完全予約制

新規予約は2か月待ち

(土日希望だと3か月以上)

ひとつの時間枠に1人、または1組

そんなメガネ屋さんに行ってきました


テレビで何度も紹介されていてるそうです

お友達から話を聞いて予約したのが1月の始め

この日を心待ちにしていました


人気の理由は

・近くの見え方にこだわる

・身体に無理をかけない

・生活スタイルに合った見え方を追求


眼鏡歴30年以上になりますが

眼科でも、他のメガネ屋さんでも

聞いたことのない考え方

でも

最近めっきり近くのものが見えにくくなった私に

ピッタリなのでは?と思ったのです


視力測定、見え方の調整、フレーム選び

フレームの調整まで約2時間

とても楽しい時間でした

メガネ屋さんで楽しいと思ったのは初めてです


伺ったのはこちら

千里堂メガネ



いざ、測定

    近くの見え方にこだわる


2.5mよりも離れたところが『遠く』

それよりも手前が『近く』

日常生活において

2.5mよりも先を見る機会は少ない
如何に遠くが見えるかよりも
近くが見えやすいことが大切



サロンでお客様によくお話することですが

人間の身体の初期設定は原始時代

近代社会には不適応

その差異を補う身体の能力が素晴らしいのですが

使いっぱなしでは疲労、疲弊していくのが当然

『年だから』という言葉の影には

年齢的な衰えというよりも

積年の疲労が多く隠れているのかも知れない

だからこそ

年齢に関わらず

不適応を改善するための適切なサポートがあれ

ば身体はもっと力を発揮できる


それは目に関しても同じ

身体の初期設定では敵や獲物を見つけるため

遠くを見ることを想定

遠くを見る=正常なリラックス状態

近くを見る=筋力を使ってピントを合わせる

      緊張状態

だから

筋力を使う近くの見え方を適切にサポートして筋肉の負担を軽減するメガネが必要


メガネに対して求めることが違うため

測定方法もこれまで受けてきたものとは

ずいぶん違っていました

機械を使った測定はごく僅か

両目で見た時の見え方を大事にするため

片目を隠して遠くの文字を見るという

測定はあまりせず

目の動きを丁寧に見ていく

そんな検査の間も、ひとつずつ詳しく説明していただいて、自分の目の状態がよくわかりました

お話上手で、例えが絶妙

楽しそうにお話してくださるので引き込まれます




遠くを見る時、目の周辺の筋肉はリラックスし

近くを見るためには筋力を必要とする

        ↓


現代の生活は近くを見る時間が長く

筋肉は緊張を強いられ続け疲労し

そのために様々なトラブルが発生する

近くの見え方を重視したメガネで

筋肉の緊張を軽減すると見え方が変わる



小学生くらいのお子さんでも

遠くのものはよく見えているけど

近くの視力が落ちている場合もあるそうです

教科書やノートがよく見えないために

疲れやすく集中力を保てない

そのため

注意欠如・多動と位置付けられてしまうことも


学校で行われる視力測定の仕方は

開国後、近代学校制度(学制)が始まった頃から

ほとんど変わっていないのだそうです

より遠くを見ることが求められた時代の検査法では

近くが見えていないことに気付かない


発達障害当事者の声に耳を傾け生まれた目にやさしいノート

見えにくい方のために配慮されたノートは

誰の目にもやさしい

私も愛用しているこちらのノート

疲れにくく、まっすぐ書けるので

書くことが楽しくなります

新しいアイデア💡も生まれるかも 



合わせたレンズで見え方を確認

遠くを見たり

近くを見たり

遠くの矯正視力は現在のメガネより下げているのに

格段に見えやすい

左右の見え方に差が無い方が

両眼で見た時 よりクリアに見えるのだそうです 

最近めっきり見えにくくなっていた近くのものにも瞬時にピントが合う‼️感激でした

ストレスなく近くの小さな文字を見ることが出来たのは何年ぶりだろう✨


『人の身体に関わる職業の方にはブルーライトカットのレンズはお勧めしません!

レンズに色が入ってしまうので

肌の色や質感がちゃんと見えませんから』

職業に合わせた的確なアドバイスも有り難い


フレームを選ぶ

取り扱っているフレームは日本製

やはり品質や耐久性が違うのだそうです


たくさんのフレームの中から

素敵な1本に出会いました👓


我が強すぎると言われる私ですが

プロのアドバイスは素直に聞きます

自分では手に取らなかったはずの1本を

勧められるままに掛けてみたら

あら、不思議

絶対に似合わないと思ったのに 悪くない


しっくりくる

馴染みがいいのは別なフレーム

でも、気になるのはこちらの方


不意にかけられた

『オシャレって、自分が許容できるギリギリの違和感だと思うんですよね』という言葉に

『ギリ行ける』と反射的に答えてしまったことに自分でも驚いたのだけれど

メガネ屋さんはもっと驚いたことでしょう


違和感の無いものを選ぶ人も多いのでしょうが

私はギリギリの違和感を選びました

ちょっと攻めたデザインなので

ためらいましたが

たぶん

今だから掛けられるメガネ

メガネに負けない自分になりたい

違和感が徐々に柔らいで

しっくりくるようになれたなら嬉しい


フィッティング

測定の際にも感じたことですが

さすが、プロ!

迷いなく 手際よく 正確

しっかり合わせてもらったメガネは掛け心地がよく

下を向いても

首を振ってもズレない

施術中は下を向いていることが多いので

この安定感は心強い


目について

見え方について

一般的なメガネの考え方について

視力測定の方法とその問題点についてなどなど

たくさんのお話を伺い

質問にも答えていただいて

自分の癖や、そうする理由もわかりました

専門家のお話は面白い


仕上がりまで2週間

楽しみに待ちたいと思います♪