名盤とやらを聴いてみる #6 | 寿之助のブログ

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主に音楽の事とスポーツの事と車周辺に関することを40代後半に差し掛かったおじさんが書き殴ってるブログです。

こんばんは。寿之助です。今日は水曜日。

 

普段なら新譜(邦楽)を紹介するのがルーティンとなってますが今日は昨日に続き名盤です。しかも昨日に引き続き洋楽です。何故か?って??

 

NMEのランキングが500曲。対してsnoozerのランキングが150曲。バランス考えたらNMEのランキングを多めに紹介しないと…

 

ただそれだけなんですけどね。あと…

 

今日は水曜日だけど新譜紹介何故しない??

 

それはコメントを差し控えさえていただきます(笑)。というか察してください(笑)。では、今日紹介するアルバムはこれ…

 

Duft Punk “Random Access Memories”

https://open.spotify.com/album/4m2880jivSbbyEGAKfITCa?si=oBVYHQFnQHmqyBsg03cglg

「Daft Punk “Random Access Memories”」の画像検索結果

NMEの『史上最高のアルバム500』の498位

 

ダフト・パンクが2005年以来約8年振りにリリースした4枚目のアルバム。翌年のグラミー賞ではアルバムが「Album of the Year」を、シングルカットされた“Get Lucky”が「Record of the Year」を受賞します。

 

このアルバムは今までテクノ・エレクトロ路線を牽引していたダフト・パンクが、そのエレクトロの部分を極力排除して生音中心でアルバムを作ったことがまず衝撃でした。いうなれば70年代後半から80年代前半のソウルディスコを思い起こさせる音作り。よってゲストミュージシャンは豪華。ギターのナイル・ロジャースやベースのネイザン・イーストをはじめとして元ウェザー・リポートのドラマーであるオマー・ハキムや同じドラムでいいますとジョン・ロビンソンもこのアルバムに参加しています。

 

2013年といえばEDMのブームがちょうど始まる頃。そのブームに対してのダフト・パンクなりのアンチテーゼ的なアルバムとも解釈できます。当時のダフト・パンクのインタビューにこんなことを語ってます。

 

「このアルバムを一言で表すとしたら?」という質問に、彼らはこんな風に答えている。

トーマ:「音楽(ミュージック)」だと思うよ。

ギ=マニュエル:そうだね、「音楽(ミュージック)」だ。

トーマ:いや、たぶん「音楽性(ミュージカリティ)」だ。音楽性……現代の「テクノロジー」と言うと、過去30年間進化してきたレコーディングフォーマット、レコーディングのやり方、専門的な楽器の発達などを意味するけど、どんなに技術が進化しても、音楽性(ミュージカリティ)自体を向上させてはこなかった。まるでテクノロジーが真の音楽性の邪魔をしているかの様に。

そう、デジタルからアナログテープにすることもあれば、コンピューター上でアナログシンセサイザーからバーチャルソフトウェアに切り替えることもある。外観的な小型化技術や利便性の追求が進化して、もちろん素晴らしい音楽は今も沢山あるけれど、1つの時代をとってみると確実に音楽性の割合が顕著で重要視されていた時代があるよね。このアルバムではその音楽性にこだわりたかったんだ。

参考資料:https://www.cinra.net/interview/2013/06/06/000000

 

最後にこのアルバムの凄いと感じる部分を箇条書きにして今日はおしまいにします。

 

・このNMEのランキングが発表されたのが2013年10月。“Random Access Memories”リリースされたのが2013年5月。つまり半年足らずで名盤500に仲間入りです。

・全米・全英を含む20か国以上の国と地域でアルバムチャート1位を獲得します。さらに日本でもアルバム最高順位3位を獲得。僕もこのアルバムは買いました(笑)。

・ファレル・ウィリアムスがこのアルバムに参加したことをきっかけにレーベルを移籍して更にソロアルバムを作るきっかけとなったアルバムでもあります。

 

今日貼り付けるのはそのファレル・ウィリアムスのソロ作品の中からダフト・パンクとコラボした曲を貼り付けます。

 

では本日はここまで。皆様雨には気をつけてください。おやすみなさい。