株式会社ヤマハが土地を含めて売却を発表していた、静岡県掛川市の滞在型リゾート施設『つま恋』が、兵庫県に本社を置くリゾート企業『HMI(エイチ・エム・アイ=ホテル・マネジメント・インターナショナル)グループ』との売買契約が成立し、正式に譲渡される事が決まった。
HMIは浜松市内でも『グランドホテル浜松』など宿泊施設を数件所有しているため、これらとつま恋を“紐付け”する事で確実な利益を産み出せると試算。今回の売買契約を結んだと見られる。
なお、契約にあたっては松井三郎掛川市長や地元住民の強い要望により施設名称(つま恋)は変更しない事と、先週25日(土)の時点で在籍している全施設の従業員もHMIに移籍して継続的に雇用される事も明文化されているという。
“新生つま恋”について、HMI側は「従業員移籍の手続きや部分的な修復などが必要」として、営業再開は来年4月1日(土)を予定しているとの事です。