こんな歳で学校へ行こうと、「今しか出来ないことに全力で」の言葉と、「やりたいときがその時」と励まされ、思いきってお受験をして3年。

1年目は、あれ~っという間に過ぎ、進級テストやら実技テストやら
テスト、テスト、テスト!
と2年目も終わり、国試の対策も始まり、とにかく、こんなにテストばかりする厳しい学校であることを知ったとしても、もう遅いわ!

3年目。
柔道の実技試験、包帯固定法実技試験、学科では魔の卒業試験と本番の試験が目白押し。

この3年目に私の人生の歯車が狂いだしました。

夏ごろから腱板損傷で苦しみ、秋の実技試験は鎮痛剤とテーピングでガチガチに固めても気絶しそうに痛い。この頃は

なんか励まされた曲が100%勇気~もうやりきるし~かないさ~♪

だった。

取り敢えず実技試験はやりきったのですが、この頃はもう病魔が襲い始めていたようでして。

そして一変、お世話する側がお世話される側になってしまったとさ。

12月から国試の2日前まで、入退院5回も…病院の準レギュラーとなっています。
新しい治療が追加され、他の薬の副作用も出てきて、今回は夜になると熱が8度越え。

解熱剤ももらい、感染症を心配しつつ、本日、国試行って参りました!
助けてくれたのは同級生の女子二人!
ホテル予約から下見から荷物持ちまで、二人も試験なのに要らぬ仕事を引き受けてくれたお陰で、試験場に行くことができました。

電車乗るのもしんどかったけど、良かった受けれて。

柔整の全ての先生のご配慮のお陰で、卒業もでき、こうして諦めていた国試を受けれました。

感謝しきれません!

私は一人で生きているわけではないことを、代償は大きいですが、しっかり胸に焼き付けました。

兄夫婦、お父ん、春休みの期間中私のために付き添ってくれたり、仕事休みにお見舞いに来てくれたりした甥っ子二人と姪っこちゃん。

きっと、これからどれだけ生きられるかわからないけど、病気になって優しさに触れられたから、ヨシ!とします。

国試合格して恩返しがしたい…
今は、それでしか感謝が表せない。

仕事は出来ないけど、もし合格したら、宝物になるだろなあ……………………………。

それにしても、今回、なーんか難しかったなぁ
合格…危うし!