ベイホールに行ったの、かなり久々。ブラック系のアクト以外をここで観るのは初めてだったかも。
ツアー初日なので内容は書かないけど、今回は古参チャランポラーであるほど響くところが多かろうもの。とりわけ前半は「そう、こんなチャランポを待っていた!」と言いたくなる感じで、開幕からの数曲なんか鳥肌ものでした。ホント、たまらんもんがありますよ、今回のセトリは。
ジェットコースターのようにあがりさがりの激しく急な展開。そして、“荒ぶるヴァイオリン”の磯部舞子嬢がいるだけで破壊力の向きがカンカンバルカンと大きく異なる崩壊バンド特有のグルーヴ。ざっくり書くならそのふたつの合わさりが大きくものを言ってるわけだけど、それと並んでというかそれにも増してというか、今回は特にももちゃんのパフォーマンス力に唸らされることしきり。あんな場面からこんな場面、あんなことからこんなことまで、やること覚えることがずいぶん多かっただろうが、その表現の仕方はまさに緩急自在で。ツアー初日故の危うさなんぞも今回はまるで感じられなかった。本当にすごい表現者になったもんです。
昨日のあれがツアーを通してどう完成していくのか。23日の浅草公演もめちゃめちゃ楽しみ!
因みに写真は、トイレの入り口に貼ってあったもの。気付く人しか気づかないこういう遊びもチャランポのライブならではね。
