この辺りでは根雪も溶け、すっかり暖かくなってきた。
昼夜問わず、色んな野鳥が北へ渡っていく「へ」の字の空を見ていたので少しは生態を勉強してみようと思っていたら、道の駅ウトナイ湖に展望台がオープンした事を知り、行ってみた。
オープン2日めの祝日だったので、盛況でしたよ。

隣の自然観察園にも寄ってみました。
高倍率の双眼鏡で自由に観られる!
これでもかと、さすが鳥のサンクチュアリ!

その後移動し、車にはカヤックの準備をしていたので、以前から気になっていた美々川タップコップ親水公園にあるカヌーポートからスタート。
年なのか具合が悪いのか、ここに居ついた白鳥が、逃げるでもなく「行ってこい」と見送ってくれた。
「野鳥には近づかないで下さい。」という注意書もあったが、乗り場に居付いているのでしょうがない。

美々川の流れは、ひたすら穏やか。


水草に春の兆しを見つけたが、それ以外の「まさか」や「凄い」を見つけられず。枯れススキの寂しい景色を5kmほど遡り、そろそろいいかと戻ったら、またあの白鳥さんが出迎えてくれた。

ところで、カヤックで水に接していると水質には敏感になる。
美々川は、このカヌーポートのすぐ上流から科学薬品の匂いのする、泡立った汚水の流入もあり幻滅した。
いやいや、これ流したらアカンやろ!
この素晴らしい自然を、財産を、なぜ?
道民のおおらかな人柄を好きでいたが、ここでは恨む。