10年以上前に買った小さめのオリーブの苗木2本。
種類はミッションとルッカ。
オリーブは自家不和合性の性質があって同じ品種だと実りにくいらしいので、結実させるために2種類買うことにした。
自家不和合性は遺伝的多様性の維持に繋がるとか。
どうしてオリーブはそうなっているんだろう
ギリシャ島のオリーブは樹齢3000年~4000年と言われているそうで、その寿命の長さが関係しているのかな
地植えはできないので鉢植えで育てていたけど、どうやら中庭の日当たりでは花が咲かないことがわかった。
苗木から育てると4~5年で花が咲くらしいけど、その年数を過ぎても咲かなかった。
他に置き場所がないため、実の収穫はできないけどそのまま中庭で育てることにした。
あまり大きくなっても困るので樹形を整えるように剪定をしながら、気づけば10年以上経っていた。
園芸店で売られているのを見るとオリーブは結構値段が高いので、中庭のオリーブはこれくらい価値があるんだなと考えていた。
日当たりの良い場所にさえ移動できれば、すぐ花が咲いて実ができるくらい年数は経っていたので、そのうち姉に引き取ってもらうつもりでいた。
庭の日当たりの良い場所が空いているとのことだったので。
だけど、その日を待たずしてルッカの方を枯らしてしまった。
これまでずっと問題なかったのに。
雨の降らない日が続いていたのに、それに私が気づくのが遅れてしまった。
水やりをしたけど、もう遅かったみたいで。
10年以上共に過ごしてきたので、枯らしてしまったことがすごく悲しい
ミッションの方はまだ大丈夫なので、これだけでも姉に引き渡せる日まで大事に育てたい。