日本英語教育史学会 第 298 回 研究例会のお知らせ | 田邉祐司 ブログ 常時英心 言葉の森から: 2.0

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たなべゼミ生による英語表現の落穂拾い 2.0
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みなさま,ぜひご参加ください。(会長 UG)

 

日 時: 2024 年 7 月 20 日(土)14:00~17:00  オンライン開催

 大正時代の英単語集の研究:明治と昭和をつなぐ教材の変遷

研究発表

発表者:熊谷 允岐氏(茨城大学)

【発表者から】本発表では,大正時代の英単語集に着目し,それらの特徴を明らかにすると共に, それらが明治および昭和初期の単語集とどのような繋がりがあるかを考察することを目的とする。 昭和初期刊行の著名な単語集には,いわゆる小野圭と赤尾のものが存在する。だが,それ以前の, 特に大正時代の単語集については,あまり研究対象とされてこなかった。本発表者ではこれまでの 単語集研究(江戸〜明治)にも言及しながら,当時の単語集を俯瞰する。



			
シリーズ:私の愛した教材
江川泰一郎ほか『A New Guide to English Grammar』(東京書籍, 1980) を中心とする高等学校英文法教材
発表者:馬本 勉 氏(県立広島大学) 指定討論者:河村 和也 氏(県立広島大学)

【発表者から】高校時代の「グラマー」では,表題の教科書,参考書『英文法の活用』,問題集『英文法問題の考え方』と,全て江川泰一郎氏による教材で学んだ。問題集は書き換え問題に多くのペ ージが割かれ,おかげで当時よく悩んだ比較級や話法などの文の理解が深まった。『英文法解説』に出会うのは大学生になってからだが,家庭教師や塾講師,教員となってからも『解説』には助けてもらってばかりだ。感謝を込めて,これらの魅力を語りたい。

 

参 加 費: 無料
 

問 合 せ: 日本英語教育史学会例会担当(reikai@hiset.jp)