今夜(2017319)の

テレビドラマ「a life」で、

自分の5㎝もの

脳腫瘍摘出手術を思い出していた。

発声神経と飲食神経から

発生した腫瘍が、

脳の中心部で

脳幹と小脳を押えて、

ふらふら歩きや

味の分からない

毎日を送っていた。

主治医に

日本に

安全に腫瘍を取り出すことができる

豊富な経験者の医者がいない、

これまで見てきた世界でただ一人

アメリカ在住の福島先生のみであると言われ、

僕の手術のお願いが

先生宛に届くよう、

アメリカの大学研究室に

e-mailをお送りした。

手術日に

僕に全身麻酔をし、

12時間もの手術をし、

頭蓋骨に手術用の

小さな穴を開けたと聞かされた。

日本の医者は

安全な手術の為、

関係神経を切り取るという。

手術後飲み食いや発声ができず、

機械などを使わなければ

栄養取りや発声ができない人が多いと言われた。

僕の場合、

腫瘍に関係した神経を

少し残してもらったので、

支障が残るが

飲食神経で咳が出るが飲み食いや

ガラガラ声でお話をすることができる。

感謝している。