こんばんは
アラフォーシンママあおいです
今日は息子の就学に向けたお話を!
時期的にはちょうど1年前なので
どなたかの参考になれば嬉しいです
小学校入学前に発達検査をすすめられた息子
6歳になってすぐにWISC-Ⅳを受けました
後日、保育園で検査結果の説明があり
仕事を半日お休みしてドキドキしながら
ひとり保育園に向かいました
保育室の隣の別室には
検査をしてくださった若い心理士さんの他
ベテランと思われる年配の心理士さん
担任の保育士さんと主任先生が
同席してくださいました
検査結果
先日の検査結果についてですが、と
検査結果が書かれた用紙を見ながら
若い心理士さんが説明
知能水準は全検査IQ108
IQに問題はないが(知能面の遅れはなし)
下位項目のばらつきや指標間の有意差
つまり、発達に凹凸があり自閉症だと思います
という結果でした
ここでいう指標というのは以下の4つ
言語理解:115
知覚推理:106
ワーキングメモリ:112
処理速度:88
その他、特に強調して伝えられた点は
言葉の本質を理解すること(=概念理解)に苦手さがある、と。例示してくれたのが【言語理解】での設問について
「蝶々と蜂の似ているところはどこ?」という質問に「羽がある」ではなく「蜜を吸う」と答えた息子
「蜜を吸う」という息子の回答はこの検査では「惜しい回答」となるようで本質的な理解が曖昧と結論づけられてしまう…
ちょっと、理解の追いつかない母
「その答え、素敵なのに…」と思ってしまう
さらに別の設問で「喜びと怒りの似ているところは?」という質問に「気持ちのところ」と答えた息子
これはOKなんですが
(OKって言うのもなんだか…ですが)
心理士さん曰くこうした難しい問題に答えられる一方で(この設問は6歳になったばかりの年齢の子には難しい問題に入るよう)簡単な問題で本質的な理解が曖昧という評価になってしまうようです
なかなか理解の追いつかない私に、心理士さんが追加で説明してくれた話を要約すると
・検査の作り方が多くの子に聞いて多く出てきた答えが標準点
・ユニークさや人と捉え方が違うからこそ発見できることも沢山あるし、検査の結果で何かを否定しているわけではない
・日本の公教育が大多数が分かるような形で授業をしていくため、こういうのを参考にしがち
・息子は細かいところに着眼しやすい傾向があって、着眼点が大多数の子とは違うから、円滑なコニュニケーションをと考えた時に一手間必要になる
…ということのようです
また、話の中で日常生活の様子として保育士さんから例示されたのが、
先日、息子に「りんごとぶどうとみかん、どれが好き?」と聞いたところ、息子は3分ほど黙って考えた結果「この中にない場合はどうしたらいいの?」と
先生が「じゃあ好きな果物でいいよ」と答えると再度3分ほど考えた結果「りんご」と答えた、というエピソード
このエピソードについてもの心理士さんの見解は、「先生の意図がどこかが分からず食い違っていて、つまり思考の柔軟性がないということなんです」と
本質理解や思考の柔軟性…
いまどきの子ってみんなそんなの持っているのでしょうか?
私は心理士さんの話を聞いて正直、6歳になったばかりの子に、いったいどこまで求めるんだーと思いました
就学について
ここからが本題です!
では、息子にとってどういう環境調整が必要か?
率直に意見を伺ったところ
ベテランの心理士さんから
「私は支援級(情緒クラス)だと思います」と
まずは支援級から入り手厚い支援を受けさせる
日常生活の困りごととか
こういう風にしたらいいよとか
お友達とのやりとりの方法とか
そういったものを
ゆとりを持って手厚く受けさせてはどうか、と
2年生になって大丈夫そうだと思えば
通常級への転籍を申し込んで
3年生からは支援級は外れるという形が良いのでは
というご意見でした
そして、支援級の申請は6月で
そして支援級申請後には
発達外来に受診し診断書を作成してもらい
秋頃には就学支援相談会
(という教育委員会の方との面談)
その後に就学先が決まります…と
もやもやした気持ちを消化しきれず
時間になったのでと
この日の面談は終了を告げられます
納得ができないままでしたが
やるべき事をやっていかなきゃ大変なことになる!
とここにきてようやく危機感を感じた私
ここから怒涛の1年が始まりました