俳優&株式会社 J’S STUDIO代表 田邉淳一です。
俳優として日々活動をしつつ、会社も経営しております。
ご興味がある方はこちらこちらものぞいてみてくださいね。

 

今日は【幸せな役を演じていたら幸せになった】というお話

 

先日10月30日(火)にイベントを主催しました。

内容は【365日俳優の意識で生きるコツ】というものでした。

突然のイベントにもかかわらず予想以上の方のご参加と内容ご満足いただけたこと嬉しく思っています。

 

 

その中で、一番多く上がった質問が「どうやってバイト生活から抜け出したのか?」という質問でした。

 

まずはNYから帰国した自分の生活はバイトとオーディションの日々で焦っていました。ほかにも暇があればいろいろな台本を読み、本番が無くても毎週演じてトレーニングをしていました。

 

 

その演じる台本というのは様々で、離婚して独り身のサラリーマンの役から小説家、お金のない建築家、戦争に出兵する兵士役など沢山あります。※切ない役が多いですね・・・

 

そんな中でも、NYから帰国したばかりの私が、「結婚しているが、別居していて愛する妻と子供に会いに行く」という役をトレーニングしたと時の出来事です。その時の私は、お伝えした通り帰国したばかりでお金もなく、バイトをして、空いた時間をオーディションやらトレーニングに時間を使っていました。

 

トレーニングとはいえその役を演じるわけですから、役作りを徹底的にしました。具体的には、2歳の我が子の誕生日が来週なのでそのプレゼントを実際にベビー用品売り場に買いに行ったり、服装もサラリーマンなのでスーツとネクタイで過ごしたり、実際に帰国したときのイメージのために空港へキャリーバックを持って過ごしたりとその台本に忠実に出来ることは経験しました。

 

ただ、何かが足りていないと感じました。

それは「愛する妻とわが子への思い」でした。

実際私には妻も子もおらず、そこを経験するわけにもいかなかったので、知り合いの子のナニー(乳母役)を数回経験しました。この経験は一生忘れないと思います。その部分は端折りますが、自分には子供がいなかったので、わが子を愛するという気持ちがどれだけ大切なのか?「我が子に好きになってもらう」ということがどれだけ影響するか?ということを身をもって経験して分かりました。

 

ここからが自分でも驚いたことでした。

トレーニング以外の時間も、役の上での妻や子供のことを考えてる。

毎日、バイトやオーディションお金のことを考えていたんですが、そんな切羽詰まった考えはほとんど起こらなくなりました。

お金も無駄なお金(飲み会)などに使う事も減りました。

家に帰って台本を読んで、幸せな家庭のことを考え続けました。

 

気づくと、毎日焦っていた自分がなくなって、穏やかな気持ちで毎日過ごしていました。そこから生活が少しずつ変わり、結婚式の司会や、飲食店複合ビルのマネーージャーになったり、人に頼られることも増えてきました。

 

しまいには、家族のために・・・ではなく友人たちと小さな幸せを共有するために自分の会社を立ち上げてしまいました。

ほんと、あのNY時代の自分を見たら考えられないほどの変化だったと思います。

 

 

よく、自己啓発本などで、「思えば叶う」とか、「信じれば導かれる」というような言葉が書いてあります。

これって、私が役のトレーニングでやっていた事なんじゃないかな?

って思うんです。万が一、落ちぶれた役を突き詰めていくとそうなってしまうのか?・・・真意はわかりません。ただ、確かに特攻隊の役のときは「死」という事ばかり考えていたと思います。

 

つまり・・・

 

「幸せな役を徹底的に突き詰めて取り入れていけば幸せになれる」

 

んじゃないかな?って思うんです。そしてもう一つ大事なことは

 

「そのための変化を起こす」

 

という事だと思います。

最初の変化から、もう5年たっています。当然嫌なことも、つらいこともまだまだたくさんあります。でも、幸せですか?と聞かれたら、「はい!」とは答えられます。今も、「幸せな自分」を更に大きくするために日々考えて、日常生活に変化を加えています。

 

変わらない日常は、安全ですが何も変化がありません。

それでは私は幸せではありません。

だから、常に変化を求めています。