男性向け風俗も
女性向け風俗も
セラピスト側から見て
お客様の指名を獲得するために
「3回目の壁」
という言葉があるそうです。
これも後から知りました。
お客様が
今後、
同じセラピストをリピートするのに
3回目が
そのカギとなる
という意味です。
1回目の初指名は
お互いにまだ何も分からず
お客側も新鮮な気持ちで
初めて出会えた高揚感や
興奮から
どんなことでも
すべてがバラ色に見えます。
相手の嫌なところも見えないし
すべてが新鮮であり
すべてが喜びと快楽で
満たされているというのが1回目。
私もその通りで
1回目は
すべてが完璧でした。
パーフェクトで
なにもかもが至福の連続でした。
次に
2回目指名してくれた人は
ある程度
自分を気にいってくれた人
ということになります。
1回目でダメならば
2回目は指名しないので
2回目指名してくれた人は
今後のリピート客になる
可能性のある
大切な女性です。
(2回目以降指名すると、
「本指名」という扱いになります)
この2回目も
お客側から見れば
1回目の高揚感が続いていて
1回目の喜びと幸せがずっと続いていて
その新鮮な気持ちのまま
2回目を受けられるので
2回目も
幸せで満たされることが多いと言えます。
ただし
3回目からは
ちょっとずつ
お客側の様子も変わってきます。
なぜならば
もう1回目や2回目のような
新鮮さは少しずつ消えています。
そして
今まではあまり見えていなかった
現状が
見えるようになります。
例えば
1回目2回目は
一緒に会ってるときは幸せだったけれど
段々と
他の女性も
自分と同じことをされているのだと
他の女性客の存在が気になったりします。
他の女性に対しても
同じようなことをしているとすれば
もし本気で好きになってしまったら
自分が痛い目を見ます。
また
自分だけが
男性に
幸せなことをされているわけではなくて
誰もが同じサービスなのだと
冷静になると
女性は喜びにくいということもあるでしょう。
自分だけ大切にしてもらっているわけではない
あくまで
不特定多数の客の一人なのだと
思うと
冷静になれます。
今後辛くなるのであれば
リピートしないほうが
自分のためになりますし
また3回目で
ちょっとずつ新鮮さが薄れてくることで
もうリピートしなくてもいいかなと思う人も
でてくると言えます。
女性向け風俗店や
セラピストやレンタル彼氏は
年々
増加傾向にあるので
新鮮味が少しずつ薄れた男性を
指名するならば
新しいセラピストを指名して
またドキドキ感や
高揚感を味わいたいと思う人も
いるでしょう。
ですがその反対に
その女性の心を
セラピストが掴むことができれば
これから
ずっと指名してくれる
大事な顧客ということになります。
風俗は
リピート指名が命綱といっても
過言ではありません。
リピート指名と言っても
セラピストとお客が
契約書のようなものを交わすわけではなくて
あくまで
お客側の気持ちや意向で
指名をゲットできるので
たくさんの本指名客がいても
永久指名が保証されているわけでもありません。
女心は変わりやすく
前回までの本指名客が
急に指名してくれなくなるということも
常に
あり得ることです。
ということは
お金を払ってくれる
お客の心を自分に向けて
強く掴んで離さないことは
セラピストのお給料にも
直接反映されます。
その分岐点と
明暗を分けるのが
指名3回目であるため
3回目の壁
という言葉があるようです。
つまり、3回目ぐらいまでは
楽に指名してくれても
なかなか本指名でずっとリピートしてくれる
客を掴むのは
それほど簡単ではないということだと思います。
逆を言えば
1・2回目を経て
この3回目で
お客の心を掴めたら
今後の長い指名客になってくれる可能性がある
ということになります。
私は当時
3回目の壁のことは
何も分かりませんでしたので
セラピJに会いたい一心で
3回目の予約をしましたが
今思えば
セラピJにとっては
「勝負の3回目」
と思っていたのかもしれません。
今振り返ると・・・・
私にとっての
予約3回目
そして
彼にとっての
勝負の3回目は
彼の・・・・
完全勝利となりました・・・・
彼のパーフェクトゲーム
完封・完投勝ちと言ったところでしょうか・・・・
彼の華麗なる勝利と
私の完敗を
次から書いていきたいと思います。
が・・・
当時の私は
この私こそが
完全勝利をしていて
世界一幸せな女になったのだと
信じていたのでした。