啓蟄March
この時期に聴きたくなる、石野真子さんの「春ラ!ラ!ラ!」デビュー間もない聖子さんが、サンデーズの一員として踊っている
まだフリフリ衣装前
「エクボのー秘密【あーげー】たーいーわー」というスラー位置
★スラーとは、高さの異なる2つ以上の音符をレガートに(なめらかに)演奏する場合に用いる記号です。
楽譜での書き方は、下図の赤枠部分のように、高さの異なる2つ以上の音符を弧線で繋げて表現します。★
その後「【あげー】たーいーわー」で定着
十代目柳家小三治の、「錦の袈裟」。錦の袈裟 - Wikipedia
隣り町の男たちが吉原に揃いの衣装で行って騒ぎ、花魁たちにウケ、自分たちのことを「あいつらには到底こんなことはできねえだろう」と馬鹿にしていたと聞きつけた町の者たち、考え、「よし、俺達は揃いの錦の褌(ふんどし)で言って騒いで噂になり、隣り町のもんたちの鼻を明かしてやろうぜ」となった。しかし質屋でちょうどいいものを調達すると、仲間うちで一番反応の鈍い与太郎の分がない。
帰宅した与太郎、妻にそのことを話すと、お母さんのようなノリの妻は、「お寺の住職の袈裟を借りてきなさい、あれは錦で形も丁度いいから」。
言って訳を話すと、住職はその寺の13代に渡って使用された古く有難い袈裟を貸そうとする。「いやあんな古いのじゃなくて、あの新しいのを貸してください」と言うと、「あれは明日使うもの」。
「明日の朝には返せます」と言うと、住職は貸してくれた。
みんなで吉原に行くと、花魁たちにウケた。花魁たちは、一人だけふんどしに輪が付いている与太郎のことを「ああ見えて、あの人が殿様、他の人たちは家来なのよ」と言い合った。
町の者たちが酔って翌朝目覚めると、自分たちの周りには女が一人もいない。誰も女と夜を過ごせなかったのだ。見回すと与太郎がいない。
捜すと与太郎はむらさきという花魁と寝ていた。
花魁たちの間では、一人だけ輪の付いたふんどしをしている与太郎が殿様、あとはその家来と判断され、花魁は与太郎の所に寝にいったのだった。
「面白くねえ、帰るぞ与太郎」と町の者たちが言うと、花魁が与太郎に「今朝は返しません」。「袈裟は返しません、そりゃ、お寺をしくじっちゃう」と与太郎が言って下げ。
人違いもの、なりすましもの、というのは、もうその設定でドラマなのだろう。
認識のズレ、誤差、つまり誤解のことを、人はドラマというのかもしれない。
しかし人と人は、ほとんどすべてを誤解し合っている。
それを了解し合っている、と誤解することが、愛というものなのかもしれない。
小三治が噺家になる前年に、吉原はなくなったのだという。
枕で小三治は、「吉原は下水道。社会は上水道だけジャージャー流していては成り立たない」と吉原必要論を説き、小学生のときに新宿二丁目で声を掛けられたことを話す。
その後仏教も儒教も脱ぎ去ったこの国の若者の熱量は、偶像アイドル文化に流れていったのだろう。
★🔶1959年3月🔶、五代目柳家小さんに入門[2]。前座名は「小たけ」[2]。1963年4月二ツ目昇進し「さん治」に改名[2]。★
★🔶1958年🔶の売春防止法の施行により、赤線は廃止され、吉原は文字通り火の消えたような町になった。店は連れ込み旅館や下宿屋、トルコ風呂(1951年に登場した。1983年から「ソープランド」)などに転業していったが、やがてトルコ風呂が全盛期を迎えると、吉原=トルコのイメージが定着していった。トルコ風呂は1966年の風営法改正により、個室つき特殊浴場となった[2]。★
(手彩色絵葉書東京吉原(明治大正時代))
吉原は浅草観音様の裏にあったというそのロケーションが、人間の真実(公式アカウントと裏アカ的)という感じ。
(袈裟。肩に袈裟を吊る「輪」がついている)
片っ端から喫茶店|TVO テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)
ナジャさんとイルローザさんが立っていたのは、香港のビクトリアピークの、明仁亭。
香港のビクトリアピーク海の向こうが九龍(クーロン)。
九龍(クーロン)
東洋のカスバ、九龍城砦。清朝時代の大砲に、お台場を想起。
「お台場」は幕末の砲台が由来! 品川台場 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] (asahi.com)
ルッコラの花、風車みたいで、可愛い
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店こどものとも7月号「ジッタとゼンスケ ふたりたび」発売中です
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オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。
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