ストーンズのヨーロッパ・ツアーが発表されてから胸がザワザワしてるここ最近。
一方、日本では、夏フェスに「おっ!」っていう出演者が徐々に決まりだしてきて、ああ、またあの熱い季節が始まるんだなぁと、心が俄かに騒ぎ始めている。
フジロック、発表されましたねぇ、ジョス・ストーン!
あの場所に彼女の声が響くのを想像すると……たまらんもんがあるな。
田舎育ちの人なので、山に向けて歌うのは、きっと彼女の気持ちもより開放されるはず。
どうせならホーン隊とか引き連れて、出来るだけ大編成バンドで派手なソウル・レビューをかましてもらいたいもの。
それと、今回の出演者・第3弾発表の中で、僕的にはマーヴァ・ホイットニー with オーサカ=モノレールに「おおっ」と声をあげた。
去年の夏のクラブクアトロ公演は、僕はどうしても観たかったので、アギレラ取材のL.A.から帰ってきて、成田からそのまま会場に直行したものだったけど。
あれはグッときたもんなぁ。
あれから両者はそれぞれ魂のこもった新譜を出して、より一層のソウルの交感を成した上での今回の野外ということになるのだから、そりゃもうクアトロ以上のパフォーマンスが期待できるってもの。
J.B.が召されて約半年後のライヴってこともあるし。
野外のあの場所でマーヴァさんにJ.B.の話されたり曲を歌われたりしたら、わしゃ泣いちゃうかもしれん。
今のところ、ジョスと、マーヴァ・ホイットニーと、あとは最初に発表されたグレイス・ポッター&ザ・ノクターナルズが、僕のフジの大きな楽しみですわ。
ノラ・ジョーンズとボニー・レイットの中道を行くポッター嬢のナマ声が聴けるのも嬉しいし、ノクターナルズのブルーズ、ソウル、フォーク、ゴスペルなどが混ざった太い音はジャム・バンド好きの心も捉えるものがあって、ライヴはまさに「まちがいない」はずだからね。
この感じで、今年のフジはルーツ系の色合いが濃くなるといいよねぇ。
オレンジコート、アバロン、苗場食堂あたりでやりそうな日本のそっち系のいいアーティストたちも、5月・6月あたりにはいろいろ発表されるはずだけど、僕的にはそれがけっこう楽しみで。
マダムギター長見順とか中山うりなんかも決まってほしいですね。
最近出たソロ作が意外にというか、驚くほどよかった三宅伸治も。
それにもちろん、ザ・たこさんも。それからフリクションに上原ひろみに……って、いや、軽くリクエストです。
リクエストついでに海外ものも書くなら、ジム・カンピロンゴとか。朝霧に続いてクリス・ピアーズも。あと、この前記事書いたディキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの日本初公演なんてのはどうすか? 新譜も出すし、いいと思うんだけど。
って、書いてたらワクワクしてきた(笑)
ああ、あと、ロック系に関しては、キュアーの来日はやっぱ「わお」って思いましたよ。
昔、観たなぁ。20数年前だよなぁ。
よくまた飛行機乗る気になったなぁ……。
ええっと、明日はスプリングルーヴです。
ローリン・ヒルさん、横浜の単独公演は2時間おしで始まったそうですね。
マドンナ以上の大物ぶり。
タイムテーブル的に大丈夫なのか……。
でも内容的にはよかったそうなので、観とかんとね。