フクロモモンガの発情と脱嚢2 | 店長の気ままな日記

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さて、先回の発情と脱嚢の関係を、更に詳しく記載したいと思います。

発情のサイクルは29日毎に訪れ、29日×3=87日
妊娠期間16日、脱嚢までの期間70日75日なので
16日+70日~75日=86日~91日となります。
発情のサイクル87日と脱嚢までの最長日数91日
4日のズレがある訳ですが、実際は87日の前後5日以内に
大半が脱嚢をして来る様です。(自家繁殖の過去の飼育記録より)

従って、発情のサイクルを計算をすれば、大凡の脱嚢の時期を
見極める事が出来る事になります



通常は定期的(29日毎)に発情が訪れるのですが(1日~2日程の誤差あり)
♀が育児嚢で子育てをしいる場合、発情サイクルが
脱嚢との因果関係で、早まるパターンが有る事を確認が出来ました。

それは下記のサイクルになります。
29日の発情サイクルを基準とし、発情サイクル87日より早く脱嚢
した場合は、87日目発情が訪れ、その日から14日~15日後に再度
発情が訪れる様です。
恐らく正確には、14.5日(29日の半分)で訪れると思われます。
その後は、29日毎に発情が訪れる様になります。

87日目の発情を迎えた後、又は脱嚢日発情日が同日だった場合は
次の発情は、通常通りの29日周期で、発情が訪れる様です。
上記の2パターンで、発情サイクルが訪れている事が分って来ました。

従って♂♀を別居させる時期は、脱嚢から10日以内に離せば
連続妊娠の確立が、低くなると判断する事が出来ます。

但し、上記は単独ペアの場合で、ハーレムでペアを形成させた場合は
嚢にベビーが居ても妊娠する可能性が高い様です。




ベビーの離乳時期は、発情サイクルと脱嚢時期によって
先に産まれたベビーが脱嚢から(早い周期の場合)30日~45日
経過する事になりますので、上記の日数が経過していれば
離乳時期と考えて、人工飼育に切り替えても良いと判断が出来ます。


やはり、29日の発情サイクルをカレンダー等に印をして
前後の5日位は別居させるか、繁殖以外は一緒のケージで
飼育をしない方が得策と言えるでしょう











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