今日は、スマホの写真撮影会。
最後の紅葉を切り取りに、京都へ。
カメラマンの如月凛さんの指導で、印象的な構図や
美しい、と、自分が思う角度は、モノはなんなのか?とみていくと、それぞれのセンスや、美学に行き当たるんでしょうね。
今日も京都の街は、お着物の男女でいっぱいでした。
風も冷たい11月の末に、丈の短い、浴衣のような着物を纏う若者達は、とても寒々と見えました。
正絹のお着物と羽織、道行を着てらっしゃった方はほとんどいなかったような。
先斗町、ぽっくり履いてそぞろ歩く舞妓さんは多分みんな観光客の方。
本物の芸妓さんや舞妓さんにお目にかかりたかったなぁ。
ほとんどの方の帯が、カンタン浴衣のように、差し込み式のものの中で、可愛いウサギのお太鼓を締めたお嬢さんがおられました。
今日は一日、たくさんの着物女性を見てきたけれど、その方を見て、「初めて着物を着た人だ」と思えたのは不思議な感じでした。
京都の紅葉も街並みも素敵だけれど、着物姿にカメラを向ける気はしませんでした。
たくさんの方が京都という街にいらして、着物を纏ってくださるのはありがたいこと。
でも、素敵だな、と思う着物も、美しいたたずまいを感じさせる方も、ほんの一握り。
このことを嘆くのではなく、だからこそ、昔の古き良き着物に袖を通すこと、美しい所作を身につけることは、意味があるのだと、際立つことなのだと、いう思いを深くしました。
写真を撮ることで、私は何を美しいと思うのか、何を残したいのか、そんなことに思いを馳せた、かなり深ーい、一日になったのでした。
■12月の着付け教室は12月3日(土曜日)と17日(土曜日)の午前(10:30から)と午後(14:00から)女子力向上研究所で(JR・近鉄・地下鉄鶴橋駅歩4分)
■12月のしぐさ美人レッスンの団体レッスンは12月10日(土)、24日の10時から11時30分まで。天王寺区民センター(地下鉄谷町線 四天王寺夕陽ヶ丘前より徒歩2分)でございます。
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