こんにちは
熊田です。
14. 学会発表は人身○○見本市である
はじめて学会で報告する
かつて古参の大物教授が、「学会の報告会場は、まるで大学教員の
人身○○見本市のようなものだ」と、言いました。
〇○のところは、私には確か「売買」と聞こえましたが、
古参教授にしては、ややどぎつい言葉なのであえて確かめませんでした。
発表内容と人物が優れていれば、すぐに買い手が、すなわち大学が
高給で迎えに来る、という意味でしょう。
私は、初回においては、多変量解析を使った分析で学会発表を
したのですが、多変量解析のモデル式の意味内容を質問され、
数学に疎い私は、しどろもどろになり、赤恥をかきました。
しかしこれに懲りず、その後に北海道で行われた学会の全国大会では、
第2回目の報告として入念な意識調査を報告したところ、
その入念さが気に入ったという札幌の大学教授から、うちの
研究所長に、私が札幌に准教授で来てくれる可能性はあるか
どうかという打診があったとのことでした。
今、熊田くんは東京での委託されたプロジェクトが面白くなり
始めたところなので、東京を離れる気にはなれないでしょう、
と答えておいたよ、とは、うちの研究所長が
私に話してくれたその時の事後報告でした。
そして、その2年後に私は、数式を使わずに消費者の購買習慣を
分析することで、新機軸の提案報告をすることができました。
すると、関東地方のある大学から、当研究所長あてに
「割愛願い」が送付されて来ました。
そこで改めて、それをありがたく受託したのです。
割愛願いというのは、相手が持っている大切な人やものを
ゆずってもらえませんかと、懇願する書状のことで、
大学に限らない人事一般の用語です。
ここまで、読みつづけていただき
誠にありがとうございます。
あなたにも私の後につづいていただくため、
次回以降は、私が大学教授になってみてどうだったか、
希望を実現したあとの感想や
迂回中に実践してよかったことは何だったか。
またこの時期に済ませておくべきことなどについて、
などなど、「大学教授への道」について総括いたします。