■ ボンビーワームってどんなワーム?
今回はレベロクのロングセラー、「ボンビーワーム」誕生の裏側についてまとめてみます。

実はこのワームの歴史は10年ほど前、レベロクがまだ独立前で 「TWObyTWO(ツーバイツー)」として活動していた頃にさかのぼります。
✳️最初のモデル名は 「ボンビーワーム30」。今販売しているのは改良版の 「ボンビーワーム30Plus」 です。
---■ 誕生のきっかけは “ロープライスで作れるハンポワ”

当時は今ほどライトゲームでハンドポワードワーム(ハンポワ)が一般的ではなく、
「ハンポワ=高い」「ちょっと手が出しにくい」…というイメージが強かった時代でした。
そこで考えたのが、“できるだけシンプルな形にして、ロープライスで買いやすいハンポワを作ろう”というコンセプト。
でも「シンプルなだけのワーム」だと釣れないので、その形の中にどう“釣れる理由”を落とし込むかがポイントになりました。

---■ 開発でこだわった3つの条件
試作を重ねていく中で、特に重要だと感じたのがこの3点です。
1. “釣れスジ”の太さと長さ
2. フォールで回転しにくい安定感
3. ショートバイトを拾えるフッキング性
この3つを満たすワームのヒントになったのがバスフィッシングで昔よく釣れた “フレンチフライ系ワーム”。
有名なのはポパイの「クリンクルカッツ」。
戦車のキャタピラのようにストレート形状で、動きは単調なのに“なぜかめちゃくちゃ釣れる”という名作です。

そんなタイプの中でも、当時すでにデッドストックだった2インチの 「ベビーフライワーム」 を営業先だったサンライズ豊中店さんで偶然見つけて購入。
さっそくメバリングで使っても釣れたことから、「これだ!」と思い、ライトゲーム用に改良することにしました。
---■ “くびれ”が生む独特のアクション
ベビーフライワームそのままの形ではダメなので、ライトゲーム向けにシルエットを再設計。
最大のポイントになったのはボディ中央の大きな“くびれ” です。このくびれがあることで、フォール姿勢が安定する回転しづらいわずかな揺れ(微波動)が生まれるという絶妙なバランスに仕上がりました。
さらに、後からユーザーさんの声で分かったことがあります。ジグヘッドに刺したときにワームが“ほんの少し曲がる”ことでスイミング中に自然な“チドリアクション”が出る。
これがメバリングにめちゃくちゃ効く。
いわゆる「勝手に釣れる要素」でした。

---■ 名前の由来は…まさかの“貧乏削り”
意外とよく聞かれるのがこの質問。
「なんでボンビー?」
名前の由来はシンプルで、前後どちら向きからでも使える設計 にしたこと。
小学生の頃、鉛筆を長持ちさせるために前後どちらも削って使っていた “貧乏削り”。
そこからイメージして「ボンビーワーム」 と名付けました。
当初は「名前に貧乏はどうなん?」と言われましたが(笑)いまや10年以上続く、レベロクのヒットワームになりました。
---■ そして現在は “30Plus” に進化
素材(マテリアル)や太さを見直し、より安定した釣果を出せるようにアップデートしたのが「ボンビーワーム30Plus」。

しかも、税抜550円で16本入り(2025年11月現在)というコスパの高さも魅力のひとつ。
インジェクションワームにも負けない価格帯です。
さらに今シーズンはサイズ&ボリュームアップでデザインし直した「ネオボンビー40」も発売に向けて企画進行中です。
冬のライトゲームにも強く、1パックあると本当に頼りになるワームなのでぜひ試してみてくださいね!
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