40代の男性
主訴は・・・日々のだるさ・・・その他諸々・・・
その日は右顎の腫れで来院された・・
ひとまずその日の主訴、顎の腫れは、なんとか落ち着かせるが
後半になって、『右腕の力が入らないんですよねぇ~』と相談を受ける????
へっ??そうなの・・・今まで何も言ってないですよ~~~と思う俺等・・・
(かれこれ5回ほど来院されている。)
そんでもって神経学の検査をやってみると・・・
指鼻指テスト>右がぎこちない・・・
眼球運動>右上方、で筋力弱化・・・
閉眼片足立ち>右足片足でのバランス悪し
回内回外テスト>右遅い
胸郭出口症候のテスト>正常
握力(俺等の手を握ってもらう)>弱い
(握力計が有ればかなり明確に解ったはず・・・)
前庭動眼反射に置いて右前半器官右小脳の機能低下が考えられる。
その他のテストでも右小脳の機能低下が考えられる。
機能低下側を刺激してみる。
刺激>右前半器官の前庭動眼反射がおこる、肢位に頭位、眼位を固定し、打鍵器で上腕の腱に刺激を入れる。
患者さんに、私の手を握ってもらうと明らかに力が入る。
もちろん患者さんも『えっ!!!』と力が入ることにビックリな様子。
それでもまだ、右の握力が左に比べ弱く感じるので上部の脊柱に左大脳を刺激するようにアクチベータで刺激。(左大脳ー右小脳のつながり)
ほんで、もう一度、俺等の手を握ってもらうと・・・・
「あいたたたっ~~」ガツンと力が入る。
その他、刺激前に調べていたバランスの悪さ、右腕の動作のぎこちなさも消失・・・
(恐るべしカイロ神経学・・・どうりでみんなはまるはずだわ~~)
患者さん『なんか右腕に力がみなぎっている!!!!』とのこと。
その後、二回ほ来院されているが、その度に右腕の力を観ているが良い状態がキープされている。
その他にも、神経学的アプローチで
ボールがまっすぐ蹴れるようになった、バスケのシュートを打つときに安定している、まっすぐ歩けるようになった・・・などなど・・・
あと、疼痛抑制系を賦活させて痛みの減少など・・・
カイロ神経学おもろいなぁ~~~~~~と、思う今日この頃であります。