9月前半の俳句
です
児らを待つ
旧道脇の
きささげ
楸や
※某サイトより画像拝借
2学期目前の夏休み
8月終盤のある日
仕事での所用あって
近所の小学校へ出かけました
小学生たちの通学路(旧国道)沿いに
生えていた楸を詠みました
※某サイトより画像拝借
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。
日本各地の山地に自 生する。
夏、枝先に円錐花序を延ばし
そこに小さな白色の花をびっしりつける。
秋にやわらかいとげで覆われた実をつける。
実は熟すと裂けて暗紫色の種をこぼす。
語順を変えて
きささげ
楸や
旧道脇に
児らを待つ
児らを待ち
道沿いの
楸散るらむ
待合へ
急ぐアクセル
あきのらい
秋の雷
※フリー素材より画像拝借
待ち合わせ場所へ急ぐ
(待合=待ち合わせ)
車の中から見た
稲妻を詠みました
「雷」は夏の季語ですが
「稲妻」や「稲光」の季語は
秋
です
中七「急ぐアクセル」ですが
握るハンドル
または
ペダル踏み込む
or
立ち漕ぎペダル
(こう詠めば自転車にもなります)
などと
置換することも出来ますよね
途中から〝待つ〟ことを
モチーフに作る形となりました
俳句の勉強会があるからこそ
つづけてられている実態
なわけですが
歳時記からインスピレーションを
得ることもあれば
日々のなかで「!!」と
感じたり
閃いたりしたことを
俳句につなげたり
勿論つなげようとして結局ダメだったりw
1つ2つと俳句の体を成せたことで
3つ目を作句できたり・・・
いろいろです
ド素人ですからね
・・・という種明かし(?)をしたところで
3句目の〝待つ〟俳句です
じかま
直播きの
庭に待わぶ
秋の蝶
先月のことです
ガーデニングブロガーさんの
種プレに応募しました
ニゲラ、ホリホック、オダマキ
を
送ってくださいました
秋に播いて翌春〜夏に咲く種類です
南庭の改造計画に
いただいた種を蒔くことを
記念として作句に至りました
送っていただいた種の中で
直播きできる品種
移植を嫌う品種を
庭に播くことにしています
果たして
うまく発芽して開花させることが
できるでしょうか
ドキがムネ胸です
我が家の庭ではないのですが・・・
出かけた先で遭遇した蝶
「待ちわぶる」(待ちわびるの古語体)
には
時系列的に無理があるかな?等と
推敲の俳句以下2つ
じかま
直播きす
きばや
庭に気早の
秋の蝶
たね ま
種播かば
きばや
庭に気早の
秋の蝶
最終的に
勉強会へ参加した俳句は
こちらです click