釣りの戦術考察…「入り直す」。 | レベロクのさてどうする?裏面…

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独断と偏見と経験則で考察する釣りの戦略…今回は「入り直す」ことについて考えてみました。


「入り直す」…つまり一度撃ったポイントに時間をあけて再度撃ち直すということです。

バストーナメンターの間では良く聞くワードですがソルトフィッシングシーンではあまり聞かない、馴染みないワード。


前置きとして…

"釣果へのメンタルの影響"は非常に大きいと考えています。

例えば「どうせ釣れへんやろ」と思って釣りをするのと「きっと釣れる!魚はいる!」と思って釣りをするのとでは、集中力や釣りの丁寧さが全く違ってきますよね?

「どうせ釣れへんやろ」というなげやりな気持ちで挑めば、すぐ釣れた場合ならいいものの、

釣れなかった時に「ほらやっぱり釣れへんやん。もーやーめたっ」となりがち。


「きっと魚が釣れる!魚はいる!」と挑めば、釣れなかった時に「あれ?おかしいな?何が間違ってるんだろ?アレも試してみよう!コレならどう?」と試行錯誤に繋がり、結果その日の適切なアプローチへと繋がることが多々ありました。

もちろんどうやっても釣れない時もあれば、見切りのタイミングが重要なこともありますが…

※"見切るタイミング"もまた考察しようと思います。


※魚が釣れない原因には"人的要因"と"自然的要因"の2つがあると思います。「入り直す」ことはその要因は6:4くらいのイメージです…


では、こういった「きっと魚が釣れる!」という良いメンタルの状態が高いタイミングはいつか?

それはポイントに着いて間もなくではないでしょうか?

「さぁはじめるぞ!ここは釣れるかな??」そんなワクワクが高ぶるのはポイントに到着して準備をする時ではないでしょうか?


そこで今回テーマである「入り直す」ことを考えることになります。ちょうど今回の釣行でそれを改めて考えることがありました。


2022年3月26日(土)。

この日はいわゆる春の嵐で、日中は台風並みの暴風雨。夜にはマシになるも波風は依然強く、狙いはおのずと港内のみに絞られる状況です。

メバルに加えちょうどアジの気配も出始め、

特にシーズン走りのアジは注目度、釣りたい度も高く、どこかで釣れないかと、できたら釣りたい状態。


港内(というか奥まったポイント)のライト周りを転々とし、釣れるのは小メバル。




漁港ヘッド1g+漁港ワームにて…。

これはこれでスゴく楽しい🎵
こういったポイントでも数釣りできるシーズンになって春を感じます。

でもやっぱりアジも釣りたい。
そんな数ヶ所め…待望のアジがヒット!



やっと見つけた✨



しかも釣れたのは毛針!
この毛針を巻いてもらったのは、Instagramで繋がった、秋田の中居釣具店さん。
漁師向けのいわゆる漁具なんですが、
3代目店主がキャバ嬢っていう異色の経歴から興味がありスライドヘッドや漁港ヘッドaで巻いてもらいました。
それがハマって立て続けに2つキャッチ。

ですがそれ以降はアタリも止まり、移動することに。
その後初めましてのコバケンさんと合流。
この時風が勢いを増して、とりあえず魚を触ろうと小メバリング。



Lvリーチ60などで飽きない程度にヒット。

で風が緩んだタイミングで、アジを釣りたいともう一度先ほどアジが釣れたポイントに2度めの「入り直す」ことに。

意気揚々と向かうも…残念ながら魚の気配すらない状態。
フツウならこのポイントはあきらめがちですが、爆風のため釣りできるポイントも少ないこともあって、時間をおいて「入り直す」ことにしました。

ほかを回ったあと、再度入り直すと…ピチャピチャとライズがある!
そして、、、



貴重なイッピキを追加!
Lvリーチ60(フィッシングヒカリオリカラ·アミまみれ)。

ほかそれらしき魚を2つ掛けるもバラシ💦
そしてまた沈黙したので、この日4回目の「入り直す」!

…あいにく4度めの入り直しは沈黙で終了。
ですが、「入り直す」ことにより、貴重なイッピキを追加することができました。
正直、この日は釣りをすること自体がためらわれるような悪条件。
イッピキの価値は高いかと思います。

これは状況…潮の変化や、スレることのプレッシャーから休ませ、「入り直す」ことにより得られた成果であることは間違いないこと。

あいにくコバケンさんにアジを釣ってもらうことはできませんでしたが、
「色んなポイントで釣りできて良かったです!」と言って頂けたので、「入り直す」ことでメンタル的なワクワクが持続でき、釣行自体を飽きずに有意義にできたのではないかと思います。

まとめると…

このようにポイントに「入り直す」ことは、メンタル面、戦術面においても優位に働くのではないかという考察でした💪

おわり。

(タックル)
ロッド: SALTYBRAVE MX505プロト 、MajicSensor610UL  type-S BOLON
リール:ステラ1000PGS
ライン:シンキングPE スモークシールド"極み"0.4号(SALTYBRAVE)
リーダー:ショックリーダーSMOKE SHIELD 1.25号(SALTYBRAVE)
ナイトグラス:WITH DRIVE NEO 4001(#ストームライダー)