3月前半の
俳 句
みおさめの
見納めの
ローファー
磨く
卒業の朝
※イラスト画像は某サイトより拝借
下五の
字余りがよろしくないことは
重々承知しておるのです
「卒業や」と
詠嘆でまとめる下五と
どちらにするか少し迷って
最終的には
上記の俳句にしました
「卒業の朝」で〆たかったので
8年前に
高校を卒業した娘は
黒よりも茶色が好きで
通学の鞄も靴も「こげ茶色」
同級生たちはみな「黒」でしたが
卒業以来
履かなくなったローファーは
もうとっくに捨てましたけれど
県内公立高校の卒業式がある
3月1日の朝ふと思い返し作った
思い出俳句です
はなことば
花言葉
知りて
揺れるや
サクラ草
季語【春】=サクラソウ、桜草
風に揺れるサクラソウ
花言葉の意味も知らずに
風に揺られているのですよね
いや・・・もしかして
知った上で揺れているのかしら
そんなはずはないけれど
過去画像から
我が家のサクラソウをいくつか
貼りました
今年は桜草ひとつもない我が家
卒業式の定番の花といえば
サイネリアの植木鉢を
イメージする人も少なくないと
思います
※某サイトより画像拝借
サイネリアの花言葉は
〝いつも快活〟
色鮮やかで多花植物である
このサイネリアの鉢植えが
卒業の花道を飾るのに
よく選ばれるのには
花言葉も関係しているかな?
そこまでは考えられていないか
・・・というのが私の憶測
※某サイトより画像拝借
俳句的選択で
サイネリアではなく
サクラ草を持ってきました
ちなみに
サクラ草の花言葉は
〝少年時代の希望〟
〝初恋〟〝純潔〟
〝自然の美しさを
失わない〟
・・・だそうです
やよい ついたち
弥生朔
つがいの鳥の
きたる
来る朝