皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

私はラスベガスに住んでいます。

 

アメリカに住み、もう30年くらい経ってしまいました。

 

私の心は日本人なのですが、アメリカ生活の方が長いので、家族からも日本人として扱ってもらえないことも多々あり、日米の様々な思想や習慣の違いを実感させられる日々です。

 

心も体も日本とアメリカの両方の要素を合わせ持つ私ですので、視点が少し違うかもしれませんので、その視点から私の哲学をシェアできればと思っています。

 

最近、MINE EXPO 2024がありました。

 

MINEとは、鉱業に関わる業者が集まるコンベンションです。

 

たくさんの人々が久しぶりに訪れていました。

 

鉱業の話と言えば、どう考えてもこの大統領選に直結します。

 

なんせ、気候変動のこともあるし、電気自動車のこともあるし…

 

温暖化していることは、間違いありません。

 

以前、温暖化について博士ごうを取ろうとしている方とお話しさせてもらったことがありました。

 

私は彼女に質問しました。

 

「実際の温暖化の原因は、地球の周期によるものなのですか?それとも、CO2によるものですか?」

 

すると、彼女はこう答えました。

 

「実際は両方の理由です。」

 

実際に科学的な証明は恐らくないのでしょう。

 

そんな印象を受けました。

 

「私もそう思います。実際、CO2に関しては、12年前に来たラスベガスの空は非常に青かったのですが、現在は灰色になっています。」

 

すると、彼女は「それは素晴らしい例えですね。」と言っていました。

 

カリフォルニア州の人でした。

 

私は、「気候変動や温暖化に対してアメリカはそんなに真剣な態度ではないなぁ。」と思っていたので、このコンベンションに参加している人々に聞いてみました。

 

面白いことに、少なくとも3つ以上のグループに尋ねてみましたが、全員とも石炭の採掘関係の仕事で働く白人の人々でした。

 

何度か石炭の発電所からモクモクと煙が出ている工場を見たことはありました。

 

その煙の成分が具体的に空気を汚染しているものなのか、私は専門家ではないので分かりませんでしたが、ちょっと恐ろしい光景でした。

 

因みに、私は地球や環境に対して環境保護は必要と思いますが、過度の環境保護から政治的な政策になることは反対です。

 

そして、彼らの話を聞いてみると、採掘関係の大きな機械もだんだんと電気に移行していると話していました。

 

石炭を電気で掘っているとは、矛盾しているのかダブルスタンダードなのか、それともただの過渡期的な現象なのかちょっと苦笑いをしてしまいました。

 

そして、ある人は、このような政策があったから一度は石炭関係の仕事は落ち込んだのだが、ロシアからドイツへのパイプラインが破壊されてから、石炭の需要が非常に高まり現在はおいしい汁を知っていると話していた人もいました。

 

この様なことから分かるように、結局アメリカは合理主義であり、現実主義です。

 

これらはアメリカ的な哲学で、これを変えることは不可能です。

 

彼らにとって、現在のこの瞬間がとても大切であるのです。

 

この様な数日を過ごしたうえで、昨日のディベートがありました。

 

これもある一人だけの人に聞いてみました。

 

白人の年配の方でした。

 

「今晩のディベートをどう思いますか?」

 

「あまり気にしていないんだ。もう、私の中で答えは出ているからだ。トランプ一択しかない。」

 

この様に答えてくれました。

 

私は、「そうだよなぁ。」と心の中で思いました。

 

彼が言うには、「経済状況を見れば一目瞭然だ。トランプの時の方が全然よかった。」と言っています。

 

確かに、経済状況は生活している感覚では、かなりキツイですね。

 

まぁ、私の購読しているウォールストリートジャーナルもそんなに大きな感じではありませんでした。

 

評価としては、共和党のバンスの方が落ち着いて、トランプを擁護している感じに映し出されていました。

 

バンスの方が、評価が高かったのではないでしょうか?

 

民主党のウォルツの方は、カマラ・ハリスの高評価だったことに乗って、バンスやトランプを批判し、畳みかけようとしたのでしょうけどダメでした。

 

雰囲気だけでしか判断できないですが、私が付きやすいのがどちらかと聞かれればバンスの方でしょうね。

 

ウォルツの方は、心の底では何を考えているのか分からないし、信用したとしても相手の都合で勝手に梯子を外してきそうなタイプの人ですね。

 

アメリカに良くいるタイプの人たちです。

 

これらのことから考えても、結局トランプをサポートするか、嫌うかどちらかです。

 

つまり、トランプの雰囲気が嫌いな人は政策などあまり関係ありません。

 

自らの相性と経済状況の先行き次第です。

 

さて、政治ってこんな感じでしたっけ????

 

今になって、民主主義な未熟さが露呈しだしたのでしょうか?

 

それとも、国民の民度が下がってきたのでしょうか?

 

それとも、情報が潤沢になってきたからでしょうか?

 

戦後から憂国の感情が滞っている民主主義社会ですよね。

 

アメリカにおいても、ベトナム戦争があり、様々な戦争に介入して滅茶苦茶にしてしまったところもあります。

 

アメリカも日本も闇があります。

 

日本においても、今度は石破内閣ですか?

 

アメリカの奴隷にいつまでなり続けるのでしょうか?

 

中国や韓国に、媚びへつらうのでしょうか?

 

結局、現状維持を願う人々が日本にも多すぎるのですよね。

 

将来を考えてないか、日和見主義なのか?

 

変化を求める人と変化を嫌う人と…

 

私の中では、トランプ一択ですね。

 

トランプの良し悪しもありますが、何とか現状維持や日和見主義の先進諸国とその隙をぬって戦争が行われています。

 

将来のために変化を求める人々 VS 現状維持を求める人々の思想的な戦争がアメリカでも、日本でも起きています。

 

まず、国際的な戦争を止めなければいけないですから、これが先決ですが…

 

この思想の戦争は、非常に根深いですし、利権と憎悪の感情でがんじがらめです。

 

安全と平和ってなかなか維持できないものですよ。

 

以前、あるアメリカ人に、「日本には100歳以上の人が9万人以上いるんだよ。」って言ったらかなり驚かれました。

 

アメリカは医療保険もままならないし、大変です。

 

在米の日本人として、奴隷のような日本の政治体制は誇りが持てないし、アメリカのある人々は彼らの都合しか考えないことも知っています。

 

トランプだけに任せても、何も変わりません。

 

その点、バンスは今のところはなかなか評価できるのではないでしょうか?

 

トランプに突破させて、その突破口をどんどん広げられる人材はバンスなんでしょうね。

 

では、日本にもそんな人に政治を任せたいものです。