1ヶ月くらい、どんなに夜遅くベッドに入ろうが中々寝付けないのに早朝にはしっかり目が覚める。みたいな生活が続いてて、流石に結構しんどいし、本気で睡眠薬の導入とかも考えたんやけど、試しに評判の良いヤクルト1000を飲んでみたら、1ヶ月分を取り返すくらいの深い眠りに一瞬で付けた。


ありがとう、ヤクルト1000!

ありがとう、乳酸菌シロタ株!




が、結局変な時間に目覚めて、眠れないのでブログなんぞを書いております。




久しぶりにSystem All Greenふじわら君と長電話。


「音楽を始めた時は出演オファーメールへの返信も、SNSへのライブ告知も全てが輝いてて楽しかった。いつの間にかそういった音楽活動に付随する雑務を億劫に感じるようになって、理由を付けて遠ざけて… それが普通で周りのみんなも多かれ少なかれそんな感じ。

けど、ごく稀にずっと変わらない熱量でこなしてる人が居て。そんな人を眩しく感じてたし、いつの間にか胡散臭く感じるようにもなってた。

だけど俺やります。また0から始めます。もう何度も言ってますが…今年こそは本当にやります」


と言ってて、彼にとってはもしかしたら僕は“割と変わらない熱量でこなしてる人”の部類に入るのかもしれないけど、それでも彼の言葉が確かに胸の奥の方に刺さって。


そうだよな、また何度だってやり始めたら良いよな。






僕はライブハウスの人だから、レーベルをやることにも、アーティストのマネージメントをやることにも興味が無かった。

もっと言えば、フェスなんかを主催するライブハウスの人を「ブレてんな〜」みたいな斜に構えた見方をしてた。


けど、今僕は“若者たち”って企画を主催し、System All Greenのマネージャーみたいなことをしてる。


見る人が見たら「いや、お前も一緒じゃん」って感じかもしれないけど、僕の中の軸はずっと変わらない。



“なんか分からんけど楽しい”って瞬間をもっともっと日常で味わいたいし、そんな瞬間を味わえる場所を残したい。


それをこの街でもっと負荷なく続けていくためには、ただただ数が足りない。演者側もお客さん側も。


だからそこが増える可能性が少しでもあるなら、全国区で活躍するアーティストを招いた大規模なイベントだって組むし、この街から全国規模で活躍するアーティストになるお手伝いもする。


目標じゃなく目的。





去年の若者たちが終わった後、ふじわら君とご飯食べに行って色んな話をした。


イベント的には楽しかったけど興行的には全く上手くいかず精神的なダメージはデカかったこと。

地元バンドは勿論、TETORAの上野さんなんかがMCで沢山僕の話を出してくれたこと、けど果たしてそれに見合うだけの男なのかってこと。

もし僕が、極論太陽と虎の松原さんの様なカリスマだったらお客さんの受け取り方は違うかったんじゃないか、だからアーティストに頼るだけじゃく自分もそういう価値のある男にならないといけないんじゃないかってこと。


そんな中で「まあ今慕ってくれてる若い子の中からスターが生まれてくれたら、楽にカリスマになれるんやけどね」と冗談っぽく言ったら、


「その筆頭は俺ですよ。その役割だけは俺がやらないといけないと思ってます」とマジな目で応えてくれて。


素直に嬉しかった。

そんなこと断言出来る性格じゃないのにね。


まあそこから半年くらい経って、片手で足りるくらいのライブしかやらず、新曲も作ってないんですが。猛爆




まあけどいつか笑い話になれば良いな。


こないだの潮騒ロックの帰り道にしゅうごろう君が言ってた「俺らが初めてモンバス出る時はこの◯糞の話、MCでしますから!」ってことも、


カケミズくんやこはるちゃん、もねちゃんと「いつかみんなで幸せになれたら良いね」と語り合った夜も、


カロウさんと露天風呂の中で溢れる涙を抑える為に2人無言で夜空を見上げたことも、


何年か経った先に「そんなこともあったね」と心底笑える様な未来になれば良いなと思います。






全く把握してなかったんやけど、6/4はアスティ徳島で米津玄師のライブがあるんですね。


日本を代表するアーティストが生まれ故郷で行うライブやから、熱心なファンじゃなくともこの街の音楽好きの方は足を運ぶんやろうし、そうなると必然的に天弓の集客はしんどいことにはなるんですが…


それでも「えっ、System All GreenとLaughTONiC、以津真天、HEIRA、もね助が一緒に出てたサーキットがあったん?しかもその裏で米津玄師がライブしてたんやって!」みたいな笑い話になれば本望です。


勿論、沢山のお客さんには来て欲しいけど。猛爆