MOGRA10周年と昔話 | J.A.G.U.A.R.(ゆけむりDJs)のブログ

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J-POPDJチーム『ゆけむりDJs』の一番槍・特選日本語DJジャガーによるアーバンDJライフ

今週末8/23(金)、24(土)、25(日)は
秋葉原MOGRAの10周年アニバーサリー3DAYSが開催!今回は私もお声がかかり8/25(日)に出演します。

MOGRA 10th ANNIVERSARY PARTY DAY3





いい機会なので自分とMOGRAのことを書いときます。

矢向さんスーさんが長文かかれてたので、まだの方はぜひ!グッときます。




MOGRA以前
自分にとってのMOGRAを語ろうとすると、まずMOGRAが始まる前の1年間を外すことができない。自分にとってはこの時間があっての、のちの10年なので。(アニクラカルチャーにとっても2008年は重要な1年だと思う、が他の方に任せます)

D-YAMA店長もKANさんとのインタビューでざっくり書いてあったので参考に。



自分がMOGRAにかかわることになったのは、MOGRAオープン前年からD-YAMAとyuyuが主催していた『DIGIn@tion』というイベントにレジデントDJとして参加していた流れで。きっかけは「俺らの開催するパーティにDJで参加してもらえませんか?」というD-YAMAからのmixiメッセージ。開催の前にはじめて会ったのが、たしかD-YAMAの電刃レギュラー1発目の2008年5月青山ever。

1000年ぶりにmixiを開いた



オープニングDJなのに東方ハードコアでいきなり盛り上げたのがその後評判になってましたね。サブフロアではのちにMOGRA副店長をつとめたミスターアニクラことDJシーザーさんがニコニコ動画をスクリーンに投影したVDJ的クイックミックスをロングプレイをしており(「忙しい人のための」系動画だとか「エアーマンが倒せない」など...うううエモい)、あのeverの小さなサブフロアが満員電車deフェス状態。熱気で汗が蒸発→結露→天井からたくさんの「ヲタ汁」をしたたらせてました(これがアニソンDJか!と唸った〜)。



山田店長の印象って最初に会った時からほとんど変わらなくて、「人生2回目なのかな?」って雰囲気がずっと続いてる。D-YAMAはなんでもプレイするけれどたぶん基本的にはBPM128-132くらいのスマートな四つ打ち的ビートミックスが好き。そして当時からアニソンやJ-POPを「ダンスミュージック」「クラブミュージック」としてかっこよくかけたいという気持ちが強くて、その理想はMOGRAの「アニソンマトリクス」あたりに強く反映されている(毎周年イベントのDJ人選にも出てますね)。結局三つ子の魂百まで、その人のテーマって強ければ強いほど変わらないもので。好きなものとやりたい事が自分と近かったのもあって、レジデントDJとして一緒にやろうと言ってくれたのかなーと思う。

やまゆゆ



2008年7月DIGIn@tionの第1回目はお客さんとして来ていたDQN団(のちPURE IBIZAレギュラーDJの団長やFuzzyさん、めろそしてharaくん from Hyperjuiceなど)との出会い、2回目からはDJ濱(祝・結婚)がレギュラーDJとして参加。翌2009年8月2日に開催された第4回までの一年間(!)に、のちのちまで続く多くの出会いがあった。たしか渋谷のDESEOに遊びに行ったときに山田から「秋葉原のメイドカフェみたいなところのコたちなんです」ってもふくちゃんとねむきゅんを紹介されたりとか…まさかそれが、のちに山田がもふくちゃんが社長のディアステージ傘下のクラブで店長をする流れになるとは、想像もつかなかった。。(そして10年が経つなんて!)

“10 年前”



MOGRAオープン、PURE IBIZAスタート 
オープン前に一度、店舗に遊びに行った時の印象は、今と変わらないコンクリート打ちっぱなしの地下室の様相がまさにクラブ然としていて、感想としてはほっとしたというか…ヘンに「アキバ」的過度な装飾がされていなくて安心した記憶。自分の中では“山田がシーザーさんと店を回すなら面白い事にしかならないし、山田ができないなら他の誰もできない”と思ってました。
とはいえ、最初の頃はフロアの中の事だけでも音響や防音はもちろん、「照明が明るすぎ」みたいな細かい部分の最適化は大変だったはず。いつかの電刃で「DJの弟子ができました」と紹介されたkei。君が、いつしか安心と信頼のPA様になってしまったのもうれしい時の流れ〜。



オープン二日目のブッキングを任されてアイドルソングのDJパーティというくくりで開催した2009年8月29日『ビューティフルドリーマー』が自分のMOGRA初DJ。その後も「リア充ナイト」みたいな単発企画イベントに参加していました(懐)。最初は集客に苦慮していたと思いますが、その年のうちに動画配信サービスUstreamでアニソンインデックスなどをリアルタイム中継しだしてから店の認知も大きく広がっていった記憶。


そのうち店長から「平日に何かイベントやりませんか」と言われた時、明るい照明のもとに歓談するBAR営業的なものではなく、ひとつのコンセプトを持ったDJパーティをしっかりやりたいと思って始めたのが、現在毎月最終火曜日に開催、来週で135回を迎える『PURE IBIZA』です。


レギュラーDJ「IBIZAMENN」オリジナルメンバーは、元祖男の娘DJとりでたくみ、その後魔法使いになったDan-cho、りょうりことchefoba、アニラボはじめたDJドミニク。その後pelican.dll、eyEScrem、DJ春菊、アキオクマガイが合流。VJは低速飯店のうに君やべっちー、dot_cやしろぼんことニシダ、今はWEBフライヤーをつくってもらっているARISAなどが参加。今はskyclapsもっちさんとScreenSaverすくせばにお願いしています。


PURE IBIZAは2010年1月からスタート、最初は月2回開催(当時はそんな時代だった…と思ってたら、先日出演したオールディーズが月2回ゲスト呼んでの開催を続けていると知ってびっくりした)。
もともと自分が渋谷区〜世田谷区あたりの、プレイヤー中心の小箱文化の中でカウンター的に日本語ミックスをするDJ活動を行なっていたのもあって、自分の好きな(dommuneを頂点とするようなハウス/テクノ周辺界隈の)正調クラブカルチャー地下水脈をMOGRAに流し込むのが初期のテーマ。
当時は都内の中小のクラブのデイイベントは壊滅状態だった遠い記憶。とんがっていたので、ゲストを食うぐらいのプレイをしようとイビザメンにハッパかけたり、(MOGRAの看板クラブミュージックイベントである)エレモグよりも音も招聘ゲストもカッティングエッジやろみたいな、平日デイパーティでも面白い事ができるぞという気持ちでブッキングをしていました。(最初のゲストはkilldisco先輩でしたね〜DJ頼みに下北沢MOREの現場まで会いに行った思い出。)


その一方で、個人的に渋谷のレコードカルチャーの殿堂・オルガンバーで2年もレギュラーをやったり、新宿にあったころのOTOで和モノ文化とJ-POP文化を合体させるテーマのパーティを主催したりと活動してきましたが、「MOGRAでDJをしている」「MOGRAでパーティを主催している」ということが名刺代わりにとても役に立ちました。2011年前後かな...まあその分、MOGRAのDJはどの程度のプレイをするんだ?という視線も意識するものだけど「MOGRAのDJはヤバいぞ」というのを自分なりの規模で発信してきたつもりです。



10年の間に「当たり前な事」や「新しい事」などの条件が変わっていきます。当たり前だけど。“異端”の存在として生まれた秋葉原の店は、今や東京ひいては日本のクラブカルチャーの真ん中近くに座標を移し、アニソンやJ-POPがクラブで流れる事はスタンダードのひとつになりました。

時代の移り変わりに応じて自分の中でPURE IBIZAのコンセプトもゆっくり変わって、2019年は2019年なりに皆に楽しんでもらえる場所を作りたいという気持ちでいます。

PURE IBIZAを続けてきた中で本当にたくさんの人に出会いました。結局パーティは人間が主役で、自分が面白いと思う事を共有してくれるお客さんや演者、それを開催させてくれるお店の人がないと成立しないんだよね。そんなことを考える機会はいまだに多い。

イビザが楽しいと一緒に乾杯してくれる人はお客も演者も店員もパーティの一部なんです。いつでも新しい出会いを求めているし、それはMOGRAというお店も同じだと思います。これを読んでいて、MOGRA面白そうだけどまだ来たことない人はぜひ秋葉原まで来て声かけてください。

MOGRAのメインストリームとは別に、完全に自分の独断で好き勝手にやってきたけれど、全部「いいっすよ」とGOを出してくれたD-YAMAには本当に感謝しかない。老後のお世話しようかな…。



そして今週末
MOGRAがアニメカルチャーやクラブカルチャーの中央へと進出していく一方で、個人的にJ-POPメインのDJとして活動の重心がMOGRAの外に移っていた自分に久々に来たのが、10周年への出演依頼!嬉しくないわけがない。出演は3日目。

1日目はアニソン
2日目はクラブ
3日目は…“人間”。ヒューマン。

「3日目は●●」
バラエティおじさん、だとか
ここにあてはまる文字はひとによって異なると思いますが、それぞれがMOGRAという場所で過ごした時間を象徴するような言葉が入るように感じています。自分にとってMOGRAという場所がどんな場所だったか、ぜひそれを確認しに来てください。また逆に、MOGRAに来たことのない人なら、1日でMOGRAがどんな場所か理解できるのでおすすめです。





時間割も発表になりましたが



もう気の利いた選曲とかの
レベルじゃない場所なので...
“カラダの中から出てくるパワー”で
ぶつかって行こうと思います。

ひょっとしたら3DAYS全部来る人もいると思いますが、3日目参加はマストで!



自分にわかるのはMOGRAのフロア内の楽しい部分だけなので、この場所を10年キープしてきた事の大変さは想像しきれない。自分にできるのは、お祝いをにぎやかす事だけ。



出演メールを開いて以来、めちゃくちゃにわき上がってくる感情をずーっと押しとどめつづけてます。たぶん当日出番が終わるまで。当日、この気持ちを一緒に共有してもらえたらうれしいです。お待ちしています!





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◆8月DJ予定◆

▶︎8/23(金)19:00-23:00
『trattria』@渋谷OTO

▶︎8/23(金)23:00-5:00
『東京新宿手帳』@渋谷OTO

▶︎8/25(日)15:00-23:00
MOGRA10th ANNIVERSARY DAY3@秋葉原MOGRA

▶︎8/27(火)19:00-23:00
『PURE IBIZA ver.135』@秋葉原MOGRA

▶︎8/30(金)19:00-5:00
『東京歌謡曲ナイト2019』@川崎クラブチッタ
https://www.xn--eckvde3171azmzzvan3swq5e.com/
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