どこかの片隅で 何かを 作ってる

どこかの片隅で 何かを 作ってる

何かを作る事が 好きな人の話


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今回のフランス時代の衣裳のオーダーは

如何にその時代っぽくみせるかにかかっているのでした。

時代考証等の資料は、アマオト直後から資料はあちこち探しまくりました。

ジャンヌダルクの文献もずいぶん探しました。

図書館が主ですが、このほかにもまだまだあって、ずいぶん資料を読んでは探しの繰り返し。

限られた予算の中、しかも今回クラウドファンディングして

沢山の方々から支援していただいてるんで

いつにもまして無駄遣いはできません!

その中で「その時代っぽく」みせなければならないのなら

デザインと布選びと、いかに工夫できるか。

貴族は貴族らしく、ジャンヌ達平民や戦場の人間は

煤や泥、垢、血にまみれている

「生活臭」を出す事でリアルに近づける様に。

合言葉は「15世紀に行ける魔法をかける」そんな衣装を目指しました。

 

甲冑はデザイン画を鎧製作担当のエマック氏に渡し、お任せ。

甲冑ができたら、甲冑を止める部分は私が製作という行ったり来たり作業。

その中で稽古から着てもらって調性を繰り返す延々作業の毎日でした。

 

悲劇の聖女ジャンヌ・ダルク 日高望

甲冑デザインは、ヘルメット系ではなく鉢がね系にして

日高@のんちゃんの表情が見える事、

走るので動けることがデザインの条件にありました。

甲冑はエマック氏に任せ

私はいかに下に着ている鎖帷子を「それっぽく」みせるか。

まずはメインビジュアルのポスター撮影のため

最初にそれを作り、その後

彼女の村娘から、魔女として火あぶりされるまでの衣裳を数点

作り上げていきました。

 

◆村娘

フランスのこの時代の民衆の格好って

女性はさして変わらないのですが、帽子が特徴。

男性も女性も帽子をかぶっているのが一般的。

放牧等、野良仕事をしているので

あちこち、煤や泥で汚れている感じに汚しをかけています。

 

◆旅支度

デザインの時点ではありませんでした。

稽古が進むにつれ・・・あれ?女の子が旅に出るのにこの格好?

とは思いつつ、ジャンヌは出ずっぱりなので、衣装展開沢山あると

困るし、でも気になる・・・

んで、代表につい「ねぇ旅支度にコートとか着た方がよくない?」

って聞いたら「だよね」と応えが返ってきました。

あぁまたやってしまった、墓穴掘り。一着衣裳が増えて作業が増える!

でも気になってしまったら、演出上困らないなら作りたいという

私の拘りというか業というか・・・

で、時代考証上困らない事と、脱ぎ着が簡単な事を理由に

厚手のケープとなりました。

 

◆男装

この時代の極ありきたりのチュニックにピタッとしたパンツ。

ベルトの金具って言うのは、もうこの時代にはあったんですねぇ。

西洋服装史、大変面白いです。

 

◆甲冑

エマック氏製作

甲冑の鉢がねは、コーム状のピンで固定できるようになっています。

ライオンボードというウレタン状の板に、エナメル生地を貼って

金属っぽい仕上げにしてあります。

上から汚れている様に軽く塗装がしてあります。

他のフランス軍の皆よりはずっと新しい甲冑なので

汚しは少な目。

腰巻の金の百合の紋(フルール・ド・リュス)は私が

一個一個手描き。

その型と同じ型で甲冑にも紋を入れてもらいました。

肩の部分はねじ止めで腕が上がるようになってます

 

足部分のアップ

 

鎖帷子は私が製作。

銀色のネット状の生地と黒い生地を重ねて縫ってあるのですが

この銀の生地が結構キラキラのラメでして、軽そうに見えるので

ガンメタ、銀、黒の三色のアクリルスプレーを吹いて色目を抑え

腕の甲冑がズレないよう大きなマジックテープで止めるようになってます。

 

◆最期の服

イングランドに捕まった彼女はずいぶんひどい目にあったといいます。

ボロボロで汚れ、あちこちに血痕までついている衣装となってます。

この衣装の汚れ、ここで殴られたから鼻血が垂れて等

そういう風に血の付き方とかも考えてあります

 

続く!

 

舞台撮影(大塚正明 劇団GAIA_crew)


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「アマオト」終わる前から、次はジャンヌダルクをやりたいって代表が言ってて

打ち上げの際、映像のエマック氏が実は造型できる人と知り

ガイアにその場でひきづりこんで・・・

ガイア史上最もすごい衣装が展開される幕開けとなりました・・・よ

目標は いかにフランス時代の衣装をリアルに作れるか!!!

我らの間では「LinKAge算」ってのがあって「大変」の尺度になってるんだけど

もぉおおおおお終わってみたら「LinKAge」どころの話じゃないほど

正直大変だったぁぁぁああああああああ!!!!

自分の持つスキル全部入れ込んで

あの時点で自分の最高を盛り込みました・・・

いや、いっかいいっかい最高値で通過していくつもりでいるんだけどさ

ホントホント今回は「闘い」でしたよ!!!!!

続く!


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「アンリアル・マイ・ハニー」は過去作の再演です。

今回は演出がC.C.Cの矢部亮さんという事で、矢部さんと打ち合わせして

矢部さんのイメージでデザイン画を描き、

似たような感じの洋服を皆さんに用意していただく形でしたが

モモ役の杉山ひろこ@おすぎさんの衣裳だけ作りました。

売ってるけど・・・高いんだもん・・・作ったよロリータ服

中央に居るのは、チラシを作った時の「架空の彼女」をやって下さったモデルの水田くるみさん

 

「梨の礫の梨」は

舞台上の衣裳は全く、キャストの日高のんちゃんと大西まおまおにお任せだったんですが

当日のスタッフをバーに居る人に見立てようと

全員バーテンの格好に。蝶ネクタイにベスト、cafeエプロンしてました

写真は三橋亮太@みっちゃん と、当日本当にバーテンをやっていた私

 


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元々私SETという、ミュージカルアクションコメディをやっている劇団所属の役者でございました。

まぁ、ご縁があって代表に拾われガイアの衣裳を担当することになったのですが、

思うトコあって、ちゃんと原点に戻ってみないかな?

と思い、Vラボミュージカルさんの旗揚げ公演のオーディションを受けまして

受かったと同時に、衣装も担当することになりましたとさ。

舞台はショパンが生きるフランスの時代と、現代の音楽学校。

この両方の時代の衣装を作るんですよ・・・

キャストは40数名、しかも本役以外にアンサンブルもでるキャストがほとんど。

50着以上。点数にすると200超えてまして

「LinKAge」を超える点数を製作することに。

と、言っても、本当に1から作ったのは数点で

ほぼ古着やありものに手を加える作業でしたが、いやー作ったね!がんばったよ私w

一人ひとりの写真を撮ってる時間がなく

集合写真ばかりですが。

ショパン役 縄田晋さん と  詩音の母 朝日町子の私

ショパンの燕尾スーツは「アマオト」の山猫と同じつくり

この舞台のお母さんズw 

カルルの母ジョセフィーヌ 川村絵里さん 

このドレスは外側を私が、中側のボーンとコルセットは古着のドレスを使用しています

フランス民衆 二児の母 蛇島マリさん この衣装は古着を染めてます

フランス民衆。酒場に集まる陽気なご近所の皆さん

熊本弥文さん、 高山円花さん、鈴木里衣菜さん、秋田悠花さん、蛇島マリさんと私

ショパンの時代全員集合。

手前の子役二人もちゃんと民衆の服作ったんだけど、時間がなく現代パートの衣裳で。

左側の市川先生以外の衣裳を全部担当したー!!

 

私の娘 詩音役の鈴木美緒さん。はぁ可愛いv

この制服は全て借り物。音楽学校の生徒の衣裳はほぼ借り物でしたが

どんな感じの衣裳にするかのコーディネイト役も私が行いました

このジャージとか色と数がなくて、探しまくりました。

このドレスの婦人  ユリア役神作純子さん このドレスも外側を私、中側を中古ドレスで作ってます

家庭科室の幽霊達 渡邉おとはちゃんと井上実優ちゃん
歌える踊れる小学生!皆の癒し系アイドルv
おもちゃみたいなPOPなオバケという事で、身体中に色んなモチーフがついてるのです

全員集合・・・頑張りましたよ・・・

 

主人公の親友のお母さん。娘が事故にあい半狂乱になるお母さん役他

アンサンブルで、フランスの民衆と、学校に出る幽霊役を頂きました。

夏すべてを使って、服を作ること、役者をやる事

歌って踊ること

すごい勉強した二カ月間でした。

しんどかったけど楽しかったなぁ。

皆、いつかまた 「ピアノの前で・・・」


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「斎沐」HITTさん

HITTさんはシンガーソングライター。

衣裳ですごくアイディアを出していただき、

あぁ!こんな風に衣装って変わるね!かっこいいね!

って勉強になりました。

衣装デザインの時点では、どんな妖怪としか知らず

台本もなかったので、百々目鬼という妖怪のラスボス

と聞いていたのと、最後にばぁ!っと目玉が出てくる仕掛けを作ろうと

思い、仕掛けありの衣裳を作ってます。

フードコートの下は普通の着物だったんですが

HITTさんが、こっちの方がかっこいいよ!俺こっちの方が似合うと思う!

と、ご自身のパンツやグローブアクセサリーを足してくれたのです。
下の着物も白になりました。

台本上にも、HITTさんが歌うシーンが出てきて、かっこいい

チャラい兄さんな衣装に変わりました。

ご自身を魅せるってのをわかってらっしゃるんだなぁと感嘆。

このフードコートの肩の部分を引きはがすと、中からたくさんの目が!!

という仕掛けになってます。

この目も黒目を一つ一つ手書きしてまして、部屋中に沢山の目が

敷き詰められてる様は・・・我ながら怖かったです

このHITTさんわざと、こんなおすましポーズなんです。

で、振り返りで、このポーズ。

おちゃめでかっこいいお方でした。

 

「 多娥丸 」ゲッツさん

もう一人のラスボス。
イメージは海賊ということで、髑髏を肩につけ、錨の鎖を身体に巻き

・・・実はこの骸骨は亡き道覚の・・・なんて裏設定があったりv

けして、悪者ではなかったというラスボス。

威厳とかっこよさを念頭に。

だらしなく着くずしかっこよい感じに。

 

「河女」 悠衣 さん

味方の妖怪側での紅一点。嫌らしくない健康的な色っぽさ。

襟のミズノ波紋は手書きですが、一緒に衣装担当した内野はとりさん@うっちぃが

同族の妖怪とは同じ模様ね!って 巴波 役の矢部さんの衣裳にも同じ模様を描いてくれました。

こういうのがあると共同作業ってホントテンション上がりますv

チョーカーは組みひも飾り仕立てにしてあります。

 

拾六太」佐藤こてつさん

前作と同じキャラクターの拾六太。元々は雑種の犬が変化したもののけ。

前作拝見した際、もー見えないしっぽが見える程元気で可愛いわんこv

私が最もこの作品で贔屓にしているキャラかもしれません。

彼だけは衣装を前作と変えたいという事で、絶対拾六太のこてつさんが

「かわいく見える」をあざとく取り入れた結果です。

かわいくない?オーバーオール男子!

 

他にも、笹団子の妖怪(長尾一広さん)の身体中の笹団子作ったりしてました。

 

ってもいい経験をさせていただきました。

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