Rael Maitreya
Nobby Raelian訳
オーバーツーリズム:1日で274人がエベレスト登頂/過去最多を記録
わずか1日の間に、274人もの登山者がエベレスト登頂に成功しました。
これは歴史的な記録である一方、山頂付近の“デスゾーン”で深刻化する極端な過密状態の危険性も浮き彫りにしています。
今週、エベレストでは人の集中がかつてない水準に達しました。
ネパール側ルートから、24時間以内に274人の登山者が登頂に成功したのです。
この記録的な急増は、主要ルートを塞いでいた巨大な氷塊によって春シーズンの開始が遅れた後に起きました。
登山当局はこの成果を称賛しましたが、一方でSNSに投稿された映像には、標高8000メートルを超える酸素の極端に薄い地帯で、登山者たちが長蛇の列を作っている様子が映し出されていました。
入山許可料は最近1万5000ドル(約240万円)へ引き上げられたにもかかわらず、需要は依然として過去最高水準にあり、今シーズンだけで約500件の外国人向け許可証が発行されています。登山者たちは、わずかな好天のタイミングを狙って一斉に山へ向かっているのです。
世界最高峰の商業化は、安全性と環境倫理をめぐる激しい議論を引き起こしています。
ベテランガイドたちが新たな世界記録を打ち立てる一方で、今シーズンは死者も発生しており、経験の浅い登山者たちが命に関わる環境下で何時間も順番待ちを強いられる“渋滞”への懸念も高まっています。
さらに、人命への危険だけでなく、観光客の急増によって山の斜面は“高地のゴミ捨て場”へと変わりつつあります。登山者1人あたり平均18ポンド(約8キロ)のゴミを出すとされる中、新たな規制では、装備品や排泄物を含むすべての廃棄物を持ち帰ることが厳格に義務付けられています。これは、脆弱なクンブ氷河が取り返しのつかない損傷を受けるのを防ぐためです。
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