綺麗で大きめの水晶を見つける方法は、
花崗岩のなかにガマ(晶洞)と呼ばれる空洞を見つけることです。
空洞の中には、大きく成長した水晶が入っています。
しかし、ここは新潟。
花崗岩中にガマ(晶洞)が多い地質ではないようで、
今までガマ(晶洞)を見つけたことはありませんでした。
すき間レベルの小さい空洞を見つけたことは何度かありましたが
空洞が小さければ見つかる水晶も小さいものがほとんどです。
新発田市で何度が行ったことがある場所。
この場所は、花崗岩の割れ目に5ミリくらいの針のような
水晶が生えているのが、見られます。
「針のような赤ちゃん水晶しかないだろう・・・」と
いつもは、スルーしているのですが、
先日は、なぜか気になって、花崗岩に付着するコケをどかしたり、
違った角度から岩石を見ていました。
すると・・・
岩の一部の場所から土が見えているではありませんか。
怪しい・・・
ということで、少し掘ってみると
コロンと3センチくらいの水晶が!
子供たちも「すごい!すごいよ!」と大興奮。
土をかき出し、穴を広げてゆくと中から水晶のクラスターが
次々と見つかりました。
「もしかして、これがガマ(晶洞)か( ゚д゚ )?!」
↑ガマ開け未経験なので、ガマかどうかがよくわからない。
ここで通常見つかる赤ちゃん針水晶とは明らかに違う、
3センチくらいの「大人な水晶」が何本か見つかりました(^-^)
透明度も低く、ありふれた特徴のない水晶です。
有名産地のような美麗な水晶というわけではありません。
しかし、この水晶は、プライスレスです(ノ▽〃)
水晶がたくさん入った天然の宝石箱を開ける楽しい体験でした。
ガマは、まだまだ続いているようですが、
崩れやすい岩場ですので無理せず早めに引き上げました。
次いったとき、ガマが残っていたら掘ってみようと思います。


