シュマイ。こんにちは。
ウェールズは気持ちの良い爽やかな週末です
それでは早速、パンツ姿で手錠をかけられ、ブタ箱に入れられた親友ポールの話の続きから(笑)
トルコから戻り、主人が
週末にでも来たら
話、聞くで。
と、連絡すると、その日のうちにウェールズまで来たポール。
とりあえず、元気そうでした。
で、一緒に夕飯食べながら、留置所話を聞くことに
この写真、ジェラに送るよね
そう言って、なぜか嬉しそうに笑顔を見せるポール(笑)
キミ、家に帰れないから、ココにいるんだよね
ブリスケット、サラダ2種、ガーリックバゲット、ご飯、JJ🐶
もちろん、アルコール無しです。
さて、先ずは逮捕された時のこと。
ジェラの浮気を疑って、携帯をぶっ壊したのはうろ覚えで…。
パトカー到着と同時にパンツ一丁になって、トイレに立て篭もった行動については、
自分でもよくわからない。。。ってか、覚えてない。
とか
でも、不思議なことに警官4人がトイレのドアをぶっ壊して、突入してきた時のことや、
ドラマみたく、馬乗りで床にうつ伏せにされ、後ろ手に手錠を掛けられた瞬間は、
ハッキリ覚えてるんだそう。
一気に血の気が引いて、酔いが覚めた。
からだって。
パンツ姿でパトカーに乗せられ、自宅から30分ほどの場所にある警察署へ。
携帯や財布、もちろん、凶器になるような所持品がないのは見て明らかだったし(笑)
そのまま留置所に放り込まれたパンツ野郎ポール。
小さな高窓がある2〜3畳ほどの独房には、薄いマットレスが敷かれた簡易ベッドと便器のみ備え付けられてて、時計がないので、窓からの光で昼か夜かを判断したとか。
酔いが覚めて、喉が渇いたポールは何度も水を頼むも、毎回、紙コップに半量だけしか入れてもらえず
寒くなってきたので…パンツ一丁だからね(笑)
寝具の貸し出しをお願いしても、自殺防止のため、シーツやブランケットは渡せないって断られたそう。
マットレスを布団代わりに被って寝たらしく、看守さんに見つかると、すぐに剥がされ、
被る→剥がされる→被る→剥がされる…の攻防が繰り返されたって。。。
50過ぎのおっさんが何やってんだか。
そして、迎えた翌朝。
気になる朝食は…
イギリスの定番朝食ポリッジ(オートミール)
オーツ麦を水や牛乳で柔らかく煮込んだ「おかゆ」のようなもの。
ポール曰く、
二日酔いの朝はコレに限る
とのこと
私は苦手なので、ぶち込まれないようにしなければ。
ソリシター(事務弁護士)が来て、ポールの事情聴取が始まったのは昼前。
その際、ようやく、Tシャツと短パンを貸してもらえたらしいです(笑)
こうして、家族との『28日間接近禁止命令』を受けたあとは、再び、パトカーで自宅へ。
警官立ち会いのもと、着替えや生活必需品、車を所持し、家を出て、今に至る。。。
なんて、話をしてたら、タイミング良く、警察から、
「明日、ソリシター立ち会いで再聴取して、接近禁止期間短縮の判断をするから、出頭して。」
との連絡が入ったんです。
ポールのソリシターがアルコール依存症とDVのカウンセリングを受けさせるから、帰宅許可を早めてあげてほしいと提案。
ジェラもコレを承諾したんだとか。
そんな訳で、当初、泊まってくつもりだったポールは夕食を済ませ、バーミンガムの妹宅へ嬉しそうに帰っていきました。
めでたし、めでたし
なのかどうかはわかりません。
以上、ポールの留置所体験リポートでした