円(月5万円×12ケ月×30年)くらい足りなくなるよ」

というお話です。

ここで注目しなければいけない点は3点あります。

A. 65才の夫と60才の妻という前提で、単身ではないし、年上女房でもないし、年の差婚でもない

B. 老後(65歳以上の夫婦世帯)の平均的な生活費とは

C. 一般的な年金受給額(夫婦で21万円)を前提

食  費: 70,058円
交通通信:28,524円
交 際 費: 25,315円
教養娯楽:24,541円
光熱水道:21,635円
保健医療:14,995円
住 居 費: 14,853円
家具備品:10,273円
被服履物: 7,465円
仕 送 金: 1,748円
教 育 費: 458円
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合 計 247,701円


自分の受け取れる年金受給額を知らない人が50代で6割を占め、

老後の生活資金を確保していない人は7割に上るー。
日本銀行の調査で、公的年金の理解や老後生活費の準備が進んでいない実態が浮き彫りとなった。
ここで言いたかったことは、上記すべて個々に状況が違うということです。

◆65歳以降のポイント

ご自身(夫婦又は単身)は何歳で何十年間分の将来を考えなければならないか?

ご自身(夫婦又は単身)の65歳以降は月いくら使うか?(家賃、親介護、住宅ローンはないか)

ご自身(夫婦又は単身)の65歳以降受給できる年金額はいくらか?
(夫婦で21万円はあくまでも平均で、少なくとも夫婦どちらかが厚生年金40年加入していないと難しい)
ポイントは 2000万円という数字ではなく、“毎月5万円の赤字”が30年という話。
ご自身(夫婦又は単身) は65歳以降毎月いくら不足(又は余る)x何十年か?ということです。
これも「昔の常識、今の非常識」で昔はこんなことを考えなくとも、

終身雇用で退職金を数千万円もらい、年金は60歳から受給、余命もそう長くなかったのです。
今は長寿のライフプラン(生活設計)を考えなければならない時代なのです。

伊藤 誠
充実人生実現パートナー
http://jyujitsujinseiclub.org/member/ito_m.html