天が最近、話題にあがってきていると思います。

一言で言うと、「楽天が危ない」と言われています。

難しいことは専門家などに任せて、ここでは簡単に説明しておこうと思います。

 

さて、楽天と言えば、色んな事業が展開されていますが、楽天市場や楽天証券、楽天銀行、楽天カードなどを圧迫している事業が楽天モバイルです。

楽天モバイルは、大手3社に対抗する為に参入してきましたが、誤算がありました。

一つ目は、2018年のPayPayの普及でしょうか。

これは、クレジットカードを持たない若者をターゲットにしたキャッシュレスに重点をおきにいった三木谷社長の誤算の一つではないでしょうか。

 

二つ目は、2019年のコロナ過ではないでしょうか。

これにより世界が混乱し、物流が止まったりして、成長に向けて走っていた楽天にとっては、誤算の一つと言えるでしょう。

 

三つめは、菅政権による大手のキャリアにメスが入ったことでしょうか。

これは安さを売りにしようとしていた楽天にとっては誤算の一つと言えるでしょう。

 

これで詰みと思われるでしょうが、三木谷社長はまだいけると考えています。

その一つの理由は、携帯電話がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」です。

プラチナバンドについては、総務省が今年の秋に割り当てる方針の他の携帯大手が未利用のプラチナバンドを優先して導入を検討する方針を明らかにしたというニュースがありました。

楽天モバイルは従来、大手がすでに利用しているプラチナバンドを譲ってもらう再割り当てを総務省に求めてきたが、これについては未利用の導入後に改めて検討するとしたということでした。

 

楽天モバイルは、プラチナバンドをまだ持っていないので、これを持てるかどうかで将来が変わってきます。

もう一つの理由は、楽天シンフォニーです。

これは楽天公式サイトからの情報ですが、Rakuten Symphonyは、日本、米国、シンガポール、インド、欧州、中東・アフリカでソリューション事業を展開するグローバルな事業組織です。楽天が保有する通信事業者向けプロダクト、サービス、ソリューションを横断的なひとつの事業組織の下に集約させ、4Gおよび5G用のインフラストラクチャとプラットフォームソリューションを世界市場に提供していきます。

 

つまり、世界を席巻できるかが鍵になっており、ソフトバンクの孫さんとの対決ともなるでしょう。

この二つを成功できたならば楽天経済圏を世界へ拡げられるので大逆転となるでしょう。

素人考察なので、間違いなどあったらすみません・・・

また、楽天には、2025年に約9,300億円の社債の償還期限があり、近い将来に現金が必要になってくるのです。

ここで、キャッシュ不足となれば倒産となるわけです。

 

しかし、ここでキャッシュの集め方ですが、これは株式ですね。

まずは楽天銀行の株式を40%売却し、一部を手放しています。

それと楽天証券の株式は19.99%をみずほ銀行へ売却しています。

 

おいおいおい一部を手放して大丈夫なのか?と疑問に思う方もおられるでしょうけど、ここまではまだ大丈夫なのです。

危ない領域があり、それは楽天の本丸である楽天市場を守らなければならず、その本丸の相方とも言える楽天カードを売りに出したらいよいよ危ないと言われています。

 

これから先の楽天の行く末がどうなるのか誰にもわかりませんが、この苦境の中ではトップの手腕が試される時だと思いますので、楽天を使っている僕も含めて今後も利用していく為にも大逆転するのを見守っていきましょう。

キーポイントは「楽天カード」です。

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。