◾️兄ちゃんと呼んで | 魔法の色鉛筆

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✴︎明日賀じゅん✴︎
元少女マンガ家で3兄弟の母。

不思議でしあわせで、へんてこりんな空想の世界を描く。

天気のように変化する心模様、感情、感覚。
絵と心を繋げる、ふつうでへんてこな日常。

私の身近な家族が
兄弟間で名前呼び捨てで
呼び合ってて

外国ってそんなかんじだけど、
私は聞いててなんか慣れず、
 

長男ぷく丸のことを、次男もち丸には
「おにいちゃん」
と呼ばせていた。
 

三男つぶ丸が生まれて
しゃべれるようになった時、

つぶ丸は
次男もち丸のことも長男ぷく丸のことも
周りの真似をして呼び捨てにしていて、

やっとしゃべれるようになった小さい子に
いちいち訂正をしずらかったのと

私も長男ぷく丸と次男もち丸のことを
敢えてお兄ちゃんと呼んでなかったので
全然定着せず、

 
あきらめて
私の方がそのうち
呼び捨てに慣れるかな?と
思って過ごしていた。

 
そして
三男つぶ丸が5歳になった今…
やっぱり違和感ありまくりで

全然、呼び捨てに慣れることはなかった🤣

 
長男ぷく丸の行っているサッカーチームでは
チームの子の保護者が、
チームの子全員を
我が子と思って接しよう、と言っていて

そのせいか、保護者は
チームの子の名前を
全員呼び捨てにしていた。

私は、

我が子と甥っ子以外の子の

名前を呼び捨てにするの、
とっても苦手で。

チーム内でも学年関係なく名前を呼び捨てに
し合ってる環境もあってか、

いつのまにか
次男もち丸までもが、長男ぷく丸のことを
呼び捨てにしていることに気がついた。

やばい!
呼び捨てはイヤだ!苦手だ!

軌道修正せねば!

そう思って、今、
何度も次男もち丸と三男つぶ丸に、

「にいちゃん」と言うように奮闘中である。

 

でも今さら付け足す、言い換えるのは
どうにも面倒くさいようで。

「だったら、ぷく丸にぃ でいいから!」

「にぃだけでも!」

「2!」 「ぷく2!」✌️

「にぃ」も、それももはや
呼び捨てじゃないかって感じだけど、

 
とにかく、
にぃ、2がつけば、
私はなんかOKな気持ちになる。

でも、もはや浸透しなさそう…。

 

絵は、ほんとは親子の絵なんだけど、
でかい兄と弟のイメージ。