【JJC通信】結び柳 <茶遊庵だより> 睦月  | 充実人生クラブ・レポート

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皆様 明けましておめでとうございます。 
「茶遊庵」の案内人、山﨑小夜でございます。 

お正月の茶事の初釜で・・ 

床の間に活けた結び柳の輪/和(わ) 
を眺めながら 

いろいろな意味が含まれていることに 
「毎年見ているのに」と思いながらも 

「新鮮さ」を感じます。 

柳を結んだ大きな輪は 
「一陽来復(いちようらいふく)」 
の太陽を表しているそうです。 

一年で最も日の短い日(冬至)を境に 
昼の長さが増すことから 

「物事が好転する」 

という意味の「一陽来復」は 
縁起のよい言葉なのですね。 

また、柳を結んだ大きな輪は 
丸く結んだ形から 「平和」「円滑」 の象徴である とも言われています。 


そして、なぜ、 
お正月に柳なのでしょうか? 

唐時代の張喬(ちょうきょう) 
という人の漢詩に 

旅に出る友人に 
柳を結んで贈る 

という故事があり 

利休が送別の花として 
茶席で用いたのが 
最初なのだそうですね。 

結び柳を正月に飾るのは 
お正月が新年の旅立ちの日であるから、 
と言われています。 

日本の伝統文化には 
万物を生みだす優れた神が宿っている 
と私には感じられます。 


例えば、こんな体験があります。 

故、林家晴三先生(陶磁器研究家) 
が栃木県の栗田美術館に 
来られた時のことです。 

赤楽茶碗をお持ちになり、 
「どうぞ、お手に取られてご覧ください。」 

とおっしゃられたので、 
手に取り見せて頂きました。 

江戸後期の茶碗でした。 

その時・・・ 

自分の手が吸い込まれそうな感覚 
をおぼえたのです。 

さすが 
先生の心眼で選んだ 
究極の名盌(めいわん)です。 

忘れられない一期一会 
でした。 

茶の湯では 
作り手の魂が宿る芸術作品の数々を 
茶席の場で用い使うことができます 

私自身はもちろんのこと 
多くの方々にとって、それは 
茶の湯の最高の魅力の一つ 
といえるのではないでしょうか。 

茶遊庵では 
そんな茶の湯の愉しみや 
一期一会の歓びなど 

お忙しい毎日の中にも 
心の贅沢、潤いや豊かさなどを取り入れ、 
取り戻していただけるような活動 
ができたら最高と思っています。 

充実人生クラブの皆さまの諸活動の中に 
味わいや安らぎをそっと添える 
お手伝いができるなら 
本当に嬉しいです。

 

 

これまで 茶遊庵では、 

長月の茶会テーマを 
「野趣の愉しみ」として 

竹林の中、 
小鳥のさえずりを聞きながら 
お茶会をいたしました。 

数寄者(芸道に熱心な方) 
の方々にお出かけ頂き 
楽しい時間を過ごして頂きました。 

また、卯月には、 
「仕事(志事)をする女子がホッとする茶会」 

お正客様にお茶を点てて頂いたり 

お懐石の後で 
短冊に詩を書いて頂いたり、 

ご自身の 
お仕事や趣味や日常について語って頂き 

亭主もお客様も「ほっとする」 
時間をもつことが出来ました。 

今年も数寄者の皆様と 
そんな企画を立ててみたい 
と考えていますので 

気楽にお集まり頂き、 
「テーマ」にあったお道具で 
ご一緒に「茶の湯」を楽しんでみませんか。 

また、皆さまの諸活動の場の一コマで 
ホッとお茶を差し上げたり 

JJCワインにあう八寸を添えたり 

そんな場面も楽しみです。 

平和な国、日本は 
長寿国になりました。 

100年ライフ 
沢山の時間の贈り物を 
頂いたのですから、 

充実人生クラブの皆様と共に 
楽しい時間を 
御一緒に過ごせたら幸せです。

どうぞ本年も
よろしくお願い申し上げます。


 茶 遊 庵
 平成30年睦月
 http://reikobird.jp/85s6

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